Roccoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Rocco

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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。文化政策の成功とポップカルチャーの流行で、近年こそ欧米でもその地位を確立した感があるけれど、ほんの30数年前には軍事政権に反対を唱える学生がリンチで亡くなっていたという、驚きの真実。

オー
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話ベース。二度目の鑑賞。ああ、どこまでが本当なんだろう。

児童虐待を扱った映画は何本か観ているけれど、これは中でも一番悲しいやつでした。日常的に虐待を行っている継母が、しつけと称して娘に命令して息
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.8

岡田将生生誕祭パート2。まさか出てたのを知らなかったこちらをチェック。

想像していたのとは全然違って、章立てで淡々とすすむ謝罪マニュアル。なるほど、実用的な知識。阿部サダヲの演技はクドカンワールドに
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.3

割と身近にありそうな、普通の話のようであるけれど、主役二人のやりとりがなかなか良くて最後まで楽しく見られた。なんとも可愛らしい二人。

女子高にいそうなちょっととんがった清原果耶、可愛いなぁ。成田凌も
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

3.0

岡田将生誕生祭記念で鑑賞。

岡田君も、綾瀬はるかもカワイイけど、自分は一体何歳の気分で観ればいいのか戸惑ってしまった(笑)。

母の持っていたゴールドのお洒落なコンパクトを思い出した。花椿、資生堂が
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

ひまわりのような、黄色いポスター。娘が美少女コンテストに出る、ロードムービーとは認識してたけど、内容がこんなだったとは知らなかった(ほめてる)。家族がめちゃくちゃクセ強い。お母さんがまさかのトニ・コレ>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

3.4

原作は未読。

SNS をやっていると、世界の反対側であったこともない人達の介護の厳しさが漏れ聞こえてくる。大変な大仕事だ、と判っていても映像で観るとキツイ。自分は彼の言う安全地帯にいる側の人間で、両
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私たちの幸せな時間(2006年製作の映画)

3.4

カン・ドンウォンの優しい笑顔が見れて満足だったけど、ストーリーはせつないし、ラストシーンは音までリアルすぎて辛すぎた。二度目はない、という意味でこのスコアです。

英語タイトルのMaudy Thurs
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サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

3.3

韓国映画、結構観ている方だと思っていたけど、この作品はメインの俳優さんたちのイメージが180度変わる感じだった。コン・ユのアクション初めてみたかも。皆さん変貌ぶりがすごい。

割と上品な役人とかを演じ
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.6

チャ・スンウォンがね、いいんです、これは!!

タイトルから想像していたのは、せいぜい地盤沈下位だったのに、まさかこんな展開になるなんて。最後のほうは『13人の命』か?!位のディザスターに。

実際に
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.0

実話ベース。実話ベースの作品によくあるけど、最後に本人たちがでてくるところが良き。この作品も例にもれず。ただ、この短い現実の映像を作品が超えられなかったような気がするのは残念。

でこぼこチームを、過
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隠された時間(2016年製作の映画)

3.8

突っ込みどころは満載だけど、こういうの嫌いじゃない。

最初は黄金の卵が出てきて、時間の異なる空間に送られてしまった仲良しの男の子と少女のロマンチックなファンタジーなのかと思って観てた。時間をいじるの
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あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

1.5

似ている作品、ということでおススメされたけど、これは「ホラー」

画面から香るようなケイト様の美しさ。様々な作品を観たけど、「美しさ」という属性が判りやすかったのはこの作品が一番かも。

美人なだけで
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.6

超弩級に暗くて救いがない。なので、観る前と観る後の気分に注意する必要がある。でも、たまに思い出して観てしまう。ずし~ん。

久々に白人しか出てこない映画を観た。そっか、この頃はポリコレの制約がかなり緩
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ため息つかせて(1995年製作の映画)

3.9

30代〜の女性達の恋を扱ったシスターフッド映画。サニーとか、他にもシスターフッド映画はあるけど、キャリアか子供か家庭か、時限爆弾抱えた世代には結構染みるんじゃないかな。男性陣はいまいちだから、男性が観>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

湊かなえ原作というのを後から知る。

う~ん、なんだかな。湊かなえ原作というと『告白』だけど、あっちは「参りました!」という位えぐられたのに、こちらは薄っぺらい。

取り立てて悪いところはないけど、映
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

中村靖日さんがまだまだお若いのに急性心不全で亡くなられたとの報を受け、未だにちょっと信じられないけれど、在りし日を偲んで、代表作として紹介されていたこの作品を鑑賞。

中村さんもそうだけど、ちょっと飄
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.8

ジャケ買いという言葉が昔あったけど、最近ポスターのビジュアルに惹かれて観ては、疲れたり気分が落ちる視聴体験を繰り返していたので、アマプラにおススメされたこの作品にはとても癒された。汚れた心を洗ってもら>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

