gakuさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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すてきな片想い(1984年製作の映画)

3.9

ゴリゴリなラブコメ。
モリーリングヴォルドが見たいが為に鑑賞。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.9

ジムジャームッシュとかアキカウリスマキのユーモアが好きな人にとってはご馳走みたいな映画。サエないドレス近所で捨てんなよとか、映画館デート邪魔すんなよとか。終始ユーモアたっぷりで進行していく。見終わった>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.8

ニートがニューヨークのディープスポットを徘徊する映画。
魅力を完全に欠如させ、若さだけが残ったアレックスターナーのような青年が主人公。
主人公に負けない個性的なキャラクターとの出会い別れを繰り返す、特
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.7

エルファニング、ニコールキッドマン、アンガーリーライス、キルスティンダンストなど錚々たるメンツが住む館に拾われるラッキーボーイの話。
思ったよりあっさりした内容。
女優陣による誘惑の醸し方が良かった。

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.4

ポールニューマンの魅力が爆発。
主人公クール・ハンド・ルークが反骨精神を体現。基本寡黙で時折見せる不敵な笑みが堪らない。車の洗車、ジョージケネディとのタイマン、賭けゆでたまご50個食い、穴を掘って埋め
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.9

『記者たち』『バイス』を鑑賞した上で、本作を見ると本当に過酷なのは静寂やメディアに踊らされているCIAや兵士なのだと改めて感じた。
イラクの大量破壊兵器保持が虚偽だった為、9.11も本当にビンラヴィン
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.5

豪華三監督による東京オムニバス。
レオスカラックス狙いで見たけど、期待と裏腹な内容だった。ドニラヴァンはメルド語ではなくフランス語を喋って欲しかった。
逆にミシェルゴンドリーとポンジュノは良かった。特
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出発(1967年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ポーランド版ヌーヴェルヴァーグの様な感じの作りで、劇中ジャズ?の音楽が響く。
大人は判ってくれないのアントワーヌが主人公で、イケメンの青年になってた。
美容師マルクにレースの夢はまだ早かったてことなの
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

女性を夢見る主人公ナナが娼婦になる話。
12の構成の中で、8の昼下がり-金-洗面台-快楽-部屋が印象的で好き。車内で男がナナに娼婦のイロハを語る。その後、2人の会話はそのまま流れていき映像が実際に何人
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.8

おそらくフレッドペリーの一社提供映画。
最後にみたビルマーレイがゾンビランド2でのクレイジーな役だったので、今回の対照的な役には笑ってしまった。
過去に付き合った女性を巡る旅へ出る。特に2軒目のドーラ
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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.8

ロジャームーアから明らかに若返り、過度なギャグも減り、女性と出会した瞬間に営むようなモラルの欠けた行動もなく、純愛でクールなボンドだった。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.8

テニス中継終了後にMJの音楽が流れたのでチャンネルそのままにして見てしまった。ライブに携わる人々の熱量から、憧れの存在と共演する歓びが伝わってくる。マイケルのステージを見学するバックダンサー達の眼差し>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.0

道徳無し、暴力有りの劇薬映画。
若き日のウディハレルソン、ジュリエットルイス、ロバートダウニーJr、トミーリージョーンズなど豪華俳優陣が終盤全員クレイジーと化す。インペルダウン編みたいな囚人暴動が繰り
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

ポールダノ観たさに鑑賞。
ラストシーンのサラ「what the fuck!」
全てのシーンの俺「何だこれ」
ハンクのスマホ、残り10%だった充電がとんでもなく長持ちしてたので俺も早く新しい機種を買わな
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

おそらくティファニーの1社提供作品。
思ってたのと違った。主人公のホリーの情緒・行動がクレイジーすぎてついていけず。作家のポールも彼女にどんどん追っていくので、呆れてしまった。猫にも八つ当たりで散々な
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ハスラー(1961年製作の映画)

3.9

これぞハードボイルドな作品。
若き日のポールニューマン演じるエディが賭けビリヤードで無敗のミネソタファッツに挑むというシンプルな話。ゲーム中、周りが固唾を呑む程の緊張感が心地良い。
ラスト15分のエデ
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

ミカエルアース。
ダヴィッドが新しく部屋に住むロシア夫婦を迎えに行った際の駅でのシーンが印象的だった。人混みの中で寂しさゆえの涙。声を押し殺す感じがリアル。テロで姉が亡くなり、アマンダを抱えることにな
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0

おそらくKANGOLの1社提供作品。
冒頭でサミュエルLジャクソンとロバートデニーロが仲良く座ってるのが映った瞬間からもう最高。そしてブリジットフォンダの足裏カット。個人的にはやっぱり好き?好き!
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.7

