語られる事実と、語られない事柄から、文脈と想像力でどうしても浮かび上がってしまう悲しい真実が、やるせない。
このレビューはネタバレを含みます
僕からすれば、子供を産めないからって、好きになっちゃった父子家庭の子供の母親になるためにその父親と結婚をして、「子供のため」とかいうエゴ全開で三回も名字を変える母親は恐怖の対象でしかないので、石原さと>>続きを読む
おもしろくないんだけど、癖になる。CGとかアクションの薄っぺらい感じとか。
原作の大切な部分フル無視して絵になる構図でフワフワ終わらせた感じ。
大人の階段って上がって行くだけじゃなくて、廊下伝いに知らんうちに違う棟に迷い込んで、一回降りたり、まだ戻ったりして、でもゴールなんてハナからねえんだわな
荒地の魔女とサリマンの言動にストーリーの背景が凝縮されている。ハウルが荒地の魔女に「面白いと思って近づいた」と言うシーンと、サリマンが小姓をハウルの幼少期の姿にしている所にリアリティがある。
ソフィ>>続きを読む
デジタルアニメーションならではの映像美。
アイゼンが雪を咬む音、ピッケルが氷壁を穿つ音、凍てついた風と乾いた呼吸を含む表現、特に深町が高度障害に陥いる場面は8000m級の脅威を鮮烈に描いていた。>>続きを読む
もし彼が生きて帰ってきて、森の生活のような文章を書いていたとしたら、ぜひ読んでみたいと思った。
でも彼は自然を旅して、自然に朽ちていった。わかり切っていることだけど、人間は本当に弱い。
「幸福が現実と>>続きを読む
無音になるシーンで観客の息を呑む音や鼓動まで聞こえた、素晴らしい緊迫感の連続でした
愛情をまっすぐに受け取れなかった人は、愛情を表現するにも歪な形をなしてしまう。この映画を撮るということ自体が、それを表現しているようだった。
言葉にすることによって複雑で同時多発的な現実を平易にすることをしなかった映画。それで良いと思う。
中学生の体育祭だかなんだかの打ち上げの時に、斉藤さんという知らない人とランダムでビデオ通話ができるアプリで、クラスのお調子者の男子が通話相手の二十代前半くらいの青年に性器を見せるよう女子に言わせていた>>続きを読む
無機質さの裏にある野生や野蛮といった単語のおかげで生命の揺れがあって、破綻寸前まで膨らむ想像力が暴走することなく描き切られていて美しい。人型以外の生命もとてもかわいらしいです。
もっと早く知っていたらIMAXで観たかった、、、続編楽しみにしてます
みんなが怖い怖い言うから楽しみにしてたけど、全然怖くなくて拍子抜けした。お話自体は面白かったです。