ごえもんさんの映画レビュー・感想・評価

ごえもん

ごえもん

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スコア(2001年製作の映画)

3.8

カナダが舞台のサスペンスものは珍しく、フランス文化も混ざった独特の文化がとても新鮮に感じた。
最後の展開は読めるが、豪華キャストがしっかり役作りしてる映画は最後まで良い意味で安心して観られる。
個人的
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.9

B級映画にこういう邦題付けがちだけど、がちの原題(複数系はちゃんと抜けてる)の時点で笑える。
プロットはアメリカの携帯も通じないとんでもないクソ田舎(なおアメリカの大部分はそう)の別荘に、セックスのこ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.0

親元から離れた一人暮らしの大学生が深夜ホラーを無性に観たくなった時におすすめ。
怖さゼロなので千鳥の相席食堂のつもりで、VTR止めてつっこみを入れつつ観るとバラエティーとして楽しめる。
ひとつ不可解な
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

安心と信頼の戸田奈津子訳。
いきなりEntityを「それ」と訳すのは、哲学に馴染みがない日本人向けには仕方ないのかもしれないが、ガブリエルが判事に解説したとおり、どこにでもありどこにもない「存在」とい
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

テレビで放映される度に楽しみにしていた小学生時代が懐かしい。
これで一度は考古学者に憧れた人は多いはず。とんでも考古物のクリスタルスカルからのとんでもない本物のアンティキティラ島の機械に対象が変わった
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モニカ・ベルッチの情事(1992年製作の映画)

3.2

豊かな生活を送るも、主人が莫大な借金を残して事故死。しかも浮気をしていた。
どん底から苦悩しながらも、中古車を駆って這い上がる美しきモニカベルッチ。文字通りタダでは寝ないそのしたたかさがかっこ良い。
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あしたのパスタはアルデンテ(2010年製作の映画)

3.2

邦題がひどいシリーズ。
映画への冒涜。

イタリア映画にありがちな美しい景色と人間関係のゴタゴタと、ゲイが要素。
しかし、原題のとおりゲイの主人公だけでなく兄を筆頭に登場人物それぞれが何かしらの爆弾を
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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

3.8

セルみたいな独特の映像美。
老若男女分け隔てなく躍り狂うのイタリアらしくて面白い。
特にラコリータは楽しそう。

ローマに消えた男(2013年製作の映画)

4.0

邦題が酷いシリーズ。
これは本当に酷い。

瓜二つな外見ながら、政治家と哲学者という別々の道を歩んできた双子が主人公。
二人ともダニエルを愛し、ダニエルも二人を愛したという過去から元来二人の性格は似て
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SEXドールズ(2014年製作の映画)

2.0

邦題が酷いシリーズ。

ルーマニアの工場で働く少女が、街をたまたま訪れたプロデューサーに認められ芸能人デビューかと思いきや、人身売買され娼婦にされ揚げ句殺されかける話。

原題のとおり希望も救いもない
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.9

ラッセルクロウのきちがいっぷりが痛快。B級映画としてはカーアクションも迫力があり、仕事も家庭もうまくいかない女性が懸命に生きる描写もそこそこ丁寧で好感。

この映画の見所はかわいそうだけど最後まで自己
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.5

ジェニファーコネリー美少女過ぎやろ。
やっぱこの世界観のホラーは好きかも。

麻婆茄子食べながら観たのは致命傷。ひき肉が蛆虫に見える笑

サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

3.8

小学生の時ビデオ借りたなぁ。
オープニングから音楽が最高。
サスペリアより前の作品というね。
ホラーだけど映像がスタイリッシュやなぁ。

ゲーム(1997年製作の映画)

4.3

金も権力も全て手に入れたがどこか満足できない毎日を過ごすニコラス。その原因は幼少期に尊敬する父の死を目撃するというトラウマ。
その父が死んだ年齢の誕生日に弟の粋な(行き過ぎ)のサプライズで、トラウマを
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

2.8

小さい頃観た時に単にイライラしたのを覚えていたが、今回観ると痛烈な社会批判となっていて楽しめた。
ローランドとエディ以外主要キャラで他人を思いやれるまともな人がいないのは恐らく意図的だろう。

前回の
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

自然の不思議な力で、細胞の成長だけが異様に早くなるビーチで、そこに集まった人々の人間模様を描いたパニックSF。
設定は興味深く、映像も美しい、カメラワークも独特で面白い。
指摘されている通り確かにいく
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