流石に80sに入ると映像が綺麗。
前半の舞台はインド。蛇使いが笛で007のテーマを奏でて歓迎。ジャングルに入れば蜘蛛、蛇、虎。敵は象に乗ってチェイス。水中に入ればワニと思いきや、Qが手配したワニ型のボ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前衛的なサブリミナルOPと顔が合わさるシーンが印象的。女優エリザベートと看護師アルマは2人で1つだった、ように見せる映画だと推理。それぞれ別人物だと勝手に思っとく、別々に別荘を出発したしな。2人のぶっ>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

子供の頃なら誰しも抱く大人に対しての不信感を上手く表現している。と思ったが、途中両親から明らかに見捨てられ先生にも恵まれず彼は少年鑑別所に。さすがに可哀想。これから誰が彼の不信感を取り除くのか心配にな>>続きを読む

恐怖省(1944年製作の映画)

3.8

これからは問題を起こさぬよう精神科の先生に念押しされた男が退院後すぐに犯罪に巻き込まれてしまう話。バザーで不気味すぎる重さ当てゲームを行い、見事賞品のケーキを貰う所から全てが始まる。当時の時代背景もあ>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.2

今まで見たHIV関連の映画の中でこんなに前向きでゴキゲンな作品は初めて。主人公ロン役のマシューマコノヒーが最高にイキイキ。女・酒・ドラッグの3点セットを身体に取り込みながら生活する粗暴なカウボーイ。し>>続きを読む

処刑人II(2009年製作の映画)

3.8

ボストンにクールな聖人達がカムバック。
今回はマクマナス兄弟、船で知り合ったメキシコ人ロミオ、3バカ刑事、美人FBIがまさかのマフィア処刑ドリームチームを結成。
メキシコ愛強めで、涙脆い男ロミオの加入
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.9

オードリーヘップバーンと言えばコレ。
アン女王が美容室でバッサリ髪を切ってショートカットになる過程は何度見ても美しい。
好きなシーンはジョーのアパートのおじいちゃん管理人の入り口警備。でかい銃を抱えた
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

料理修行の為フランスに旅立ったサブリナ。2年後、品のある美女に変貌しカムバック。物語が進むにつれて、あれ?ハンフリーボガートでこの流れはカサブランカやん。飛行機ならぬ船であのパターン?また彼は置いてけ>>続きを読む

リンカーン(2012年製作の映画)

4.0

ダニエル・デイ=ルイスが合衆国憲法修正案の可決と南北戦争の終結に全力を注いだリンカーンを熱演。
奴隷解放の意味を持つ修正案を民主党が反対しており、当時は共和党がリベラルだったことにも驚き。修正案を支持
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007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.8

ジョーズスマイル待ちをしている自分がいた。強いのにドジで憎めない可愛いジョージ、今回は序盤から登場。空港の金属検査に引っかかり、祭りでピエロに扮するも観光客の集団に流され、ロープウェイの大破に巻き込ま>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9

主人公ベンジャミンバトンが歳を取るごとに若くなっていくスタイルは新鮮。そんな彼の誕生から死没までを描く。
足枷付きの人生だったがそんなの関係ないのかもしれない。人はみな運命の歯車には抗うこともできない
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

短髪デミムーアと元気印ウーピーゴールドバーグが印象的。序盤の陶芸まではあまり唆られなかったが、サムのゴースト化以降は面白い。終盤のカールはもうホラー。モリー宅にて自ら飲み物を服に溢す演出には寒気。どん>>続きを読む

肉体の冠(1951年製作の映画)

4.2

大工マンダと娼婦マリーが一目惚れ→純愛。恋敵ロランとの1対1の真剣勝負や義理堅い親友レイモンの逮捕など様々な試練を乗り越えて、ギャング頭でクズなルカとのあのシーンを迎える…
見た人は分かると思うが、マ
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死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦中の製作とあって派手さはないが緊張感は凄まじい。何よりナチスドイツ占領下チェコスロバキア人の祖国を愛する心が強烈に描かれていた。ゲシュタポに人質として捕まった者達が死刑に向かう仲間に響か>>続きを読む

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.8

ソ連の諜報機関KGBのトリプルXと呼ばれる女性スパイと共闘する本作。
ここぞという所でコメディも炸裂。
ホテルの従業員の死体の上ににout of orderの札を置いちゃうし、カーチェイスで敵のクルマ
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キャロル(2015年製作の映画)

3.9

主人公のテレーズとキャロルの絡み合う視線や色気による駆け引きがとても美しく、心を掴まれた。今回も大好きなルーニーマーラーの体当たりな演技に脱帽。車で移動中のシーンも鮮やかだった。
けど、やっぱり脚本に
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

緊迫感とユーモアのメリハリが良い。
ソ連のとある基地へ核爆弾を落とす通称"R作戦"決行前の非常用荷物確認。
タバコの箱くらいの大きさの聖書付ロシア語会話辞典、チューイングガム9個、コンドーム1箱、口紅
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