chinsukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.2

宇宙人不要説

新宿の歌舞伎町を舞台に、スナックのママ、兼探偵のマリコを通して、時には滑稽、時には不条理と様々な人々を描いています。

とにかく登場人物が皆スットボけていて、主人公マリコは流石に真面目
>>続きを読む

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.4

2001年に起きた9.11アメリカ同時多発テロ。政府は犠牲者の遺族を救済する救済基金を設立する。弁護士のケネス・ファインバーグは約7,000人の遺族に対する基金の運営に名乗りを挙げたが、犠牲者の補償金>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.4

アトラクションを知りません

まず絵が暗くて目が疲れてしまいます。睡魔も寄って来てあまりよろしくない。
ディズニーだけに絵は良いのだが、ストーリーが途中で飽きちゃう。

エディ・マーフィ版は見てないで
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.2

実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の著書を映画化

今日も元気にスクーターで現地に向かうアモルト神父。
悪魔に憑依されたとする青年に声をかける。
「オレの名前を言ってみろ」

案件の98%
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.7

Winnyというソフトウェアを公開した事により、著作権法違反幇助という罪に問われた、金子勇氏の裁判の模様を描く。

Winnyとはファイル共有ソフトであるが、いわゆる情報共有であり、現在日常で皆が好ん
>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.8

お試しで使ってみたい

主人公アルマは、ある企業の極秘実験協力として高性能AIアンドロイドと疑似恋愛をすることに。アンドロイドのトムはアルマが好みそうな行動をするが、アルマは恋愛をする気が無くあくまで
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

-

100年にもなるのか、感慨深いですね。

元々ディズニーオリジナル作品を見ないので、キャラクターをあまり知らないと思いきや、結構知ってるのでびっくり‼️

今後も楽しませてくださいね。😃

赦し(2022年製作の映画)

3.6

メインビジュアルに心引かれた

少女の頃に同級生を殺害し、懲役20年の刑を受けていた夏奈(松浦りょう)に、7年間の服役や当時未成年だったことから再審が行われる。殺害された娘の両親の父・克(尚玄)と母・
>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

長尺を感じさせぬ圧巻のドラマ展開

1920年代、先住民が石油を掘り当て裕福になったものの、移住してきた白人により法的に剥奪される事になる。本作はその統治が始まる過程での物語。

1920年代のアメリ
>>続きを読む

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版](2009年製作の映画)

4.0

ミレニアム3部作の1作目

最近アマプラで完全版として前編・後編で配信されたのを鑑賞。

2011年にデビッド・フィンチャーによってスタイリッシュにリメイクされたが、本作の方が好み。
リスベットは新人
>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

2.0

また、つまらぬ物を見てしまった

題名からして嫌な予感はしてましたが、やはり苦手な作品。

20代の男女のリアルなんでしょうね。
まったく興味が沸かない。時間の無駄。

察するに、大人になり切れない若
>>続きを読む

バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.8

フルCGアニメ・シリーズ第4弾

ゲームはバイオの初期だけやっていて、主要登場人物4人の名前ぐらいは知っています。
今回、ジル・バレンタインは初登場でメインキャラクター、しかも4人そろい踏みという事で
>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

岩井俊二監督の音楽映画3部作の一作

鑑賞直後は暫くボーっと世界観に浸っていました。

ストーリーは中学生のダークな部分を扱うハードなものですが、主人公が立ち上げたサイト「リリフォリア」での書き込みや
>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.0

最後のライフラインである水道の停水執行をモチーフに、様々な渇きを覚える人々を描く

ある映画サイトの解説に「心の渇きにもがく水道局職員の男が幼い姉妹との交流を通して生きる希望を取り戻していく姿を描く」
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

こんな熱い原作がビックコミックにあったのか

漫画でジャズを扱うって言うのにまず興味を持ってかれました。未見なので想像ですが、原作は凄いプレイをしているという体でドラマを描いていると想像します。そして
>>続きを読む

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.8

マクロとミクロの間にいるのが人間である

当時TVで見て、結構な衝撃を受けた作品で、現在シネスコのフルサイズで見れるのが感慨深い。

オープニングで「将来には実際に起きていることだろう」と希望的観測の
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

主人公ジョシュアがAIの最終兵器となる少女を巡って、AIに人間性を見い出す物語。

AI少女アルフィーの性格は至って子供である。最終兵器とあって、周りの機械を操る能力を持つ。
ジョシュアは最終兵器を捜
>>続きを読む

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.0

スイート16キラー事件を食い止めろ!


