Narumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アザーズ(2001年製作の映画)

4.5

全編通して静かな感じのホラー映画。
かなり上品な感じで好きだった。
ただ静かなのと、窓を締め切る映像が続くから眠くなる人もいるかも。

第二次世界大戦集結後、広大な屋敷に2人の子供と母が住んでいた。
>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.2

エスターがエスターになるまでを描いた映画。

4年前に行方不明になっていたはずの娘、エスターが突如見つかったと朗報が入った。
娘の件で心を痛めていたオルブライト家は、エスターが戻ってきたことで再び活気
>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

4.5

こんなに人の笑顔が怖くなるとは…
死まで猶予があるいやーな感じのホラー映画なんだけど結構好きなんだよな…これ系…

患者の自死に直面して以降、その光景が、笑顔が忘れられず母のトラウマを想起し精神を病ん
>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.4

※暴行シーンあり、トラウマ想起したりしそうな内容が盛りだくさんで結構残酷なので苦手な人は見ない方が良いです!

叔母の家を相続し、移り住むことになった母と双子の姉妹。
妹は想像の世界に入り浸りで、姉の
>>続きを読む

DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

3.4

かつてその村には、生贄として女をドラゴンに捧げる風習があった。
しかし、生贄にされた妻を救うべく立ち上がった1人の英雄によってドラゴン達は姿を消し、その村には風習の形式だけが根強く残った。
村に生まれ
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

突如世界各国に降り立った巨大な宇宙船。
そこへ潜入し、知的生命体たちが一体何の目的でここに来たのか?戦意があるのか?
独自の記号と言語を解読するため、言語学者のルイーズと数学者のイアン、2人の学者が政
>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

周りの子供達が次々と行方不明になり、その傍らにはいつも不審な黒いバンがあった。
ある時、帰宅途中の主人公の目の前に黒いバンとマジシャンを名乗る男が現れ、主人公も行方不明になってしまう。
連れ去られた先
>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

4.0

女の世界はパワーが全て。
地上最強のOLを目指して日々派閥争いが勃発する社内で自分だけは普通のOLとして蚊帳の外でいられると思ってた…
なのに中途採用初日で社内のヘッドにまで上り詰めた蘭と友達になって
>>続きを読む

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.2

「アナベル 死霊館の人形」
人形収集が趣味の妻のために、夫がアナベル人形を送ってしまうことで夫婦が巻き込まれる話。

「アナベル 死霊人形の誕生」
孤児院が閉鎖に追い込まれ、ゆくあての無いシスターと
>>続きを読む

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.2

これがあのアナベル1の最初に繋がるのね〜と感慨深い。

アナベル作品は是非発表年順に2015のものから見ることをおすすめしたい。

自分は結構、人間には不可能な動きとかに恐怖を感じるからサイレントヒル
>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

うーん、
脳筋悪魔祓い映画…!

勢いで物語を進めているから、色々と設定が謎なところも多いうえ、登場人物ごとの導入が荒い。
仲間が死んでもあんまり思い入れがなく悲しさを感じなかったりと勿体ないところも
>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.1

使い古されて怖くなったのかと思ったら最初から不気味な人形だった笑

人形は自分も好きだし持ってるけど、
人の形をしたものって、よりいっそう人の思いが強く詰まってるように思えて、なんかこう酷く扱うのがこ
>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.2

転入したばかりの高校で出来た遊び友達。
酒でも飲もうと買ってくれる代行者を探してる時に出会った不思議なおばさん、スー・アン。
親切なようでいてどこか不気味な瞳の彼女は、遊びたい盛りの学生立ちに自分の家
>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.7

普通に面白い。

死霊館シリーズは描写が過激でフィクション色強いので、正直驚きはあるけど恐怖は感じない…
音やカメラワーク、シチュエーションで巧みに驚かせてはくるけど後には引かない…
邦ホラーと相反し
>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

「悪魔のせいなら、無罪。」
原題の方に付属してるのはthe Devil made me do it ?かな?直訳したら悪魔が私にやらせたみたいな内容だけど…
なんか…最近のアニメタイトルみたいに内容を
>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.3

実話を元にして作られた映画。

私としては1が1番好きかも。
シリーズものとはいえ、演習にそこまで差はないし特に大きな当たり外れのようなものは感じてないけど、2はちょっとフィクション色が強まってて
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.8

むっっっちゃすき笑
子供を亡くし、長年喪失感を抱えていた夫婦のもとに羊が突然子供を産み落とした。
その赤子は、顔と片手こそ羊であったが、半身が人間そのもので…
そこに亡き子供の姿を重ねたか、夫婦はその
>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

面白い!

