Narumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.6

彼女は幽霊が見える。
そこから彼女は霊に興味を持ち、霊をテーマに自作小説を書いていた。
だが、ふとした瞬間亡くした母の霊が彼女に執拗に訴えかけてくる「クリムゾンピークに気をつけろ」と。その意味が明かさ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.7

出だしの、オープニングからオシャレでむちゃくちゃ好みだった…
凝りすぎず、堅苦しすぎず、絶妙に力を抜いている感じでオシャレだ。

絶大なる人気を誇る作品、オスカル・ブラックの『デュダリス』三部作の翻訳
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アパートメント:143(2011年製作の映画)

2.8

あるアパートの一室に住む家庭から、
不可思議な現象が起こると依頼が来て調査していく映画。
調査をしながらその現象について、あるいはその家庭について、真実はどのようになっているのかを掘り下げていく。
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アンダーワールド:エボリューション(2006年製作の映画)

3.6

過去編からスタートするが個人的にむちゃくちゃ嬉しかったのが過去編にてアメリアの再登場。
アメリアは1でこそ殺されてしまったが、過去編で出てくるアメリアも凛々しくて美しくて最高

そんでもって主演の女優
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アンダーワールド(2003年製作の映画)

3.9

長きに渡る狼男族と吸血鬼族の戦いを描くダークファンタジー、アクション映画。

かなり前に1度気になって見たきりで、気に入っていたのだが内容をほぼ忘れていたので改めて鑑賞。新しくレビューを書くことにした
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.8

売れない芸人が捨て身で事故物件に住み霊障を語って売れようとする話。

※汚い水場など不潔な描写ありなので気をつけて

物語終盤、幽霊動物園が始まったかと思えば突然のラブロマンス風味に激萎え、するとヴォ
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バーズ・オブ・パラダイス(2021年製作の映画)

4.4

演出が好き、それだけで最後まで見切ってしまえる。

なんだろう、ブラックスワンほど胸糞でもない、ノクターンほど歪んでもいない、ネオンデーモンほどぶっ飛んでもいないし、モデル欲望のランウェイほど荒れても
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

4.5

あの壮大なイベントの裏にあるたくさんの人の尽力。
圧倒的な美は、多くの議論を重ね考慮されていき、緻密な計画を何度も白紙にされ軌道修正を繰り返しながら、そうしてようやく完成するものなのだとこれを見て思っ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

全てがパソコンのウィンドウから始まり、パソコンのウィンドウで完結するサスペンス。

常にパソコンウィンドウを見ているという退屈にもなりそうな凝った演出、だが脚本が上手く退屈することがなかった。
低レビ
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プロメア(2019年製作の映画)

3.7

カートゥーン風味をリスペクトしながら、シンプルに落とし込まれたキャラデザ、ギザギザっとしたテクスチャで描かれる炎や煙、美しい簡略化の作画だ…👼
色彩、演出、ビジュ目的だけでも見る価値があった。
個人的
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.9

ストーリーの主軸をこれでもかと見せつつ
疑惑の対象を作った上で、物語の本質的な疑惑はこっちか〜という感じの映画。
面白いんだけど、グロがそんなに得意でもないのと子供の考える仕打ちのグロさは私にはちょっ
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.0

伝承系ホラーの割に、伝承の設定にきちんとこだわられてなくてなんとも微妙〜
何を伝えたいのかわからないのと、ホラーのエフェクトがちゃっちい!
幽霊ものはまじでエフェクトと動きこだわってくれ…萎える

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

むっっっちゃ好みな映画だった…

「酔って意識を無くしてたし本当か疑わしい」
「僕は見ていただけで悪くない」
「前途ある青年の未来が…疑わしきは罰せず」

残り続けるレイプ神話。
被害者女性は泥酔を理
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キャビン(2011年製作の映画)

2.2

ツッコミどころたくさんの映画

ホラー映画の導入あるあるの出だしで、若者たちがはしゃいで軽薄な行動をとることで始まっていくが…話の飛躍と結末の着地点が予想もしない方向に行ってしまう。

後半、クリー
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

ホラーながら美しい亡霊が登場してくる映画。
序盤の演出から結構すきだった。

ヴィジット(2015年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

微妙。
不潔さがセットになっているので、潔癖症の人はまず見るのをやめた方がいいです。

ここからネタバレ·····

この映画は主人公のベッカが撮影した作中作。なので弟のラップが締め。
映画途中に「マ
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

2.9

ダメだ〜細かいノイズが気になってあまり楽しめなかった。
下品だし、セクハラのような会話多い…とりわけスティーブという息子がファニーにかけるセクハラじみた会話…寒い

マリアは好きだったな。

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.9

真っ直ぐすぎるマックスが憎めない。
この時点で既に特徴出てたのか…👼
映像も可愛いし、俳優のチョイスが良い。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.6

