愉快なピーナッツさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

愉快なピーナッツ

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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.0

すごく地味な作品ですが、とても面白かったです。最後ふわっとしてますが、脚本がとても良いんだと思います。
パン屋で働いている愛がよくわからない主人公が、バス運転手をしている幼馴染で初恋の相手と再会すると
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.3

原作未読ですが、この配役はイメージに合ってるのでしょうか?主要キャストが15歳のはずなのに、実年齢がおそらくバラバラで、最後まで違和感になってしまっていました。
北川景子の怪演は、光ってましたが。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

原作のフランス映画「エール!」はあまり好きではなかったのですが、このリメイク作品はとても面白かったです。リメイクの大成功例ですね。泣けました。
聾唖者の家族の中で、唯一健聴者の主人公ルビーが、周囲とぶ
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

2.9

最終章に向けての序章的な意味合いがあるのか、全体的に地味であんまり盛り上がりがないように感じました。重要なキャラが、唐突に死んでしまったりしますが。
終始重苦しく、画面が暗く感じる点もスッキリしなく気
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.5

ダイヤを巡る、なかなかスタイリッシュなクライム作品ですね。逆転につぐ逆転。
メインの登場人物が多くて、序盤は誰が誰だかわからなくなりました。
セリフの掛け合いが、とても面白かったです。

SING/シング(2016年製作の映画)

4.3

良い作品ですね。所々泣きそうになりました。
音楽の力を感じます。

特に前半のバスタームーンの周りの事はお構いなしに突き進む性格が少々腹立ちますが、挫折からの成功といいますか、自分たちなりの幸せを掴む
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.4

バットマン、ダークヒーロー過ぎ。。。というのが、第一の感想ですね。衝撃的でした。
序盤の犯罪者を追いつめるシーン、むしろバットマンの方が怖かった。

バットマンの作品って、個性的な悪役の方が目立つ印象
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.5

超名作実写映画「花とアリス」の前日譚を描いたアニメ作品です。
作画がチープな印象ですが、キャラクターの動きはすごいです。滑らか。
監督も脚本も岩井俊二なので、アニメ特有のノリはなく、極めて実写映画みた
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

原作のゲームファンとしては、もっとアクションシーンを増やして欲しかったところですが、及第点は超えてると思います。
ただ、前述の通りアクションが少ないのでハラハラドキドキ感が弱く(全体的な演出もイマイチ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

演出も、画面の構図も、台詞も、装飾や雰囲気も全て、100%ウエス・アンダーソンって感じなのに、個人的にはあんまりハマらなかったな〜。
ストーリーがなく、エピソードが集まったって感じの作品かな。でも、カ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

待望のキングスマンの前日譚だったのですが、オレが待ってたのはこれじゃない感がありましたね。キャッチーでド派手なアクションやキャラクターや演出を堪能したかった。
でも、これはこれで面白いと思いました。や
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

料理映画ってシリアスなイメージがあるけど、この作品には小難しさがなく、陽気で、少々下品で、テンポがとても良かったです。音楽も良い。
感動はあまりなく、どちらかと言うと笑える作品でしょうか。
揉めてクビ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.6

70年前のミュージカル映画の名作ですね。
初めて観ましたが、普遍的な輝きがあると思います。とても面白かったです。
映画がサイレントからトーキーに変わる時の話で、コメディ要素が強いかな。
全登場人物が個
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花よりもなほ(2006年製作の映画)

1.8

是枝監督も、昔はこんなつまらない作品を撮ってたんだなぁ。
敵討ちをしようにも、弱すぎて、さらに敵にも感情移入しちゃう主人公と、長屋に住む住人たちのお話ですね。
人情物とも違うし、キャラクターも魅力的と
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

1.0

こんなにつまらない映画には、滅多に出会えないと思います。。。
三国志の歴史上の事実に、上手くツッコめてもいないし、なんで三国志を題材にしたんだ?と思いました。
福田監督作品の常連メンバーが、いつもの通
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.1

アクアマンことアーサーが、脳筋過ぎてあまり魅力的に感じられなかったのですが、内容はけっこう面白かったです。
水を表現したCGが素晴らしいですし(特に、水中での戦闘)、カメラワークも個性的で迫力がありま
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お早よう(1959年製作の映画)

3.5

こんなに中身のない作品を観たのは、初めてかもしれません。でも、嫌いではないですね。
昭和中期の日常の一コマを切り取ったような作風で、当時のご近所暮らしの面白さと煩わしさが感じられます。
子供たちのしょ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.7

公開当時流行っているのは知っていたけど(例の「助けてください!」の台詞とか)、こういう御涙頂戴の恋愛物が苦手なので避けていましたが、観てみたら意外と良かったという感じです。
演出とかオーソドックスです
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

