死体=物質=書き込みを待つ媒体mediumが、その書き込みが繰り返される過程で精神(のように思われるもの)を惹起する。作中、遭難者が死体を「友だち」と呼ぶ。ここでの「友だち」とは、精神とその生成過程を>>続きを読む
ニート、童貞、厨二病、黒歴史、とかつてみうらじゅんや伊集院がプッシュしていまや陳腐化しきった20年前のフレームを多用するが、その実、そういう単語をちりばめるだけで「ネタ」や「ギャグ」はついぞ見当たらな>>続きを読む
アパレル事務所に雇われた地味な聾唖の(自らの声を持たない)女性が、予期せぬ自衛で人を殺し、家に変えると冷蔵庫に小分けにされた死体があり、その死体が「ほとんどの人がやったことのない行為を私はした」ことの>>続きを読む
熱病にかかった子どもが死の淵をさまよいながら見る夢