めちゃくちゃアメリカンニューシネマだった。
「イージーライダー」では、見せかけの自由から本当の自由を目指した若者たちのロードムービーだったが、本作は軽んじられた女性観からの解放を描いたロードムービー>>続きを読む
タランティーノ作品にしては珍しく何が面白いのかさっぱりだった。
いつもは気にならない超長い会話も今回は退屈だったし、肝心のミステリーの部分も特に面白い仕掛けがあるわけではないし、8人の人物が誰も魅>>続きを読む
ホロコースト時代にユダヤ人を虐殺するナチスを描いた映画は数あれど、ナチスを虐殺するユダヤ人を描いたのはこの映画が唯一かと思われる。
「戦場のピアニスト」ではユダヤ人の解放運動としてナチスを殺すことは>>続きを読む
今まで僕が見てきた戦争映画と毛色が違う。
基本的に戦争映画の終わり方は2種類だ。
一つ目は戦争の狂気や悲惨さに、悲しげな余韻を残して終わるパターン。
二つ目は生き残ったことや、成し遂げだことに対して>>続きを読む
タイトルとジャケットからピュアな恋愛映画を想像していたから、実際に見てみて結構ギャップを感じた。
原題のAlmost Famousを直訳するとほとんど有名だから、「ブレイク間近」みたいな感じかな?>>続きを読む
なるべく後回しにしていたが「硫黄島の砂」を見た流れで頑張って鑑賞。
戦争映画を日本側から描くなら、そりゃこう描くしかないよねってくらい模範的な映画だったと思う。
具体的には万歳特攻や自決などを美徳>>続きを読む
本作のなにより凄い点は1949年に製作されたという点。
実際の硫黄島の戦いから4年しかたっていないんだから驚きだ。
沖縄がまだ日本に変換されてもいない。
ラストシーンで摺鉢山に星条旗を掲げるバックで>>続きを読む
黒人奴隷がガンマンになって、なんだかんだで白人を撃ちまくる話。
めちゃくちゃ面白かった。
とにかく役者達の演技が素晴らしい。
まずディカプリオのブチギレが凄い。
有名な話らしいけど、ディカプリオが>>続きを読む
たぶん1年半ぶりくらいに邦画を見た。
僕が邦画を好まない理由あって、それが煮詰まって濃くなったような映画でびびった。
僕が邦画を好まない理由はとにかく演技が気になってしまうからだ。
日本人はあまり>>続きを読む
昨日は「フューリー」を見て戦車を堪能したので、
今度は潜水艦ものの「Uー571」を鑑賞。
めちゃくちゃ面白い。
潜水艦の特徴はお互いに目視できないことだ。
音波(ソナー)で探知する。
敵艦がこちら>>続きを読む
戦争映画を見まくっているが、10本を超えてくるとだいぶ視点が変わってくる。
流石にもう戦争の悲惨さが…とかは書けない。
その辺は「プライベートライアン」「シンドラーのリスト」等を見て嫌というほど考えて>>続きを読む
ジェニーとフォレストが全く正反対の存在として描かれている。
60年代のアメリカの若者はとにかく大人達が許せなかった。
黒人差別やベトナム戦争など、アメリカの大人達によって始まった間違いに気づいてしま>>続きを読む
社会に出ると「受動的に動くのではなくて主体性を持ちましょう」って絶対に言われる。
日本の価値観では主体的なことを良しとする。
この映画はすべての誘いかけに対して必ずYESと答える男の話だ。
自分の>>続きを読む
スピルバーグ×トムハンスとの”プライベートライアン”コンビということで鑑賞。
トムハンクスの演技がとにかく素晴らしい。
一般的に善人すぎるキャラクターはどうしても薄っぺらくなりがちだ。
本作のビク>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コリン・ファーストの演技が素晴らしい。
僕の勝手なイメージだが、吃音を持つ人の喋り方はその症状による言葉の詰まりもそうだが、自信なさげな話し方が印象にある。
しかし王という立場上、自身のない振る舞いは>>続きを読む
ライブパフォーマンスが圧巻すぎる。
特にダンスが好きだ。
このキレキレで妙に男臭いステップは、プロのダンサーには絶対に出せないヘンテコな格好良さがある。
Sweet Home chicagoで披露さ>>続きを読む
よりにもよって一番長いバージョンをレンタルしてしまってので見るのがしんどかった。
カーチス大佐は元々は超エリートで、人格的にも信頼されている人物だったが、なぜか頭がおかしくなりベトナムで新興宗教の>>続きを読む
デズモンド•ドスは自身が信仰する宗派の教えにより、人を撃つことも銃を触ることもできない。
殺すことは出来なくても1人でも多くの傷ついた仲間を救いたいという信念から衛生兵として沖縄戦線に赴く。
戦争>>続きを読む
思った以上のサバイバル映画だった。
極限状態でランボーに匹敵するサバイバル能力で最後まで生き抜いたピアニストの話。
主人公のスピルマンがとにかく喋らない。
