映像自体がまるで歌い踊っているような多幸感に満ち溢れていて、本当に凄まじいものを観たとただただ圧倒。監督の才能が憎い、憎い、憎い!!
画面構成意識しすぎて役者の演技が殺されてるのは問題かと。しかもそこまでして出来た画もそんなに感心はできないんだよなぁ〜
終盤の戦闘が致命的に退屈という一点を除けば、要所要所で思わず見惚れてしまうほど鮮烈なショットがあったりキャスト陣が全員好演している(特にドニー・イェンとベン・メンデルソーンが最高)などもう大満足。『フ>>続きを読む
一箇所だけ気に入らないところがあって、終始「映画は観客を喜ばせるためにある」ということをモットーに映画製作をしていたヒッチコックの作品を通して安易に現代映画批判をするのは色々と間違ってんじゃないかな。
このレビューはネタバレを含みます
恐怖と笑いは紙一重というのを劇場にいる観客全員と共有した稀有な映画体験だった。スポイトのアップからの食ザー、ラストの『クジョー』的展開が始まった時に劇場に起きた笑いは忘れがたい。
完全なる初期衝動映画。その後のリンクレイターのキャリアを考えると色んな意味で勇気は貰ったぞ。
アートにおける作品の”価値”とは何か。一体それは誰か決めるのか。そんな普遍的な疑問に対して驚愕な事例をもとに一石を投じたのがこの映画。それにしても事実は小説よりも奇なりとしか言いようのない超展開には本>>続きを読む
超超超好き。生まれて初めてラブコメの告白シーンで泣いた。本当に大事なのはそういう事なんですよ。
ドリームワークス特有のCGアニメでしか表現できない絶妙な重力表現でのバトルが大展開。多分これ劇場3Dでみたら失禁するレベルなので、願わくは一度でいいからどっかの劇場でかけてほしい。
冷静に考えると一番面白くなりそうな関係性が早々に解消されてねぇかと思ったりもしたんだが、とにかくこれはコンセプトと配役の勝利です。ダグ・リーマンのインディーズ方式の演出もこの映画の大作映画らしくないあ>>続きを読む
原作が舞台に特化した作品だけあって映画との食い合わせの悪さを感じた。舞台版だと死んだ人間がずっと舞台上に残り、だんだんと舞台が死体で溢れていく構成なのだが、映画だと余計な広がりがあるせいでこの面白さは>>続きを読む
冒頭、爆音で流れる「カルミナ・ブラーナ」を皮切りにそのまま映画の終わりまで本当に異様なテンションで突っ走っていく傑作。お岩の念力(というか気功砲)で敵が天高くブッ飛んだシーンで何か突き抜けた感はある。
面白かったんだが、邦画特有の量産型サイコパス像には辟易。いい加減違ったタイプの犯人像が見たいと切に思う。そう考えると『クリーピー』の香川照之は頭一つ飛び抜けてた印象。