がはは女のセシリア・チャンに全部持ってかれた感はある。いや、ほんと、マジで可愛いっすね。
ぶっちゃけ脱獄映画としてはどうよ? と思うところもあるんだが、これはこれで収容所内の生活が完全に男子校特有の謎のワイワイ感に包まれていて好き。
泥臭くて渋いオヤジたちの拳銃協奏曲なんて最高に決まってるじゃないですか。
題材に対する距離感が絶妙。切れるカードが少ない中で下手に虚を入れることなく、終始ウェルメイドな作りに徹したイーストウッドの手際の巧みさには本当に驚嘆する。
大傑作。これは金融スキャンダルという巨大な危機に立ち向かうプロフェッショナルたちの会話合戦による闘い、つまり金融版『シン・ゴジラ』ですよ。
全編にわたって本当に本当に眼福でした。山田尚子はアニメ界の枠を超え、現・日本映画界で最高峰の映画監督なのは間違いないと思います。
無名街の前例があったにしろ、インドネシアの街並みを日本と言い切る思い切りの良さには感服しましたね。
時系列が一気に16年前に戻ったのに画面が何一つ変化しなかったところで一番笑った。
シリーズ最終作にして“何故、ホラー映画というジャンルは存在するのか”という根源的な問いと向き合ってしっかり答えを出してるの本当にすごいと思う。
こういった傑作コメディが定期的に製作されてヒットするアメリカ映画産業は本当に羨ましいと思うよ。
小児性愛者のお父さんと息子の話が好きすぎる。特に最後の泣きながらの問答は観ているこっちが感情の行き場が分からずに困ってしまう名場面だ。
普通に途中からシュチュエーションコメディとして普通に良くできてるじゃないですか。やはりマイケル・ベイの本質は爆破じゃなくてコメディだと思うんだけどなぁ。
前半の赤狩りによってトランボが刑務所にぶち込まれるまでの話が重要な割に退屈なのは如何なもんだと思うし、急に子役がエル・ファニングに“変身”したのには笑ったけれど、そんな欠点など些細なこと。ただ純粋に物>>続きを読む
流石『リベリオン』『Xミッション』の脚本家、真面目一辺倒かと思ってたら最後の最後でヤッパリ一筋縄ではいかなかったね!!