ごえもんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ごえもん

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テリファー(2016年製作の映画)

2.1

胸くそグロ映画。
ピエロ役は台詞がないが表情豊かでなかなかの名演。頭おかしい人には軽はずみに絡まないようにしましょう。
殺し方が多用で、女装や三輪車と小道具も盛りだくさん。ピエロのみに絞ればitより上
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.2

現代韓国版八墓村。
とある韓国の片田舎に、謎の死者が続出する。連続殺人か町外れに住む日本人の呪いか。警察官の主人公は事件を追ううちにいつしか巻き込まれ…

主人公が娘(と家族)を悪霊(もしくは犯人)か
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

連続殺人半がヤクザの親玉を指したら?という設定たけでもおもしろい。
韓国映画あんまりみたことなかったけど面白かった。
サイコキラーも悪魔的な魅力があり、ヤクザも包丁素手でとるのはかっこいい。サンドイッ
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ゾンビ津波(2019年製作の映画)

2.0

正真正銘王道のクソ系ゾンビ映画。
ジャケットから既に笑える。
以上。

評価すべき点。
津波にゾンビを乗せてみた。
姪役のゾンビ動作が本格派。
頭を撃っても死なないゾンビ。
エンドクレジットが高速。
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The Hunt(原題)(2020年製作の映画)

3.5

深淵を覗くとき、深淵もこちらを見ているのだ。
狩りをするときは、相手も狩ろうとしているのを忘れてはならない。

事実無根の噂を拡散され被害を受けた金持ちたちが、レイシストたちを殺しまくる!というプロッ
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.2

人間の一番強い欲求である性欲を描いたキューブリックの怪作。
食欲や睡眠欲以上に人間の生存には欠かせない欲求だがタブー扱いになりがちな性欲に猥雑さを出さずに向き合ってるのが素晴らしい。

熟年だけど美し
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.0

竹内結子のナレーションが、夏目漱石の夢十夜みたいで引き込まれる。
スーツケースの話が一番怖かった。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

見てからしばらくたって思うこと。
戸田奈津子…
ヘラクレスがコロナワクチンっぽくて笑えない。タイムリーすぎ。

ラミマレック扮する敵役が、仮面の正体明かすのが早すぎかつ弱すぎて全然魅力的じゃなかったの
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シンデレラ(2021年製作の映画)

2.2

シンデレラにヒット曲をふんだんに盛り込んだ現代テイストのミュージカル。
配役は主人公のカミラはじめ、ピアースブロスナン扮する王様、王女と素晴らしい。
シンデレラが王子に会いに走り去るのに気づきながら見
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.0

やっぱ車関係ないやん笑
でもそれももう、定番となったからよし。内容は通常営業なのでそれなりにたのしめる。ドミニクと弟の確執がメインテーマ。
日本車の活躍場面は少ないけどちょいちょい出てくれるから満足。
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

5.0

邦題がひどいシリーズ。ダークナイトに対する夜明けの意味もかけてあるであろうに…

正義は悪の存在によって成立する。
この強烈なテーゼを提示したダークナイト。そこへ正義と悪を超越した愛に生きる男ベインの
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

正義は悪の存在によって成立する。
では、悪と戦うにはどうすれば良いのか。
お坊っちゃまバッドマンの軽薄な正義もマフィアの必要悪もジョーカーの狂気の前にはおままごと。
結局、正義を達成するには人々の信念
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.2

実は観たことなかった。
まだ、この時代のはわざとらしく泣いたり叫んだりせず、普通の演技ができてたんだなと思う。

坂本龍一扮するヨノイ大尉の存在が、分裂したアイデンティティーを併せ持つ日本人を上手く表
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.8

邦題がひどいシリーズ。
メインタイトルはともかく、副題はさすがに日本の観客がなめられすぎ。

月蝕の夜の、幼なじみたちのささやかな晩餐会というシチュエーションがよい。
みんな様々な秘密を抱えながらも均
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.1

音を立てたら即死という状況は前作から継承。day1から崩壊まで描写されると思いきや早々にお開き。そこでの友情が多少は生かされるがあらゆる伏線が散らかったまま終わる。part3狙いなのか、前作を食い潰し>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

久しぶりに観ると、何と冒険の範囲の小さいことか。
小さい町の小さな冒険。
でも、彼らにとっての世界の果て。
自分の世界に閉じこもるより小さくても世界の果てに行きたいと思えるいい映画。

チャンクみたい
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.7

ただのクイズ映画だと思って敬遠してたの後悔した。

スラム出身の無知な青年が、なぜミリオネアで次から次へと正解できたのかという謎を明かすミステリー要素を横糸に、回想から辿る壮絶な過去を縦糸にして、その
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.5

もし世紀末がきたらヒューマンガスになって、演説して、弾一発だけこめて、禿げて、ニトロ噴射して、正面衝突して死にたい。

キャッツ(2019年製作の映画)

