fuwakuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

恋の秋(1998年製作の映画)

4.0

中年が何をやっとるんだと思いながら観てると、これは最後泣いてしまう。
中年だからこそのこんな恋だよね。いいわぁ。人生の秋にこそ恋は必要。
歳取ることの味わいよ。若さの眩しさよ。泣ける。

ある男(2022年製作の映画)

3.0

原作を先に読んですぐ観た。

仕方のないことなんだけど、キャストの顔面が良すぎるのと、どうしてもダイジェスト感が拭えない。

あのエピソードをあそこに持ってきたのがよかったのかどうか、ちょっとよく分か
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.5

だる〜
なにもかもだる〜

という気分にあまりにマッチしすぎて
観るタイミングを間違えたかもしれないけど、後からじわじわと効いてきた。

あまりに冴えなさすぎてだるい逃避行。
だるい人間が何やってもだ
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

-

これもかなりの序盤でキツくなりやめてしまった。たぶん、疲れている。
元気な時に観てみたい。続きは気になる。

アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.0

おもしろかった。無機質な画面なのに血が通ってる感じがする。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.0

元カレが柄本佑でボロアパートのお隣さんが綾野剛でバイト先のレンタル屋に菅田将暉がいて友達の松坂桃李の属してる劇団の団長が峯田和伸で、ってキャストが豪華すぎてギャグみたいになっちゃってる。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

-

久しぶりに途中で観るのをやめてしまった。二つ目の事件の設定がキツすぎてこれ以上観たくないと思ってしまった。体力ある時じゃないと難しい。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.5

お話はけっこう陰惨で観ててどんどん気は重くなるのだけれど、アンナ・カリーナから目が離せない。
ふりふりブラウスにカーディガンに膝丈スカートなんて普通ただの変な事務員にしかならんのに、あの格好で踊る可愛
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

おもしろかった。

東出くんって俳優として唯一無二の不気味な存在感あるなー。
麦の時の、発声からしてこいつヤバい感も
亮介の時の全方位的な誠実感も
ナチュラルではないのが独特。
下手というのとは違う気
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軽蔑(1963年製作の映画)

3.5

お洒落インテリアの中で最強に美しい肉体を持つBBが最悪に不毛な会話を夫と延々続けるのを観ると、人間て・・・と思ってしまう。

たしかに「軽蔑」が芽生えてしまったら難しいね。どんな美貌、素敵なライフスタ
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.0

んー歳を取りすぎた。
岡崎京子の原作じゃなくていい気がする。
あまりに空気を吸うように岡崎京子を90年代青年期に摂取していたので、時代と切り離した岡崎京子は全然ピンとこない。
映像も役者さんもみんな良
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

3.5

「人のセックスを笑うな」に頭が支配されてしんどかったので、これも観直してみた。
こっちはまだ冷静に観られる。
なんでこんなにイチャイチャシーン撮るのが上手いの?

終盤で麻生久美子が言う、使い古された
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

5.0

こ、殺される。

昔観た時も直視できず、観直したいけどコワくてサントラばかりを聴いてたが、満を持してなぜか観てみた。

やばい。全てのシーンがよい。

そして恋愛映画としてはもう、吐きそう。こんな都合
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北の橋(1981年製作の映画)

4.0

パスカル・オジェ、宇宙でいちばん革ジャンとデニムが似合う。
やっぱり声が天使のようにかわいい。
この親子はなんだか浮世離れしてる。
それが世界観にぴったり。
リベルタンゴが意外だった。

声にたまにデ
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勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)

3.0

ジャック・ドゥトロンてこんな人なんだ。歌手としてしか知らんかった。

自転車であんな田舎道を走ってみたい。

柔らかい肌(1963年製作の映画)

-

まだ観たことないから観とこうと思って観始めたら観たことあったこれ。男の視線のキモさで思い出した。
オープニングの手がいい。

ラストが鮮烈だったけど、なぜか違う映画のラストと記憶違いしてた。

妻の微
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.0

切ない。

これワルターの年齢に近い時観た時は全くピンと来なかったのに、エリカ側の今、胸に迫る。

あの手紙は、エリカからのラブレターだったのにね。ベッドの下から宝物を出すように秘密の道具を見せるエリ
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アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)

3.0

クズオブクズ男をここまで描き切るためにパリまで行ってこの作品を?

なぜやたら腕相撲をやりたがるのか?

パリでその格好で(いっつもスーパーの袋みたいのぶら下げてる。Gパン、気が遠くなるほどダサい)可
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満月の夜(1984年製作の映画)

3.5

プラスチックぽいカゴバッグかわいい。
パスカル・オジェの声がかわいい。
嘘みたいにスタイルがいい。

なんでこの男と付き合ってんの?って最初から思わせるので、ラストはこれで良かったね。

関係ないけど
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よく知りもしないくせに(2009年製作の映画)

2.5

この主人公はヒドすぎて、無理。

「若いから 退屈だから 男だから」
それだけだよ。名ゼリフ。

デュエル(1976年製作の映画)

3.5

わっけわかんな!

のに、観てしまう。
よくわからん説得力と緊張感によってなんも納得できないのになんだかよくわからんところに連れていかれる。

アコーディオン含んだ演奏のシーンが長くあって嬉しかった。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

-

じゃがいもを茹でる間に
自分の家で・・・
なんというマルチタスク
とか思って観てた序盤。

横着してごめんなさいと思いながら、家事をしながら大半を観ていた。
画面とあっちとこっちで同じようなことをして
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それから(2017年製作の映画)

3.5

この社長・・・佇まいが知ってる人に似てて若干動揺したんだけど
だめだこりゃ
って男をとことん描くなぁ、ホン・サンス。

タクシーの中のキム・ミニの表情がくるくる変わって超絶可愛く、雪が降ってきて恍惚と
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.5

ふたりの組み合わせが最高。
服装の違いも良い。
そして、音楽。やっぱり笑っちゃう。踊るシーンめちゃ良いけど。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.0

砂糖の食べ方が尋常じゃない。
20代のとき、お菓子しか食べない女とか異様に偏食な子が周りにも居たな。

観たことないセックスシーンだった。

なんとなく、20代の時に観ておきたかった。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

アンリ、お前はポーリーヌに触んな。
節操なさすぎて驚愕するわ。

ポーリーヌが眩しくて眩しくて、それだけでありがたい。
大人たちの恋愛模様はまぁ、好きにしろって感じだけど(自分の元恋人を15才に押し付
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美しき結婚(1981年製作の映画)

3.5

なにこの音楽。
初っ端から笑ってしまった。

サビーヌ、しょーもないけど、なんか心が痛いわ。身に覚えが1ミリもないかと言ったら嘘になるわ。

メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

3.5

なんだかんだいって最後まで観られるのが不思議だけど、長いー。セリーヌとジュリーはいいけどこっちは長いー。出てくる人が皆シリアスなのがしんどいのか。

外人の顔見分けつかないアイの私には森の追いかけっこ
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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.5

キム・ミニのホットパンツの後ろ姿が意外と肉感的でわおーと思ってたら、おもむろに説教始めやがって蹴り入れたくなった。
クソ。

この監督役のひとや女ボスの外見がいかにもすぎる絶妙さだった。

次の朝は他人(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観てしばらく経ってから
もしや、これって全部、色んなパターンの頭の中の妄想なの?!
てことは、「小説」のママも妄想ってこと?
どこからが、妄想?

と、思えてきた。

キスシーンが妙にエロい。
そのエ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

キム・ミニに変なカツラ被せて何をやっとるんだ?という思いが途中まで拭えなかったけど、面白かった。