2.8

なんか、出来損ないの岩井俊二みたいな作品だなぁと思ったら、プロデューサーが岩井俊二なのか!
大まかな設定や台詞はあると思うのですが、役者のフリー演技やアドリブを長回しで撮った作品だと思います。独特のム
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

この脚本を考えた人は、マジで凄すぎると思う。。。拍手を贈りたい。marvel作品やアメリカのスーパーヒーロー作品にそこまで思い入れのない自分も、度肝を抜かれました。
権利関係をクリアしたスタッフも素晴
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

1960年代に観ていたら、だいぶお洒落で革新的な映画だったに違いない。事実、当時としては新たな技法がたくさん用いられたとの事。
今観たら、薄っぺらくて軽薄な作品に感じてしまった。退屈。
音楽は素敵だっ
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.4

ビックリするくらいTV版のまんまで、これを映画にする必要があったのかなぁと思います。
もちろんTV版の面白さやノリがそのままなのですが、、、評価に困ってしまいますね。映画好きとしては、好意的に書けない
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.2

前作より、かなり難解な印象ですね。2回観て、やっとわかりました。
ザイオンのこれじゃない感も残念でしたね。
作中において、かなり重要なネオのトリニティに対する愛も、いまいち伝わってこない気がしました。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

強烈でした!
ホラーというよりは、B級ホラー感のあるサスペンススリラーみたいな感じでしょうか。微妙な違いですが、この方がしっくりきます。
霊の見える女の子が、下宿先に昔住んでた女性の生活を体験していく
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マネーボール(2011年製作の映画)

4.0

メジャーリーグで実際にあった話を脚色した作品ですね。
野球選手としては大成しなかった、低予算チームのGMを勤める主人公が、統計による数字で選手を評価する方法で連勝を重ねていくというお話です。
会議で旧
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チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

4.0

チャップリン史上唯一損失が出た散々な作品だそうですが、個人的には一番面白かったです(今のところ)。

不況で職を失った主人公が、金と家族のために14人も女性を殺しているという話なのですが、猟奇的な人物
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.9

レット・イット・ゴー(ありのままで)他、キャッチーな曲がたくさんあって特に歌唱シーンの多い序盤は盛り上がりますね。
CGアニメーションも綺麗です。
これと言って悪役がいなく(ハンスは悪役感が薄いと感じ
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独裁者(1940年製作の映画)

3.9

最後の演説シーンだけでも観る価値があります。
大戦中の1940年(アメリカはまだ参戦していない)に、ナチスやヒトラーに対して批判的なこの作品が作られている事が凄いですよね。
チャップリンらしいユーモア
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.2

今作には「未来では、五秒の動画が中心で、誰も他人の物語に興味がなくなる」という設定があるのですが、そんな未来が嫌な全ての映画好きの人に観て欲しい作品です。
時代劇×映画×青春×SF。結末が面白いです。
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.0

なんというか、ほっこりするような作品ですね。地味ですが、良かったです。
なんとなく程度の知識しかない状態で観たのですが、主人公のヴァイオレットが本当に主人公か?というくらい活躍はせず(特に終盤)、事の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

原作は未読で、テレビシリーズにいまいちハマれずの状態で、劇場公開時の話題になった時期は避けていて、ようやく観たのですが、この作品はとても面白かったです。
やっぱり、 2時間という限られた時間でクライマ
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.2

イギリスの音楽史上、最も成功したバンドの一つであるoasisの25万人も集客した伝説のネブワースライブのドキュメンタリーです。
曲は、フルで流れる事がほぼなく、ダイジェスト的です。
ライブ作品ではなく
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.7

スマホはおろか携帯電話さえない(作中で有線電話が重要な役割を担っている)20年前に、こんな世界観の作品が作られていた事に衝撃を受けますね。
この世界が全部仮想現実だったら?という、最近ではよく見られる
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

事故によって宇宙空間に放り出されて、危機的な状況から脱出するという、シンプルなお話ですね。
何と言っても、どうやって撮影したんだ?!という感想が一番にくる、無重力状態の表現ですね。本当に宇宙にいるかの
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.2

直近のジブリ作品「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」が大傑作すぎて、映画館で観た時に微妙な気持ちになって帰ったのを覚えていますが、テレビ放送で何度も観れるくらい作品の強度もあるし、面白いなぁと最近になっ>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

3.9

ややトゥーマッチな感じもしますが、松山ケンイチと東出昌大の熱演が目立つ作品ですね。実際にいた人物を演じるのは難しいところだと思いますが。
将棋の話が好きなんで(対局の緊張感とか)、わりと高評価かもしれ
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