クリスマス前日すら仕事に明け暮れる仕事人間、ジャック・キャンベル。
タワマンの一室で、金も、キャリアも、欲しいものは全て手に入れてきたと豪語してきたが、仕事で成功する前に空港で自分を送り出
>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.5

普通に面白過ぎて一気見した。
ただ田舎庶民の食事風景にありがちな、ちょっと不潔?こぼしたり、品のなさ?があるので苦手な人は苦手かも。
ある程度ホラーとグロ体制があるなら何も調べないで見た方が楽しめるか
>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

成功した父、引く手数多の美しい母、おしどり夫婦に生まれた主人公。
父の経営ミスで一家は没落し家を売られ、貧困の機能不全家族へと成り下がった。
かつての家族を愛した主人公は両親の離婚を受け入れられずに若
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

大衆ウケのためのギミックが先立ってしまってる感じがしてちょっと…綺麗すぎる…
なんだろ。急いでる主人公の足をしてくれるキャラたち、全てが顕著に都合よく組み込まれている感じ…

序盤の主人公が目覚めるシ
>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.8

こういうエンタメ性の高い悪党映画好き。

主人公側の登場人物が11人と多い分、やはり何人かは描写が薄い面々も出てきちゃってる(映画には尺があるしこれ自体は仕方ないことだと思う。)から、やはりそこそこ少
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.5

何年も前に1度見たきりだったので再鑑賞。
こんなストーリだっけ!?むちゃくちゃ面白いんだけど!

未知の惑星。
そこにはドラーグ星人が住んでいた。
その星では人間は動物や虫と一緒。
アリのように弄ばれ
>>続きを読む

メトロポリス(2001年製作の映画)

4.7

手塚治虫と大友克洋のタッグとか好きに決まってんだろ思ってたけどやっぱりなって感じ
手塚治虫の独特のデフォルメはそのままに、さらに繊細さを加えた顔の描写がとにかく美しいです。映像が……天才。

手塚治虫
>>続きを読む

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

3.6

人助けがトラウマになる凄惨な映画。
隣の家の住人を名乗る好青年な2人組が、卵を分けてほしいと言ってくるのが始まりです。
人のいいご夫人が卵を与えるが、それを落として割ってしまったり話をやめなかったりし
>>続きを読む

ヘンリー(1986年製作の映画)

4.6

80年代の映画!?普通に今見ても全く遜色ない。
※家族が一方的に惨殺されたりするので苦手な人はやめたほうがいいです。

パッと見は特に目立たない大人しい男。
その実は常習化した殺人が生活の一部となり、
>>続きを読む

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.8

可能な限り調べて考察を試みたけど全く落とし所がないしジャンル分け出来ない!なんだこれ!?
癖っぽいから人は選ぶよね、筋道があって理路整然としてる映画が好きなら合わない。

はみ出しものテーマで機械仕掛
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.6

好きだった🫶
甘い話に騙されてはいけない。
男に性を売りのし上がることを求められる社会で生まれてしまった一人のモンスター…
社会風刺的でもあり、切なさもある映画。

60年代ロンドン、煌めくネオン街、
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

いや〜面白かった〜。
ぶっちゃけセカオワも深瀬も好きじゃないけど、すごくハマり役でしたね。よき。

漫画家を目指す主人公はリアリティのある悪役を描けずに鳴かず飛ばずだった。
そんな折、アシスタント先の
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.2

シンプルに「ルカちゃんの好きな子が意外過ぎて良い…」ってとこと、「リュウ」の素顔が好きすぎました。ここがわたし的1番の見どころ。

細田守の作画好きだし、映像は綺麗、アバターデザイン一つ一つもいいし、
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.9

むちゃくちゃ良い!!!
あらゆる世代あらゆるキャラクターから学ぶところが多すぎる!良い点も悪い点も含めてね。
ジェンダーに縛られない、そういう視野を入れてくれる設定がナチュラルに描かれているのもいい。
>>続きを読む

天使の処刑人 バイオレット&デイジー(2011年製作の映画)

2.9

シアーシャローナンの横顔ほんと綺麗。

まだあどけない2人の少女、バイオレットとデイジーはバディを組んで殺し屋をしている。雑誌で見つけたあるドレスが欲しくて殺しの仕事を受けるのだが、ターゲットと対話す
>>続きを読む

ポラロイド(2018年製作の映画)

2.9

アンティークショップで働き、主人公は偶然にも年代物のポラロイドカメラを入手した。
そのカメラで自分や友人や色々なものを撮影していくが、撮影した後、写真に写った人物が死んでいくということに気づき…

>>続きを読む

悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.8

私の知る限りで1番古いサイコパス少女映画。
エスター系の作品がまさか70年近く前にあったとは…

ローダは礼儀正しく、笑顔が素敵な女の子。
負けず嫌いで、コンクールでメダルを取れなかったことが納得出来
>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.4

むちゃくちゃ面白かった。
監督が違えど脚本家が『羊たちの沈黙』と同じテッド・タリーだったので同じ方向性で作ってくれるんじゃないかと期待値が高かった。

クラリスがレクター博士を訪ねるもっと前。
非常に
>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

前作より、推理が少なめで猟奇性を推している。私はもうちょっと頭脳戦や推理を見たかった…

ただ、知己に富み高いこだわりを持つレクター博士の“上質さ”、“品”、“美学を伴う猟奇性”を余すことなく描いてい
>>続きを読む