fuwakuさんの映画レビュー・感想・評価

fuwaku

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隣の女(1981年製作の映画)

3.5

冒頭とか引き込まれたんだけど、深刻な恋愛ってのが今の気分には重過ぎて後半はしんどくなってしまった。

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

3.5

余裕なくてゆっくり映画観る時間が取れない日々だけど、前から気になってた一作。

ベッドのすぐ横の掃き出し窓開けたらすぐベランダに転がり出ちゃうあの部屋。
あの部屋の中の星野真里と西島秀俊がめちゃ生々し
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昼顔(1967年製作の映画)

3.5

ずーっと前に観て、「?」という印象しかなかったのでもう一度観てみた。すごい体調悪くて今にも眠りそうだったのに最後まで観てしまった。

「ん?」という瞬間がところどころにあり、その変な感じがクセになりそ
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バルスーズ(1973年製作の映画)

-

ふと思い出した。
フランスの田舎を車で駆け抜ける時のステファン・グラッペリが最高で、サントラCD探したら出てきたけどApple Musicにもあった。

若い時はかなりどきどきしながら観た記憶。これに
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

邪道とは思いながらはじめに人物相関図を検索してチラチラ見ながら鑑賞。血縁含む人間関係把握するのほんと苦手。

リアルな映像を見慣れた目には牧歌的ですらある菊人形も湖の死体シーンも、味わい深かった。ちょ
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

力技で押し切られたような。

オトコあるあるで笑ったり、オンナの生き辛さに共感してグッときたりは、もうキリがないんだよなー。それを気持ち良いと感じる程度には疲れてるし、でもそれやってても何も進歩しない
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ヴァージン(2012年製作の映画)

1.5

一つ目、うーん。
二つ目、ふざけてるのか?何もかもがひどい。
三つ目、すごいイライラした。狂ってほしいんだねー女に。

2012年の作品?
なんかもっともっと昔の感じがする。若い時に空気としてあった「
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.0

なんか私アメリカに生まれてたらこうなってたかも、と思ってしまって胃が痛い。
でも、こうなっても、何とか、何とかなるし何とかするしかないな鼻歌歌って。

この冷たくもあたたかくもない甘くも辛くもないけど
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

お互いのことが知りたくて、話して話して話しても尽きない夜。
いいなぁ。

面白いのがすごい。全く飽きなかった。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

4.0

笑わない女、いい。
笑えることなんてそうそうないんだよ。

こういうアジア人には難しいくせ毛のぼさっとしたおかっぱに若い時にどれだけ憧れたことか。

生活の中に創作がある感じがすごくいい。

サッドティー(2013年製作の映画)

3.0

私ならその熱々のティーを頭からぶっかける。

大して好きでもないなら無理に恋愛することないのでは、と思ってしまった。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

2度目。
最初に観た時はこの柄本佑みたいな男は苦手だなぁという感想だった。なんていうか、その時私は満ち足りてたんだろうと思う。

「若さって消えちゃうのかな」

歳取ると若さがわかる。
若い時には若い
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.0

今まで観たホン・サンス作品の中でも男のキモさがすごくて(こういうニコニコしてキモい奴、本当に無理)心が全く動かなかった。
出会った当日に既婚者に居酒屋で「愛してる」とかいって泣かれたらホラーだわ。
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

女性3人がとても良かった。

深い余韻を残すとまでいかないけど、楽しめました。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

一度観たことあるのにすっかり忘れちゃってた。

3人ともそれぞれに哀しい。

エマ・ストーンの瞳、って「撮る人」からしたらめっちゃ「撮りたい」瞳なんだろうなぁ。
サラからの手紙を盗み読んで溢す涙が美し
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.0

ジェシーよかったな。まだ若いからな。

ブレイキング・バッド→ベター・コール・ソウル→今作の順番で観てしまうと淡々とした印象しかない。ジェシーはどうなったのかを見届けるためだけに観た。
マイクとのシー
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

このふたり、何だかんだで別れないだろう感が最初から漂ってる。

こういうふうに、だましだましの関係性でもお互い絶望しなきゃ夫婦ってやっていけるのかもとは思うけど。うーん。ここはお互いが同じくらいのだら
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

中盤はあまりにしょうもなく正直で笑ってしまったんだけど、最後まで観た感想が「なんか気持ち悪い」になってしまった。
何でかまだよく分からない。

さとうほなみさんは超絶美人でびっくり。ミュージシャンでも
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

ちょっと疲れた。

一見地味で冴えない現実のこの人生を肯定するのにここまでの情報量が必要なのかとは思ってしまった。

この人を選ばなかったら人生どうなってたのかなって思考を最大限まで極端にやったらこう
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午後3時の女たち(2013年製作の映画)

3.5

「女でいたい」ってコピーは微妙。

マッケナの扱いがちょっとなーとは思うけど、テーマは普遍的でリアル。「退屈」と思ってしまう心の鈍化って人を狂わせる。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.5

たまたまテレビで観ててこれが始まったら何となく2時間観ちゃうかも・・・ぐらいの感じ。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

ずっと苦しそうで観るのを躊躇ってた一作。観てよかった。

なんで女子トイレを観ながら泣いてんだろうというあのエンドロール。

あまりに生理に直結した感覚を描いてるから、あれだけ無機質な画面じゃなかった
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

2.5

こっちが吐きそう。

ここまで好きになれる人物が出てこない映画も珍しい。この世界に私がいなくて心底よかった。
若いから辛いというだけではない地獄。

でもこの主人公は何かしら成長はするかも、という希望
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街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

4.0

お、お掃除ですか、それは。

こんな短い時間で目と耳を楽しませてくれた上にどすーんと食らわせるの凄い。

夏物語(1996年製作の映画)

3.5

メルヴィル・プポー、くるくる頭がかわいい、と思ったら散々。男には容赦ない。

アマンダ・ラングレが赤いビキニで登場した時の眩しさ。健康美とはこのこと。

カセットテープに8トラックレコーダーの90’s
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春のソナタ(1989年製作の映画)

4.0

いやー好きだった。おもしろかった。

ジャンヌの着てるブラウスが欲しい。ロメール観てるとみんな洋服が似合うなぁと、びっくりする。ノーブラでだらしなく見えないの、ほんと凄い。

女がみんな可愛いくて愛お
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冬物語(1992年製作の映画)

3.5

行動だけ見たら頭おかしい女を優しい視線で見つめてるとこ好き。
ここまで行き当たりばったりで滅茶苦茶だと普通に人生狂うのが現実だろうけど、そうしないでこういうラストにするって結構びっくりした。
正直、中
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