これはホラーなんですかね。コメディ寄りのホラーかな。

コメディ寄りと言っても、さほど目を引く場面は無かったような。

また、80年代の描写が中途半端というか
>>続きを読む

人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.0

もしも俳優のファン・ジョンミンが身代金誘拐にあったら

見ていて何ですが、ファン・ジョンミンさんはあまり馴染みが無くて、本人役であることの面白みを感じなかったので、脳内で知ってる俳優だと思うことにしま
>>続きを読む

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.6

ホラー界のデッドプールことアート・ザ・クラウン

前作から6年も経っていたんですね。劇場公開されず見たのは最近なので、前作との隔たりはあまり感じませんでした。
ホラーで138分と長尺ですが、ダラける事
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

シネフィル大絶賛のヒューマンドラマ

どんなもんかと見てみたら、なるほど女性の様々な問題というかアルアルを多く扱って、尚且つ心温まるドラマに仕上がっています。

主人公は34歳の未婚、彼氏無し、職はウ
>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

3.8

銭湯を舞台に笑って整う入浴コメディ

事業が上手くいかず実家の銭湯に帰った長男を主人公に、銭湯に通う住民との交流を描く人情喜劇。

湯道の家元や、お湯仙人、入浴が趣味の定年サラリーマンなどキャラも豊富
>>続きを読む

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

3.8

土屋圭市氏監修、ドリフトレースの世界を活写

CGを使わないレースのリアリティを追及していて確かに熱い。

グランツーリスモのゲームで日本1位のゲーマーが、レーシングチームにスカウトされ、実際に非凡な
>>続きを読む

次元大介(2023年製作の映画)

3.5

悪名高き実写版「ルパン三世」から次元大介のスピンオフ

とりあえず、実写版ルパンよりは面白かったです。

次元といえば、マグナム弾を装填したリボルバーですね。その威力の程がよく描かれていて印象的でした
>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

2.6

悪徳警官のインパクト薄っ

悪ガキ2人がパトカーを盗み、ちょっとしたスリルを味わうという、行き過ぎたイタズラの様子を描いていますが、
正直、ケビン・ベーコン演じる悪徳警官含め3人の大人がマヌケというか
>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督の音楽映画3部作の一作

正直、岩井俊二監督作品は雰囲気映画という印象で、あまり好きでは無いですが、本作の予告編を見てアイナ・ジ・エンドの歌が良く、劇場で見てみたいと思い鑑賞しました。
>>続きを読む

アナログ(2023年製作の映画)

4.0

アナログ人(良い意味で)同士のピュアな愛情物語

ビートたけしの初の恋愛小説の映画化。
小説を読んで無いんですが、本作を見る限りとても良い物語で、映画化するに不足なしという印象です。(何様だよ)

>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

JWと比較するなかれ

オクジュとミニは同級生。ケーキ屋でばったり出会い、それ以来、親友として交流を深めた。
暫くしてミニに呼ばれたオクジュは、ミニが浴槽で自殺しているのを発見する。ベッドには「シェフ
>>続きを読む

ブギーマン(2023年製作の映画)

2.4

油断すると睡魔に襲われる

ホラーながら、なかなか退屈な作品。
ブギーマンという設定は分かるが、目新しさは無い。
始終画面が暗いし何やってるか分からない部分があり、見る気を削いでしまう。

良い点は、
>>続きを読む

フリークスアウト(2021年製作の映画)

3.2

4人の異能力を持つサーカス団員が、ナチス・ドイツの戦火に巻き込まれる、イタリア・ベルギー合作映画

4人の能力はサーカスで見世物にする程度のものだったが、サーカス以外で生活するには無理があった。
ある
>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

3.6

すごい重い映画。感情移入し過ぎないように

思春期の息子を持つ親なら、本作に登場するピーターの息子ニコラスの普段の挙動について心当たりがあるかもしれません。

心に問題を持ち、不登校や自傷行為を繰り返
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.5

やたら高評価なのは何故なのか

自分と同世代の方は、口を揃えて評価が高い。

当時人気絶頂だったジュリーこと沢田研二さんと、菅原文太さん共演という配役の妙。
プルトニウムを盗み、原爆を自宅で製造すると
>>続きを読む

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.2

殺し屋のプロにも流儀がある

ほとんどシリーズと言っていい、リーアム・ニーソンによるアクション・サスペンス
ニーソン演じる凄腕の殺し屋アレックスは、依頼されたターゲットが子供だったことから依頼を放棄し
>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

ポリコレだの何だの言われているが素直に面白い

アニメ版未鑑賞、なので原作愛による嫌悪感や違和感は持っていない。

アリエル役のハリー・ベイリーは、問題なく可愛くて良い。陸に上がった後がどうだの言われ
>>続きを読む

バトルランナー(1987年製作の映画)

2.4

盛り上がらないのは脚本に難あり

シュワルツェネッガー主演で、同時期に製作された「コマンドー」や「プレデター」は傑作だったので、そのノリで作成したと思われる作品。

設定は「グラディエーター」とほぼ同
>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

2.8

どこをターゲットにした映画か

おそらく、本作を見る人はアントニオ猪木氏が好きで深い思い入れのある方々だと思います。
その方々が見て、納得するものだったでしょうか。

まず、猪木ファンの人生を描いたド
>>続きを読む