言葉数があまりに少ない上に、常に哀愁が漂>>続きを読む
まずこの作品は映画として面白い。
それもかなり。
3時間以上もある長い作品なのに無駄なシーンが一切なく、モノクロの世界でただ1人だけ色を帯びた少女の圧倒的な存在感や、嘘臭さが一切ないシンドラーという>>続きを読む
日本のテレビ番組「プロジェクトX」をめちゃくちゃドラマチックにしたような映画だった。
もっと酷く日本人が描かれるかとおもったら、かなり理性的に描かれていて意外だった。
この映画は前半と後半に分ける>>続きを読む
さっぱり理解できなかった。
でも、映し出される映像のパワーは凄かった。
”死”のルックスがめちゃくちゃかっこいい。
普通死を感じさせるものは醜くかったり、恐ろしく描かれがちだけど、こいつにはスタイリ>>続きを読む
ベトナム戦争映画でいえば市街地戦をメインに描いたキューブリックの「フルメタルジャケット」があるが、本作はジャングル戦がメインだった。
敵と向き合っての戦闘ではなく、側面や後方からいつ撃たれるかわからな>>続きを読む
戦争映画の歴史を変えた冒頭20分と言われるだけあって、とてつもないクオリティだった。
僕は戦争のことは何も知らないけど、それでも驚くほどリアルに描かれていることが分かった。
前日に「父親たちの星条旗>>続きを読む
上陸シーンの迫力は凄かった。
どこに潜んでいるか分からない日本兵がとにかく怖い。
たった100メートル進むだけでどれだけの覚悟が必要か。
犠牲者を出さないように戦うなんてはなから無理な話で、何人撃た>>続きを読む
フルメタルジャケット鑑賞。
ハートマン軍曹すごい。
下品な罵倒が嵐のように止めどなく出てくる。
しかも下品さも一級だ。
先日まで下品なことで有名なアメリカンパイシリーズを一気見していたが、こんなに下>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
マーベルとアメリカンパイシリーズを一気見して頭が悪くなってしまったので今度は戦争映画を一気見することにした。
その第一段が「西部戦線異常なし」
初っ端から異常だった。
戦地>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
なんとなくマリリンモンローの気分だったので鑑賞。
マリリンモンローの作品を見るのは初めてだったけど面白かった。
マリリンモンローといえばどちらかといえば少し気取ったイメージを>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
童貞を捨てることだけを考えて突っ走っていた4人+1人が、大人ならではの悩みを抱えながらも、同窓会をきっかけに良い方向へ進んでいく物語。
大学を卒業して数年経つ自分にはすごく刺さ>>続きを読む
シリーズ通して見てきて、どの作品も本当に面白くて楽しませてもらったが、この作品は急に面白くなくてびっくりした。
急にスピンオフレベルの作品になってしまった。
このシリーズでは恒例の「童貞を捨てる」と>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
相変わらずの馬鹿っぷりで面白かった。
ハレンチマラソンと同じメンツで嬉しい。
前回の全裸マラソンがくだらなすぎたせいで、盛り上がりとしては少しだけ劣るが、その代わりきちんとスト>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
前回のバンド合宿はギークな奴らのしっとりしたパーティーだったが、それとはうってかわってシリーズでも最高にパリピなやつらのパーティーだった。
1作目であったように、本作も自慰行>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
スピオフ作品で、さらに劇場公開なしのビデオムービーということで、全く期待せずに見たが想像していたよりはるかにいい作品だった。
なおかつ楽しいだけじゃなくて1作目を見終わった時の>>続きを読む
#映画好きと繋がりたい
前作は童貞を捨てるという目標に向かって性衝動で突っ走り、その中で友情を育み成長する物語だったけど、今回は友情を育むことを目標に相変わらずの性衝動や、その先にある恋愛や失恋で成>>続きを読む
ふざけっぷりがとてもいい。
特に警官の2人。
映画に出てくる警官といえば、正義感の強いまじめなタイプか、権力を振りかざす嫌なタイプか、話の分かる気さくタイプか、ビバリーヒルズコップみたいに優秀だけど>>続きを読む
琴線に触れすぎて頭おかしくなるかと思った。
忘れたくても忘れられない思い出が沢山あって、思い出すたびに暗くなったり、悲しくなったりする。
でも、よく考えてみれば嘘をつかなくなったのは、あの時の悲し>>続きを読む