可愛い〜好き〜
アクション、ドラマ、コメディの比率が相変わらずちょうどいい。
だけど1に比べてアクションがあまりに過激だからか人間に不可能なのでCG過ぎて、加工しながらもそれらしい1の方が好きなんだよ
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

4.2

思い出す度に見て話を覚えてしまってるけどずっと観てる。
これ観ると元気になるので。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

2.9

中学生特有な感じの不安定な情緒に振り回される146分という感じ。

前編後編通すと。

いじめが横行していた学校があり、そこで精神的に追い詰められ誰にも頼れず、死んでしまった生徒がいた。
そして、その
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

2.9

普通に面白かったは面白かったんだけど…
好みかと言われると違うかな〜という感じ。

基本的に、登場人物にイライラすることが多かったかな。
人間の良くない面を凝縮した映画だと思う。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

最高だった…👼
久しぶりに、胸が高鳴る映画に出会った。

笑いのユーモアセンス溢れるディストピア映画…。

ごちゃごちゃした邪魔くさい配線や、ゴミ山のような複雑な機械、意味あるのか無いのか無駄にでかい
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.5

ずっっっっっと気になっていてやっと観れた!。

幼く見える女優3人が、12歳という設定で子供部屋を模した空間でSkypeでやり取りをし、今の12歳以下の少女たちが心無い男性たちからどのように都合よく消
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.9

ビビらせるだけがホラーじゃない、真相に迫っていく恐怖を楽しむミステリーホラー。

きっかけは小説家の元に届いた些細な心霊現象の手紙。
手紙の送り主と共に、その土地や前の住人を調べていくに連れて驚くべき
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

2.2

それなりに脅かし要素もあって面白かった。
ただ、実在するモチーフの存在感とか魅力を上手く扱えてない感がある。
ゴーストを出さずとも、改築し続けた家主の異常な程の盲信ぶりも狂気そのもので恐ろしいし、用途
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マザー!(2017年製作の映画)

4.3

「破壊」と「創造」の2つが描かれる。
キリスト教のメタファーを入れつつ、地球を妻に擬人化したり家として描くことで、
詩人である夫(創造主)を信仰し、家(地球)に訪問しに来ては(地球資源や土地)荒らす人
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.2

俳優がハマりすぎ…
話もまとめがうまいし、実写の中では成功した部類なのでは。
いつもならホラーやミステリーの中で心理戦を観てるけど、この映画はコメディかつ心理戦をぶっ込んだもので、普段コメディを見ない
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私はゴースト(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

角丸の枠の中に流れる画質落とした映像がいい味出してます。あとエンディングの映像選曲のセンスも好最高…。

この映画は幽霊視点で除霊を描く。
ホラー映画では、幽霊は人間にとって悪で描かれ、除霊後は一切描
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

5.0

残酷な描写が多く鬱々とした結末、推せる!
人間って動物ほどシンプルじゃないし、種の存続のために命を差し出せるような人はなかなかいないよな。
ってことでなかなか恐怖を克服できないシンジくんがある意味1番
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.7

やだー無理ー!
終わるの悲しい!
あの過酷さを求めている自分がいる。

今回はドラマ要素が強めです。
グロさはQや、破の方が多いかも。
エヴァは連作前提で見るべき映画だと思うので、映画としては結構特殊
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.5

破から14年後の世界…

シンジが救出したはずの綾波の姿がなく、NERVとして戦っていたはずのミサトさんたちはNERVの敵対勢力になっている。

今作ではカヲルくんが登場する。
美しくてミステリアスな
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.7

相も変わらず使徒のデザインが最高です。

今作はトラウマシーンが多いように感じる。
また、童謡のような健全な歌チョイスと、目を覆いたくなるような残酷な描写のギャップがいい意味でグロい。

未来的な造形
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湿地(2006年製作の映画)

3.7

湿地というタイトルにふさわしいゆったりした展開、鮮明でない画質、カラーなのに薄暗い映像。

1人の老人が殺され、ストーリーが始まる。
それは突発的な殺人事件のように思われたが、犯人が残した手がかりには
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.7

性癖詰め込み映画…。

使徒のグロいキャラデザがとにかくフェチ…
神に近づくとシンプルになっていくのとかすき…

ぼくらのとか、幼い子に重たい運命を背負わせる話好きなので胸熱です…

とにかく使徒のキ
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ロスト・アイズ(2010年製作の映画)

3.1

目の病を患う双子の姉妹。
ある時、先に失明した姉が地下室で首を吊って自殺。時を同じくして首に異変を感じたフリアは、姉の身を案じて家を訪れるが…
姉の死の真実を追う物語。

「見えない」に隠された様々な
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