死期の近い独身大富豪フルトンがドラッグストアで働く老人とのダブルフェイスに。遺産相続を最愛だった女性の遺族に渡すことを決意するのだが、まずはその家族をしっかり詮索しようと下宿人として名前を偽り一家に潜>>続きを読む
貧困芸術家3人組の奇妙な暮らし。中でも恋人ミミに対して名言なのか迷言なのか分からないがクールな言葉を放ちまくる画家ロドルフォが印象的。マッティペロンパーは何演じててもハマるし、映える。喜びや哀しみ、苦>>続きを読む
唐突の調印式からのライブ。
6曲目、リーゼント軍団とソ連?の軍人達がボブディラン。彼らが映画ではあまり見せなかったイキイキした表情がいい。
好き。
冒頭マッチ製造シーンが心地よい。
そこから製造ラインで働く女性イリスの日常に切り替わっていく。個人的には序盤のカティオウティネンの日常風景が魅力的。これが70分間ずっと続いても飽きないと思う。>>続きを読む
カウリスマキ処女作。
俺が殺したかったのは道理だ。人じゃない。
世の中、罪を犯した人間が法で裁かれることなく堂々と生きてることがある。自らの手でそいつらに鉄槌を下せば、下した人自身は当然罪に問われ法の>>続きを読む
α60の支配によって感情が消された世界。
そんな世界に未来版007?のレミーが仲間の救出任務を受け、潜入・調査していく。
作中α60がダミ声でベラベラと喋る内容は正直難解(長いし)だが、それ以外は比較>>続きを読む
おそらくキャデラックの1社提供作品。
失業、父の自殺、全財産の強奪。そんなどん底の人生に差し込んだ一筋の光。どんな困難があってもその光を絶やさずに一途に力強く生きるカスリネンが最高だった。
河か海の岸>>続きを読む
企業上層部のドロドロ覇権争い。罠や口論が発展し、容赦なく人が亡くなっていくが殺害した犯人は全く捕まらない(警察何してるん)。ステレオが頭にささって死ぬシーンは語り草。
ハムレットから始まりハムレットで>>続きを読む
事件の結末は割とあっさりだが、それまでの過程の中に濃い人間ドラマが緻密かつ丁寧に描かれているのでとても満足。
父と息子のこの何とも言えない距離感が良い。親として、判事としてのプライドなのか頑固で意地を>>続きを読む
邦。高齢化とAIの暴走。カタマリ魂みたいにAIベッドが物を吸収しながら進化していくのが好き。
今は高齢化問題だけでなく未知のウイルスによる感染症の問題も出てきているので、介護・看護用AI搭載ロボットと>>続きを読む
アイドルから女優へと転向した女性の葛藤にストーカー犯罪や多重人格などの要素を詰め込んだ映画。アニメなのに過激な暴力や性描写が多くて新鮮、目潰し刺殺はちょっと引いたけど。途中現実と夢の境界があやふやにな>>続きを読む
ボガート演じる探偵サムがある依頼をきっかけに秘宝大争奪戦に巻き込まれてしまう。用心棒を引き連れた悪党だろうが、嫌疑を向けてくる警察官だろうが、涙で訴える美女だろうが感情を抑えて冷酷に対応する。ラストに>>続きを読む
弟は結婚して幸せな暮らし、元凶の母は釈放され恋人と新たな人生を歩み始めてる。父の死にいつまでも囚われているサムのおいてけぼり感が否めない。やるせない感情を隠しきれないラストだった。
そんな事よりレアセ>>続きを読む
大好き。
こんなメロドラマ、カティオウティネンとマッティペロンパーだからこそ成立するのでは、、淡々と繰り広げていく会話の中に光る抜群のワードセンス、沈黙時の哀愁に満ちた表情と吸いに吸いまくる煙草。
初>>続きを読む
故郷での生活に絶望を抱いた15人のフランクが街の反対側にある理想郷を目指し旅立つ。冒頭の決起集会までは良かったもののヘルシンキで15人は散り、そこからまさかの自由気ままなサバイバル生活が幕を開ける。途>>続きを読む
クリエイションレコーズの栄枯盛衰。当時レーベルに所属していたバンドやスタッフの証言により、カリスマ創始者アランマッギーを紐解く。
流石に連チャンだとお腹いっぱい感が否めない。前作の続編だが、時間を空けての視聴を勧める。
モーゼに生まれ変わった元独裁者がカムバック。アイツの鼻を切り取り、カウボーイズを引き連れ故郷に向かう。CIAの>>続きを読む
