このレビューはネタバレを含みます
シャマランは「主人公が本当の自分を受け入れる」物語の時はめちゃくちゃ面白いんだと再確認した。それにしても「もしもしポリスメン?」を地で行ったのは色んな意味で凄かったぞ。
マッツが冴えない映画オタクを演じているんだが、スーツに着替えた途端めちゃめちゃセクシーになるのは笑った。レフンの作家性の発芽が見れるのも面白い。堕胎キックから驚愕の方法で復讐される流れは相当エグ味があ>>続きを読む
これはちょっとアクション映画を換骨奪胎しすぎた印象。泣きながら手榴弾のピンを戻してもらうのには笑ったけどね。
前半のオハマビーチ上陸の地獄絵図もさることながら終盤の泥試合が精神的にキツかった。弾が切れて持ってるヘルメットで闘い始めるシーンとナイフが自分の心臓に刺さるのを必死で説得して止めようとするシーンの厭さ>>続きを読む
物凄いハイテンションな『ねこぢる草』を観たという印象。巨大化したジョニーにはめっちゃ笑った。しかし完全には乗り切れなかったのも事実。
目先の笑いにあまり走らず、しっかりとキャラクターで笑わせているのには好感を持った。個人的には2年次の会長選挙だけであと2時間は観ていたいと思った。
前作と比べると明らかに“酔拳”の解釈がヤバくなってる(急性アルコール中毒寸前)の最高すぎやしませんか。
アイディアの秀逸さは間違いないとしても現代の映画文法に慣れすぎた身としては語り口がスローペースすぎて全くノレなかったよ、、、
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パッケージの印象と実際の内容が乖離しすぎててかなり面食らった。まさかの電波系だったとは……てか主人公はジェニファー・コネリーでしょ。監督が監督なら相当病んだ話になってたと思う。
CGのハリネズミにブヒれる時代が到来するとは技術の進歩は恐ろしいですね。
これは間違いなくデヴィッド・リンチの最高傑作。レフンの『ドライヴ』と同様に”型”があるからこそ作家性が際立つ良い例ですね。
シリーズお約束の強固なフォーマットを捨ててまでアランの成長譚を描いた製作陣の英断には拍手を送りたい。
このシリーズの基本プロット、牽引力強すぎやしませんかね……
思いの外クライマックスの”アレ”に乗れなかったなぁ……編集のテンポで騙されている部分も結構多いと思うんだけど、それでも前半は多幸感しかなくて好き。
ナ・ホンジンの映画って主人公をカオスの真ん中にぶち込んでその視点を観客に追体験させるって演出が特徴だと思うんですけど、今回はそれが最大限発揮できるようにした物語でしたね。最高な場面は枚挙に暇がないんで>>続きを読む
登場人物に対する作り手の優しさと残酷さのバランスが絶妙。ネブラスカ州があまりに田舎な為かショットによっては信じられないくらい広々とした風景が映りこんで、映画のトーンを超えたリッチさが生まれてくるのもた>>続きを読む
キャラクターに多くを語らせず、圧倒的な映像パワーだけでテーマを語りきってしまったの本当にすごいと思う。【バイパス開通】からの怒涛の流れは久しぶりにただ映像の暴力に身をまかせて最高に気持ちよかった。同じ>>続きを読む
ゲーム世代の監督が生み出した桃源郷がそこにあった……銃撃描写が完全に『メタルギア』の三人称視点→一人称視点だし、総合的に一番近いのは『ピース・ウォーカー』のモンハンコラボなのは間違いない。そういえば雷>>続きを読む
最近の映画によくあるアクションシーンのごちゃごちゃがそのまま登場人物たちの置かれている戦場のカオスとリンクして臨場感あふれた戦闘が追体験できる好例だと思う。地面に一回ぶつかってバウンドしながらこちらに>>続きを読む