最近、岸辺の旅、CUREと黒沢清作品を続けて観ていて、どちらもかなり好きだったので回路を見たけど微妙だった。黒沢清らしさはあるけど、音楽もストーリーも映像も役者も全て微妙に足りてない。黒沢清云々を抜き>>続きを読む
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赤い点滅と溢れた(漏れた)水は劇中において催眠の呼び水とされる。踏切のランプや高架下でのパイプ漏れ等々それは序盤から多く見られ、思えば映画の冒頭にも血を洗い流す水と点滅するパトランプが映っていた。また>>続きを読む
大友克洋の初期短編を思わせるような強い日差しの為に白飛びした下町を歩くシーン、暑さの伝わる良い演出なんだけど、同時にdvd画質+白飛びのせいで折角の下町の細部が見えづらい気もする(まあ白飛びって細部を>>続きを読む
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隠れ家での遊びといえば、最初は拳銃と缶を用いたウィリアムテルごっことロシアンルーレットというヤクザ然としたバイオレンスなものだったが、沖縄の海に懐柔されるようにしてトントン相撲や落とし穴のような幼児的>>続きを読む
劇中で、「不思議で、最近洗い物しても手が荒れないんです」「それはね、水が合ってるのよ。水の合う場所で暮らすのは大切だわ」という旨の他愛のない会話がある。
それは「水が合わない」という慣用句を文字>>続きを読む
今までで見たランボー1,2,3の中で一番外連味があって、見ていて楽しい
ハインドとランボーの運転するT-72が刺し違えようとするシーンは色々吹っ切れてて面白い
チャッピーと同じく、
SFガジェット:最高
SF世界観:優秀
ストーリー:普通
みたいな感じ
家庭・生活に悪夢が侵入してくる話かと思ったら、元々悪夢的なリンチのアート作品に家庭・生活が侵入してくる話だった。
ヘンリーもメアリーもMrs.X(Mrs.X自身の彼女の母親らしき老婆に無理矢理料理を手>>続きを読む
前作の方が良かった気もする。
ランボーが己をエクスペンダブルと揶揄するのは同じくスタローン主演のエクスペンダブルズを観ているとテンションの上がる場面だ
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ポストアポカリプスものあるあるの主人公と犬のコンビはやっぱりすごく良かったけど、犬が退場し、やべぇ女が出てきてから盛り下がった。天啓で生存者の村の位置を知るのは、流石に日本人には理解できない
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最後は蛇足だけど、それまではアポカリプスものの傑作だと思う。
陽に透かされて煌めく綿毛の飛ぶ川辺で死体が次々に流れてくるシーンの「残酷な世界はどうしようもなく美しい」感じとか、血の気が多いけど一応主人>>続きを読む
二時間無い映画なのにやたら時間の流れが遅く感じる映画。
映画の殆どがクラシックのかかる静謐な場面で構成されている上に、これまた殆どが身分詐称がバレるかもしれないという緊張感が漂い続けるからだろう
そも>>続きを読む
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主要の登場人物は社会性に難のある者ばかりで、舞台になるCUBEは誰も首謀者はおらず、関わる人全員が己の保身と給料だけを見て、機械的にそれぞれの役目を果たしてできた無意味の公共施設という代物。つまり公>>続きを読む
冒頭20分とラストのバトルは傑作。迫撃砲が壊れたからその弾の信管を物理的に叩いて起爆させて投擲するのとかが良かった。フーバー!
スピルバーグは手掛けた映画の多くに、家族というテーマがあるらしい。なるほ>>続きを読む
ブラッド・ピット演じる"ウォーダディ"のファスナーがグレネードピンだったり、彼が鹵獲したStG44を使っていたり、敵のティガーⅠが本物を使っていたりするのが萌えポイントらしい。戦車戦は嘘ばっかりだけど>>続きを読む
同監督のセブンみたいなスリリングなサスペンス要素もそこまで無いし、推理要素も微妙で、殆ど人間ドラマに割り振ってる感じ。しかも全二時間半。面白くないわけじゃないけど少し退屈だった。
初Jホラーがこれで正しいのかはわからんけど、安っぽいジャンプスケアも無し、ストーリーも捻りがあって面白いと作品自体には結構満足した!盛り塩と背高のっぽ、ネオ登場のあたりが好き
脚本に無駄にない!凄い!と思ってたけど、そういえばトリケラトプスやブラキオサウルスが罹患してた病気の件はどうなったんだ?(原作小説ではちゃんと解明されるらしい)
大幅にアレンジされてるも原作に負けず劣らずの完成度。食堂のシーンが特に好き(クチャラーとキモい魚の煮付け!)。後半はやけに不条理な展開だと思ったら脚本家はSerial experiments lain>>続きを読む