1.5

実話ベース。

不穏と苛立ち。そして訪れる、なんとも言えない不快感。

主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、別の映画に、端役で出ていたのを思い出した。悲しい話じゃなかったのに、悲しみをため込んだベ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ポスターのビジュアルがずっとひっかかっていた。前知識なしで観たけれど、内容は予想外だった。第一、欧州映画じゃないし、主人公はスコットランド人の父子。フィルム4とかで深夜に放送しそうな作品。オープニング>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.4

少年犯罪を犯した者は、何をもって更生したと言えるのか。どの立場で観るかで見解が別れる。犯罪者として生まれてきたのか、それとも偶然のなせる業なのか。具体的な犯罪の内容にもよるだろうし、自分や自分の家族が>>続きを読む

ガールズ・ステイト(2024年製作の映画)

4.0

前作の『ボーイズ・ステイト』はテキサス州が舞台。もともと赤い州だったけど、他州からの移民が増えて現在はスイング・ステート。一方、本『ガールズ・ステイト』はビル・クリントン時代に民主党だったことを除けば>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

3.7

超お久しぶりのヒーローが出てくるとき、関係こじれた娘がセットで出てくるのはなんでだろう。ダイハードでもそうだったよね。彼女の彼氏の立ち位置とかも、思い出せばあんまり新鮮味がない。でもいいの、元気なアク>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

こういうジャンルの映画は観たことなかったから、とても斬新に感じた。

ただ、カニバリズムが始まる時点で無理、と思って視聴を止めていた作品。韓国ドラマの『The 8 ショウ』を観て、こちらの帰結が気にな
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.3

実話ベース。最後に出てくる本人たちの姿がいい。

ウィリアムス姉妹を初めてウィンブルドンで観た時は、かなりの驚きだった。それまでは(ほぼ)白人のスポーツという認識だったから。だから、テニスの実力を磨く
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

プライム見放題終了のリストに上がってたのを、原作はベストセラー(未読)だったな、くらいの前知識で鑑賞。

タイトルバックがエレクトリックに歪ませた『移民の歌』のカバー、主人公がよく見たらルーニー・マー
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.2

プライムでの配信がまもなく終了ということで、駆け足で3部作を鑑賞。パート3はオリジナルが配信になかったのでこちらを。オリジナルは公開時に観たと思っていたけど、クライマックスのシーンがNYのセントラルス>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.2

ネバダ州のギーリー上院議員ムカツク。ハバナ進出。痩身のロバート·デ・ニーロの色気。アル·パチーノとは親子の設定だから同時にはみれないけど、胸アツ。敵を抱込み慎重にファミリーの利益拡大を図るマイケルの、>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

キジトラ猫を愛でるハスキーボイスのマーロン·ブランド。ベッドの上の馬。すべてはそこから。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.3

タイトルだけは知っていたけど、岡田将生が出ている(スクリーンデビュー作)というのは知らなかった。『重力ピエロ』はDVDが家にあるけど、こちらは原作も未読。

なんだろう、一粒で二度美味しい的な作品とい
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

プライム見放題まもなく終了、ということで気になっていた当作品を観た。あっという間に300本目。

思春期に遭遇するあれやこれや。ドラッグはさておき、こういうのは洋の東西を問わないから、共感できる部分も
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

キャストが歌う音楽が出てくるシーンの音程の微妙なずれ、それが役の一環の演技なのか、音痴なのか判らないけど、聞いてるのはちょっと辛かった。マイナス点はこれくらい。でも、このせいでエンディングの歌がよけい>>続きを読む

20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

3.8

第二章、ともだちの正体が判ってしまった・・・と思ったけど違うかな。

ケンヂの姪が成長して、常盤貴子がおばちゃんになってた。なんだか韓ドラの『ムービング』みたい。のっけから大活躍の平愛梨、今や長友の奥
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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.8

とにかく出てくる役者さんたちが豪華すぎて、見つける度に嬉しくなった。
個性的な役者さんも全部出ていて、特にドンキーの生瀬勝久、グラムロッカーのミッチー、バイクの二人組のオリラジ、お菓子やのおばあちゃん
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

なんじゃこりゃー!!!

ろくに準備もせず軽装で富士山登頂を目指す人達のさらに上を行くデアデビルYouTuber。バカなのか、と思う場面が多々あり、その度に突っ込みつつ、かといって視聴を止めるわけでも
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

すごく良かった!!

神尾楓珠は、『いちばん好きな花』で初めて見たのだけれど、これははまり役かな。3人の女子たちが何となく惹かれるのが判る。女子たちは皆とても可愛らしくて、それぞれ魅力的なんだけど、自
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