じろちぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

じろちぃ

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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

コメディー?
ホラーでしょ。めっちゃ怖い。

人間の感情に左右されないで起動してしまう装置って、これが公開された時はコメディー映画だったかもしれないけど、AI時代の今は笑えないわな。恐怖恐怖。

陰謀
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ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.9

コ…コッポラ???
どうした???

同じ役者を使って25年のギャップを感じさせないのはまあまあ難しいんだな。(撮影当時ニコラス刑事の実年齢はたぶん22才)
その点この映画の一年前に公開されたバックト
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宗方姉妹(1950年製作の映画)

3.9

「お勘定はひろしさんが払う」
かっっわいいな〜〜
…などとのんびり観ていたら、終盤、意外な展開に凍りついた。
小津作品、こんなのもあるんだ…

ひとりひとりの描写は相変わらず魅力的だし、会話も味があっ
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

1.0

以下、この映画を好きだった人は気分を害するかと思いますので、どうかスルーでよろしく。



最悪。絶対イヤ。
個人的に人を怖がらせたり慌てさせたり心配させたりするドッキリが本当に嫌いなので、最初のイベ
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

3.0

巻き込まれ方の設定が弱いのでくだらないB級作品かと思ったら、途中からどんどん面白くなっていった。B級だけど雰囲気はいいよって感じ。

主人公夫婦が不仲となった原因がわかるセリフがあるけど、その設定必要
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街のあかり(2006年製作の映画)

5.0

人間らしい感情を持った屈託のない笑顔。どうしようもない男の無感情の日常は決して望んでそうなったものではないということを、その何気ないシーン一発で説明した。すごい。

カメラの真正面からこちらを見据える
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

5.0

ひとつひとつの事はとてもヘヴィーなんだけど、全部が軽やかでお洒落。
ブルームーンの歌詞が気になってチェックしたらこれまた切なくて。
毒強めの、切ないコメディ。

ケイト・ブランシェットってこんなに演技
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エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

4.0

キャスティング最高。
この3人以外考えられない。
更に監督バイアスで終始緊張感に支配されていた感。暖炉前の夫婦の会話シーンなどはバイオレンス映画やホラー映画ぐらいの心拍数上昇。

エンドロールが終わっ
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スティック(2019年製作の映画)

5.0

これはすごい
これはすごい映画だぞ
これはすごいぞ



フィンランドの映画
すごいな

ラストシーン、
女の子後ろ姿なんですよ。
すごくない?

ウホッホ探険隊(1986年製作の映画)

1.5

なんだこれ。

正直、田中邦衛や柴田恭平に性的な台詞言わせるな!気持ち悪い!
と思いました。
十朱幸代の下着姿とかね。
なんというか、この役者にこの台詞を言わせたら観客ははしゃいじゃうよね的な、この役
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.0

ドイツの小説家が書いたドイツ兵のストーリーを、なぜか敵側のアメリカが反戦映画として英語で製作。アメリカは出てこない。そうなると反戦映画なんだけど、「ドイツ、かわいそ!」という煽りにも見えるんだけど…考>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

5.0

優しい映画。なんとも優しい。
やっぱりこの監督、いいわー。
じんわり。

脇役だが最強弁護士爺さん、良い。
変わった事をするわけでも目立った事をするわけでもないのに最強。良い。

音楽の使い方も好き。
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パディントン(2014年製作の映画)

5.0

面白かったー

中国語の例文w
イギリス人の笑いのセンスw

パディントンはクマということ以外知らなかったので、あの帽子やコートはこんなエピソードがあったんだなと初めて知った。
サンドイッチもそうい
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

4.0

実話らしいが、
ちょっと疑ってたりして。
いや、そんなふうに見ちゃダメダメ!
物事はもっと単純に見なくては!

しかし役者さんってのはすごいなー

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)

5.0

ザ ・娯楽映画!
タイトルコールまで20分。
ここまでで既に面白い!

オープニングから想像したより中盤ちょっと渋めだったが、アクションシーンは派手だし、カッコいい。
これでいいんですよ、これで。
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浮き雲(1996年製作の映画)

5.0

めっちゃ好き。

人生が動かない時の人物の動かなさっぷりが秀逸。

泣く映画じゃないのにエンドロールのお気楽な曲を聴きながら涙が出たのはなぜ。

ゲットアップ・キンシャサ(2016年製作の映画)

4.0

湿っぽくもなり得る話を
明るく賢く子供らしくキラキラ切り抜ける。
いいね。
がんばれ少年。
いっぱいお勉強するんだよ。

次郎物語(1987年製作の映画)

3.0

知っているようで知らなかった次郎物語。

文部省選定。子供向けに作られた映画なのかな?
むしろ大人になってからの方が理解できると思う。ダイレクトにグサっとくる点も、逆にそれは浅過ぎるなと思う描写も。
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

4.5

画面が赤と青。

何もかもめっちゃくちゃなんだけど、もの凄いエネルギーで振り回されて面白かった。

えっ!アントニオ・バンデラス!
こんなモサっとしたお兄ちゃんだったの!
意外!

