元気だよさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シャマランは「主人公が本当の自分を受け入れる」物語の時はめちゃくちゃ面白いんだと再確認した。それにしても「もしもしポリスメン?」を地で行ったのは色んな意味で凄かったぞ。

ブリーダー(1999年製作の映画)

5.0

マッツが冴えない映画オタクを演じているんだが、スーツに着替えた途端めちゃめちゃセクシーになるのは笑った。レフンの作家性の発芽が見れるのも面白い。堕胎キックから驚愕の方法で復讐される流れは相当エグ味があ>>続きを読む

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

4.4

これはちょっとアクション映画を換骨奪胎しすぎた印象。泣きながら手榴弾のピンを戻してもらうのには笑ったけどね。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

前半のオハマビーチ上陸の地獄絵図もさることながら終盤の泥試合が精神的にキツかった。弾が切れて持ってるヘルメットで闘い始めるシーンとナイフが自分の心臓に刺さるのを必死で説得して止めようとするシーンの厭さ>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.3

物凄いハイテンションな『ねこぢる草』を観たという印象。巨大化したジョニーにはめっちゃ笑った。しかし完全には乗り切れなかったのも事実。

ELEVATED(1996年製作の映画)

5.0

低予算密室劇としては屈指の出来なのでは。

帝一の國(2017年製作の映画)

4.6

目先の笑いにあまり走らず、しっかりとキャラクターで笑わせているのには好感を持った。個人的には2年次の会長選挙だけであと2時間は観ていたいと思った。

酔拳2(1994年製作の映画)

5.0

前作と比べると明らかに“酔拳”の解釈がヤバくなってる(急性アルコール中毒寸前)の最高すぎやしませんか。

スプリット(2017年製作の映画)

5.0

この数年間で見た映画の中で間違いなく一番ビックリした。シャマラン先生は天才。

裏窓(1954年製作の映画)

3.7

アイディアの秀逸さは間違いないとしても現代の映画文法に慣れすぎた身としては語り口がスローペースすぎて全くノレなかったよ、、、

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

パッケージの印象と実際の内容が乖離しすぎててかなり面食らった。まさかの電波系だったとは……てか主人公はジェニファー・コネリーでしょ。監督が監督なら相当病んだ話になってたと思う。

ルー=ガルー(2010年製作の映画)

1.1

京極先生の本は映画化に恵まれてませんねぇ……

SING/シング(2016年製作の映画)

4.5

CGのハリネズミにブヒれる時代が到来するとは技術の進歩は恐ろしいですね。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

5.0

これは間違いなくデヴィッド・リンチの最高傑作。レフンの『ドライヴ』と同様に”型”があるからこそ作家性が際立つ良い例ですね。

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

4.5

シリーズお約束の強固なフォーマットを捨ててまでアランの成長譚を描いた製作陣の英断には拍手を送りたい。

トップをねらえ! 劇場版(2006年製作の映画)

3.6

序盤がいくらなんでも性急過ぎ。総集編としてはダメな方だと思う。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

思いの外クライマックスの”アレ”に乗れなかったなぁ……編集のテンポで騙されている部分も結構多いと思うんだけど、それでも前半は多幸感しかなくて好き。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

5.0

ナ・ホンジンの映画って主人公をカオスの真ん中にぶち込んでその視点を観客に追体験させるって演出が特徴だと思うんですけど、今回はそれが最大限発揮できるようにした物語でしたね。最高な場面は枚挙に暇がないんで>>続きを読む

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

5.0

登場人物に対する作り手の優しさと残酷さのバランスが絶妙。ネブラスカ州があまりに田舎な為かショットによっては信じられないくらい広々とした風景が映りこんで、映画のトーンを超えたリッチさが生まれてくるのもた>>続きを読む

ジャズ大名(1986年製作の映画)

5.0

キャラクターに多くを語らせず、圧倒的な映像パワーだけでテーマを語りきってしまったの本当にすごいと思う。【バイパス開通】からの怒涛の流れは久しぶりにただ映像の暴力に身をまかせて最高に気持ちよかった。同じ>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

ゲーム世代の監督が生み出した桃源郷がそこにあった……銃撃描写が完全に『メタルギア』の三人称視点→一人称視点だし、総合的に一番近いのは『ピース・ウォーカー』のモンハンコラボなのは間違いない。そういえば雷>>続きを読む

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

5.0

最近の映画によくあるアクションシーンのごちゃごちゃがそのまま登場人物たちの置かれている戦場のカオスとリンクして臨場感あふれた戦闘が追体験できる好例だと思う。地面に一回ぶつかってバウンドしながらこちらに>>続きを読む