2.6

ブラジルの乾いた大地と粘着質なバクラウの人々、そこに入り込んだ陽気なアメリカ人たちを待つ運命とは…
ブラジルの現代社会を寓話的に丁寧に描いている。とされているが、さしあたり現代版八墓村。
50年前の日
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

一作目でパイロットに憧れたお陰で裸眼保ててるから、感謝の気持ち込めて問答無用で5.0。

最近めっきり減ってしまったけど、映画館で観るべき迫力と、過剰じゃない笑いと、そこそこの社会性を包含した大人のお
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.1

亀梨が玄関で絶対に靴を揃えない描写だけプラス1。まあ、玄関汚い家は何でも入ってくるやろ。
大阪から上京して、北稲毛に行くのに上野駅通るのは謎過ぎる。

芸人が主人公なのにクソホラーに必須の笑いすらない
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フューリー(2014年製作の映画)

2.0

一人の気弱な新兵が、歴戦の先輩や敵との闘いを通して一人前になっていくというストーリーは戦争ものやスポーツものの王道だがこの映画もその例にならったもの。
そこからの描き方に手腕が問われるのだが、とにかく
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アルカディア(2017年製作の映画)

2.0

なんか既視感あると思ったら村上春樹の1Q84のだわ。

過去に抜け出したカルト教団から送られてきたテープをきっかけに兄弟で教団に戻るという話。
時間ループに捉えていくという発想は面白い。ただ、弟が本物
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.5

リドリースコットのシェイクスピアがかった台詞は本当に好き。

真実はいつも一つでも、視点や立場によって見え方は全く違うものということを中世の決闘裁判から伝えてくれる傑作。

羅生門ぽいなと思ったら、本
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

4.0

マックスは被疑者に有利な証拠を持ちながらそれを使わずレイプ犯の被疑者を14年間の監獄送りにした過去を持つ。それから14年、そのレイプ犯のサムが出所した。弁護士に裏切られたことを偶然知った上で。

アメ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.2

グッチ家の栄光と没落をマウリツィオとパトリツィアの恋愛を通して描いた作品。
80年代から90年代の社会が丁寧に描写されていて興味深い。
携帯はなく、日本が何度も出てくるほどイケイケだった時代。御殿場ア
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

いきなりテロリストが襲ってきたらどう動くか、それぞれの生きざまが現れててとてもスリリングな映画だった。
最近は日本でも無差別事件が増えてきてるから決して他人事ではないなと思った。
個人的にはソ連のもと
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テリファー(2016年製作の映画)

2.1

胸くそグロ映画。
ピエロ役は台詞がないが表情豊かでなかなかの名演。頭おかしい人には軽はずみに絡まないようにしましょう。
殺し方が多用で、女装や三輪車と小道具も盛りだくさん。ピエロのみに絞ればitより上
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.2

現代韓国版八墓村。
とある韓国の片田舎に、謎の死者が続出する。連続殺人か町外れに住む日本人の呪いか。警察官の主人公は事件を追ううちにいつしか巻き込まれ…

主人公が娘(と家族)を悪霊(もしくは犯人)か
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

連続殺人半がヤクザの親玉を指したら?という設定たけでもおもしろい。
韓国映画あんまりみたことなかったけど面白かった。
サイコキラーも悪魔的な魅力があり、ヤクザも包丁素手でとるのはかっこいい。サンドイッ
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ゾンビ津波(2019年製作の映画)

2.0

正真正銘王道のクソ系ゾンビ映画。
ジャケットから既に笑える。
以上。

評価すべき点。
津波にゾンビを乗せてみた。
姪役のゾンビ動作が本格派。
頭を撃っても死なないゾンビ。
エンドクレジットが高速。
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The Hunt(原題)(2020年製作の映画)

3.5

深淵を覗くとき、深淵もこちらを見ているのだ。
狩りをするときは、相手も狩ろうとしているのを忘れてはならない。

事実無根の噂を拡散され被害を受けた金持ちたちが、レイシストたちを殺しまくる!というプロッ
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.2

人間の一番強い欲求である性欲を描いたキューブリックの怪作。
食欲や睡眠欲以上に人間の生存には欠かせない欲求だがタブー扱いになりがちな性欲に猥雑さを出さずに向き合ってるのが素晴らしい。

熟年だけど美し
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.0

竹内結子のナレーションが、夏目漱石の夢十夜みたいで引き込まれる。
スーツケースの話が一番怖かった。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

見てからしばらくたって思うこと。
戸田奈津子…
ヘラクレスがコロナワクチンっぽくて笑えない。タイムリーすぎ。

ラミマレック扮する敵役が、仮面の正体明かすのが早すぎかつ弱すぎて全然魅力的じゃなかったの
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