1.1

生理的に無理とはこういう感覚なのか。
いわずと知れたミュージカルだが、妙に人間っぽすぎるCGの猫のせいで、醍醐味のダンスや歌に臨場感が全くなくなっている。
ミュージカルを映画でやる難しさは分かるが、そ
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夜明けの街で(2011年製作の映画)

3.6

横浜の美しい空ショットが丁寧に撮られてて好き。10年前の社会てまだガラケーだったんだなとかいろいろ見てしまう。
稲村ヶ崎はいつも雨。

深キョンは演技があまり上手くはないが不倫相手としての小悪魔的な魅
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

レオンとマチルダの心情の変化の描写が素晴らしい。
ナタリーポートマンかわいすぎる。
このジャン・レノがドラえもんやってるとは😂
麻薬取締部やばすぎて草
敵役のキチガイ演技も秀逸。

観葉植物育てようか
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.5

ミッションインポッシブルシリーズはどれもそれなりに楽しめるが、やはりブライアンデパルマの一作目が好き。
物語の伏線を散りばめたオープニングにはじまり、ミステリー、アクション、スピード感と映画として完成
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二重生活(2016年製作の映画)

3.6

哲学専攻の修士課程にしては、あまりに論文がお粗末では…と思うが、メインはそこではないので。

珠ちゃんが世間知らずのがり勉だったのが、尾行を媒介に教授や石坂、愛人、代行屋、彼氏から社会が机上の論理だけ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.7

中年の冷めたつまらない男が娘の友達に恋した瞬間からはじまる、家族の均衡のバランスが崩れていく感じがスリリングで笑えておもしろい。
ケビンスペイシーの気持ち悪い感じは秀逸だが、実は割りと突き抜けたことは
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

欧米系にありがちな教養を垂れ流してくる系の映画。アホなパーティーとかやってる割にこういう知的部分もあわせ持ってる矛盾があっておもしろい。

パリに行ったことがあり、次から次へ登場する人物たちの半分は読
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ディスクロージャー(1994年製作の映画)

4.5

素晴らしい社会派ドラマ。
技術畑叩き上げの部長マイケル・ダグラスの元に元恋人の女上司がやってきた!精根込めて開発した新製品が御披露目を目前に少々問題発生。女上司に報告に行くと、色気全開でセックスを迫ら
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.0

やはり80年代の空気感が好き。
自分の生まれる直前なのに時代に大きな隔たりを感じる。

小さい頃見た時は単なる勧善懲悪もののアクション映画だと思ってたけど、今見ると人種やベトナム戦争といった社会的背景
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.3

脚本が素晴らしい。
夫、推理作家、警部の心情の読み合いが、スリリングでよい。
ただ、浮気妻は死にそうな目に二度合ったからよいとして間男の推理作家は開き直って偉そうにしてるのはあまりに夫が浮かばれないの
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.6

最後まで読めない展開で、息が抜けない。なんといってもマイケル・ダグラスの存在感が半端ないが、パルトロウの流され勝ちな危うさも良い。芸術家もイケメンのクズ感が素晴らしく、刑事も死神っぽくて怖い。
主要人
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.2

ストーリがまとまりがなく、無駄に長い。何より怖くなさすぎ。
ギャグホラーとしても大して笑えない。
犬になってるシーンは少しおもしろい。

美少女戦士セーラームーンEternal 前編(2019年製作の映画)

2.1

セーラームーンの原作は読んだことないので、忠実さは不明。
戦士のそれぞれの見せ場があり、それなりに満足できるがやや詰め込みすぎか。
初期のアニメの子供向けを装った大人ブラックさは控えめで個人的にあまり
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アス(2019年製作の映画)

3.0

やられたらやり返す。
一世一代のリベンジマッチを偽物に潰される悲劇。
社会風刺はおもしろいが、ドッペルゲンガーたちの風貌が汚すぎて怖くないのは残念。
また、主人公たちとドッペルゲンガーがシンクロする理
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

2.6

登場人物全員バカ映画。
ひたすら元妻を目指し疾走する父。
最悪のタイミングで敵愾心に燃える兄。
泣き叫ぶ娘。
集まって殺される群衆。
我武者羅に特攻する軍隊。

バカすぎて大爆笑だが、みんな自分の腕の
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

いきなり不条理にも殺人部屋に放り込まれた人々の人間模様を描くヒューマンドラマ。
部屋の装置も怖いがそれ以上に人間が怖い。一番頼れる警官が壊れていき、そもそも壊れてた設計士が生きがいに目覚める。
あるの
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天外者(2020年製作の映画)

2.0

三浦春馬の演技は素晴らしい。
があまりにストーリーがつぎはぎなので歴史知らない人にとってはきつい気がする。
時期を絞るかドラマでも良かったように思う。
ただ、映画を通して貫かれる、何のために生きてるか
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