トンガリリーゼント・革靴の音楽集団がロシアからアメリカ、メキシコを目指すロードムービー。鬼シリアスさは流石カウリスマキ。マネージャーのウラジミールは鬼畜。金を牛耳り、メンバーには道中生タマネギや生セロ>>続きを読む
フリーギグ。突然の発表にも関わらずあっという間に集う熱狂的なファン達。インタビューを受けた方々がとにかく癖揃い。義父が心臓発作で倒れたと会社に嘘をついて来た奴、建設現場をほったらかして来た奴、チケット>>続きを読む
お爺さんジョーの思惑にまんまとハマり利用されていく映画監督志望のアルドルフォ。それでも要所要所で助けてくれるジョーに仕方なく付き合う主人公の姿を見てると、腐れ縁てこういう事なのかとにんまりしてしまう。>>続きを読む
マギーとフランキーの下した選択。絶望感を抱いたが、最後ジムに疾走中だったユーレイ男が意気揚々と舞い戻って一言「誰でも一度は負ける」。負けるのは良いが、そこからどう勝ちに持っていくかが大切。マギーが選ん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久々のトムクルーズ。女性を落とすナンパ術セミナーの講師を熱演。えげつない髪型でベラベラと喋るおかしな役やってんなーと思ってたら、後半グッとシリアスになるからすごい。
3時間の群像劇で終盤までみんなが苛>>続きを読む
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「印象としては毎朝5時半起きで通勤時間1時間半、クソ上司にこびへつらって、育てた子供らは親の言うことも聞かず妻は自己啓発に夢中で気が狂いそうなパパ」
「これだ」
「そうあんな感じで」
"あと1センチの恋"よりは面白い。
前半のクズすぎるデクスター以外は好き。
あと留守番中のデクスターと小さな娘を尻目にこそこそと浮気する元妻も嫌。
よくよく考えてみれば相手は友情って言っとるのにこんな>>続きを読む
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地獄のベトナム戦争から帰還した男が、祖国アメリカで狂気じみた殺人鬼に追いかけ回された後無惨に殺される。犯罪に関わってしまうと分かりつつも金に手を染める主人公モス(妻がいるのに)。金を取り返そうとするメ>>続きを読む
小学生の頃狂ったように見ていたトムとジェリー。ダイナマイトの譲り合いから奪い合いに変わるシーンが懐かしい。
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小さな島でのんびりと暮らすいかにも平和主義って感じの夫婦が一変。戦火の渦(内戦の)が島に広がり、怒号のような銃撃音と共に画面は煙に包まれていく。夫婦が戦争に直面していく中で夫の頼りなさ、軽薄さ、自己中>>続きを読む
スモークのB面。
ブルックリンで煙草屋を営むオーギーと店にやってくる街の愉快な人達の日常。
建前では煙草屋だがオーギーが話していたように顧客には新聞や雑誌を買う大人もいれば、学校帰りにお菓子を買う子供>>続きを読む
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終わり方が好きだった。見てる途中、ジャケットの独り哀しげに銃を持って座ってる主人公を思い出し勝手に最悪の結末を想像してしまった。実は最愛のマルコがニキータの敵対関係で政府から彼を殺す指令を受けるみたい>>続きを読む
冒頭、第二次世界大戦前を舞台とした作品との前置きがあったのでどんな内容なのかとちょっと身構えたが、結局はパーティでの仰天色恋沙汰騒動だった。とにかく当時は社交界の規則として嘘が横行した世の中で、退屈し>>続きを読む
女優ジャンヌバリバールの歌手活動ドキュメンタリー。歌唱トレーニングやリズム隊との音合わせ?等ライブに向けた準備を淡々と行っていく。正直彼女の事を全く知らない為ドキュメンタリーとしての面白味はなかったが>>続きを読む