かもめさんの映画レビュー・感想・評価

かもめ

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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

逆境にあらがうのではなく順応する。残された場所であらゆる手段を尽くして生活していく。ビクターの適応力、精神力、忍耐力は見習わないといけないな。

チャーリーと14人のキッズ(2003年製作の映画)

3.4

無職になったパパたちが保育園を開園するという、突拍子もないようで今の日本の状況と重なるようなお話。
子どもたちを枠にはめるのではなくて、個々の可能性を広げられる存在がいつの時代も必要。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

画面を通り越していい香りが漂ってきそうな音と画角。家族、友人、食材、客、技術全てに敬意とプライドを持つカールの姿勢は生活する上で大切なことだと感じた。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

これはすごい。独特な世界観にもかかわらず次第に中毒性が増していき、視覚聴覚を捉えて離さない。
世界中が暗鬱とした時代だからこそ、より観客の心の奥に入り込み、寄り添ってくれる温かさと全てを飲み込むような
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.4

“人生は美しくなる前には汚くなるのかもしれない”
失敗や混乱があるからこそ人生は輝いて見える。

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.9

要所要所の小ボケがこの映画を迫力だけで終わらせない。
大切な人を守るために命懸けで戦い回るジョン。
大人顔負けの適応力で脅威に立ち向かうエイミー。
自分が盾になって国民を守ろうとする大統領。
それぞれ
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再会の夏(2018年製作の映画)

3.0

日差しが照らす石壁が美しく、わんこもいい演技。
内容が大雑把だったので、良い意味でも悪い意味でも手軽に見れる。

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.0

"詩人は悲しみを代わってあげる人"
ぼんやりした景色の中でその言葉がくっきりと浮かんでいた。

7番房の奇跡(2019年製作の映画)

4.0

終始胸が痛くてボロ泣き。
掴み取った幸せや平穏は、もしかしすると多くの犠牲の上で成り立っているかもしれない。
そう考えると人生の重みをひしひしと感じる。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.6

後悔しないことは難しいけど、後悔することを減らすことはできる。

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.4

スリルがあって最後まで気が抜けない展開。
汚い奴らに周囲を囲まれた中で、真実を持って立ち向かうウェストは警官の鏡。

人種差別関連の映画を見て毎回思う。
悪いことしたら謝る、常識。罪人にしても警官にし
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

“あなたが普通じゃないから世界はこんなにすばらしい”
存在を肯定してくれる強い言葉に衝撃を受けた。

数学の天才で同性愛者だったアランにとって、さぞこの時代は生きにくかっただろうな。
今の世界も、本当
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

最初から最後まで魅せられた!
“毎日同じ生活を送っている”を伝える表現が秀逸。
ハッチが無敵すぎて笑いが止まらないし、やってる事は残虐でも滑稽に見える。
人は見かけによりません。

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.9

コメディでありながら、一種の悟りのような映画。生きてきた年数は決して無駄ではないと思わせてくれた。
素直さと感謝を常に携えて生きていきたい。

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.3

終盤は笑けるくらいの銃撃戦。
感情で動く人より地頭がいい人の方が周りからの支持を得そう。

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.4

同じ黒人だからこそ、ビルの罪悪感はより大きくなっただろう。
国家の治安を守る者たちの理不尽さに閉口した。

肌の色が白かったら何が偉いの?

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.6

秘密の共有こそがお互いへの愛と信頼を強くする。その秘密が崩れ去ったとき、残るのは果たして絶望のみなのか。
優作が選んだ道は愛ゆえだと信じたい。
蒼井優さんの演技が圧巻で、まさに“お見事”でした。

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.2

どこからボタンのかけ違いが始まったのか。妊娠?引越し?結婚?それとも出会い?
いつ何時でも冷静さを失ってはいけないと感じた。
狂気と居心地の悪さに鳥肌。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.4

これがハリウッド映画です!とタランティーノから紹介を受けているかのよう。

ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン(2005年製作の映画)

3.3

ラップに馴染みがなかったけど、言葉に込める思いは言葉より重いんだろうな

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.6

大事なものを守るため、血の滲むような努力をしている人には自然と周りも惹きつけられていく。
一度失った信用は完璧に取り戻せない。
そうならないように人との良い繋がりを大切に日々生きようと改めて思う。
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.4

心身に降り注ぐ苦痛とともにただ生きるだけだった人が生きる活力を見出した時、威圧感とも呼べるような生命力が溢れ出す。
過去との対峙が現状を変える一助となっていた。

オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語(2019年製作の映画)

3.5

セリフや画角が美しく、それと同時に一瞬で全てが崩れ落ちてしまいそうな危うさや侘しさがあった。困難な状況でも、皮肉り、笑い、ずっと隣にいれる関係性って憧れる。

マスク(1994年製作の映画)

3.4

たまにはこういうおバカな映画もいい。マイロがいい役者すぎた。

シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

3.2

気持ちを言葉に代えられるというのは、自分をひと回り大きく見せることができる。
ところで結局庭はどうなったん…?

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.5

生意気な子どもでも口がきけないお年寄りも、少なからず優しさを持ち合わせていればお互いに心を通わすことができる。

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.9

なんとも愉快で爽快なスパイアクション。
ソロとイリヤの凸凹コンビの掛け合いが絶妙で、スタイリッシュこの上ない。
アーミーハマー消えてしまったのが本当にもったいないし寂しい…

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.8

歪み切った愛だけど美しい。唯一の愛を見つけることができたファントムはある意味で幸せなのかもしれない。

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.6

辞書の編纂に関わる博士と殺人犯。
ことばの深さと美しさは、どの国の言語にも共通していることを改めて気付かされた。自分自身に染み込んでいる語彙が多いほど価値観や感性は豊かになるはず。

ローマの奇跡(2006年製作の映画)

3.4

約80年前なんて医療もまだまだ発展途上のはずで、ましてや戦後すぐの街は復興途中だっただろう。それでも環境、時代にかかわらず生まれてくる命はある。自分の命を削って出産する母たちは偉大だ。
結束(結託?)
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滑走路(2020年製作の映画)

3.5

切ない。見終わってからも感情が揺さぶられた。人を傷つけ、人に傷つけられる。過去を見つめ、将来を憂う。葛藤を乗り越えて、葛藤に押し潰される。そんな人生でも何か一つだけでも光となる安らぎや慰めを持っていた>>続きを読む

マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.5

とんでもない強靭な狂人だった。
様々な壁にぶつかってピアノ人生のどん底まで転落…そこからの這い上がりが凄まじい。指一本あれば事足りると言わんばかりの精神力。
ただただ貪欲に生きなければ自分の限界を知る
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