王になろうとした男(1975年製作の映画)

3.8

物語の中心となる冒険部分、現地の人たちの扱いやちょっとしたお色気、音楽の使い方、コメディー展開などがインディ・ジョーンズに似ているような気がする。ちなみにこの映画の6年後に「レイダース失われたアーク」>>続きを読む

緑の香水(2022年製作の映画)

4.0

巻き込まれ系。

巻き込まれた人物が、ありがちな超人でもヒーローでもなく、無駄に深掘りしないところがいい感じ。
巻き込まれて戸惑ったり恐怖を感じたりする「普通の感覚」を一緒に味わえる。
ちょうどいいテ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

舞台裏動画、最高。
見ていない人は是非一度見てほしい。
泣くよ。

撮影前のワークショップ動画
https://youtu.be/g91RzJqMNhU?si=HzDoOHqUguwUD61Q

96時間(2008年製作の映画)

3.9

リュック・ベッソンだしリーアム・ニーソンだし。そりゃ面白いですよ。
前半30分はやや退屈するけどリーアム父ちゃん覚醒してからは安定の面白さ。
リュック・ベッソンの容赦しない感が良いね。

映画と関係な
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

5.0

すごいものを見せていただいてありがたや。
アーティストだなあ。
アートだなあ。

この監督の作品を3本観てから鑑賞。
もうすぐアマプラでの配信が終わってしまうので、興味ある人は駆け足でとりあえず4本ま
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

5.0

何十年も変わらぬショーウィンドウ
そのまやかしの箱を開けて閉めるまで
使うのは暗示と催眠だけ
その手が残したもの
物言わず永遠に微笑むモナリザ

退屈な観客が見事に巻き込まれて
裏があるとは知りながら
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

5.0

し…しあわせ……!









以下ネタバレ



前知識なく見始めたが、なんとなく不穏は感じていた。なんだろう。なんでだ?
幸せで穏やかなシーンが延々と続くのに妙にザワザワして、ヤバいぞ…来る
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

5.0

冒頭からお洒落。
カラーとモノクロの使い分けお洒落。
ファッションやヘアスタイルお洒落。
街並みがお洒落。
カメラワークお洒落。
時間表記お洒落。
鏡の使い方お洒落。
音楽がお洒落。
劇中劇もお洒落。
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.5

実際にあった事件をもとに10年後ぐらいに書かれた小説の映画だそうで。10年って早いよね。まだ被害者の関係者がご存命なのに娯楽作品のネタにしちゃうんだな。
旬といえば旬なのだろうけど、デリカシーってもん
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

4.8

生と死
喜びと悲しみ
都会、田舎
激しさ、静けさ

取り止めのない会話

境界線が曖昧で
シーソーのように行ったり来たり

夫婦


愛について

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.7

映画版を観てから、こちらのドキュメンタリーを鑑賞。

このドキュメンタリーを観た自分も当然監視対象リストに…?ありえる…。
監視されても特になんにもないからどうでもいいと言えばどうでもいいんだけど、や
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ハードエイト(1996年製作の映画)

3.9

無理矢理な展開が続くけど、これはストーリーより雰囲気を楽しむ映画なのかな?
いい塩梅にお洒落。
音楽も登場人物の佇まいも。

ラストシーンもいい。

エンドロールでクリスマスの曲が流れるのは何か意味が
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スノーデン(2016年製作の映画)

4.5

でもあの後も結局は変わっていないんだろうな。

まだ「歴史」と呼ぶには浅いのに、もう映画になるのはすごいな。
もちろん当時の報道が真実とも思わないし、思想強めの監督が撮ったこの映画が真実だとも思ってい
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

手探りで曲を作り上げていくほんの短いシーンが好きでたまらない。
序盤から涙腺が緩む。

それぞれが抱えている悲しみと喜び。
表現すること。
前を向くこと。
大丈夫。
がんばれ。

「死ぬかも。でも行け
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.5

リヴァー・フェニックスに似てるなぁと思ったら本人だった。
まっすぐ前を見る時の表情がハリソン・フォードそっくり。そっくりというより演技力なんだろうな。歳を重ねればもっともっといい役者さんになっただろう
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海辺のオクトパス(2019年製作の映画)

3.8

大人のような悪い言葉を言ってみたり
大人を煽ってみたり
大人の道具を引っ張り出して大きなタコも釣れたし
もうこれで本物の大人だ!
…と思ったら…

キミたちは、もう少し子どもでいた方がいいかもね。
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