観客が自発的に愛情を劇場に持ち込まないとかなり厳しい作り。
凄くよくて、泣けるけどね、、
職人監督にかかればあの1からこうもイメチェンして面白さを残せる。ただ俺は好きではないというそれだけ。
この映画にフェミニズム持ち出せるやつは、この映画好きじゃないと思う!
感覚的なアートってだけでもう最高なのに。
もっとハイコンテクストな映画かと思いきや、以外と単純明解な王道SF。
簡単なことを難しくしてる悪い例のはずだけど、
「言語による思考形成が時空にまで影響を及ぼす」このプロットの圧倒的な強度ね。それだけ>>続きを読む
一緒にケンカして、腐ってる時は外に連れ出して、本人のためなら「いなくなってくれた方がいい」とマジな顔して言えるベンアフに乾杯。
天才性やPTSDは確かにショーンしかわかってあげられないけど、わかってあ>>続きを読む
MCUで外してたけどようやく観た。いい意味でも悪い意味でも新しさがなくて、サンプリングの快感を味わう映画。
監督の設定資料の絵の方が惹かれるものがあるなぁ。。
叙情的な描写や世界観と、3DCGのギャップが、快感まで飛躍出来てないのが残念。
ただ、宮崎駿の言うところの「才能とは情熱を持続させる能力」だとすると>>続きを読む
ぐすん、、
聖が命を切り離した断髪と爪切りのシーンで、飛行機の中なのにあうあう言って泣いた。
細かい仕掛けは沢山あるけど、浅野忠信の「トシオーッ!!!」が一番破壊力ある。。さすが。。
遂にPOVホラーで空撮なのか!と期待したが、、
SF的な考え方が主軸だったりして新鮮な味わいもあるし、膨らませるだけ膨らませるみたいな手法も週刊連載の漫画みたいで個人的には楽しめるんだけど、まぁ終わり>>続きを読む
被写体がとうとうさらけ出した本音みたいなのがなかった。怒りの感情以外の本心は全く読めず、歯の奥にモノが挟まったような口ぶりはやっぱりどこか胡散臭い。。
「嘘はないか?」と訪ねられた佐村河内が沈黙する横>>続きを読む
笑えるコメディなんだけど、とにかく洒落てんだよな〜〜。
男はつらいよみたいなシリーズになっていってくれるとハッピー!
凄く楽しい映画だったけど、サミュエル叔父貴の火炎のような執念がしつこすぎてクライマックスに向けて気持ちが盛り上がらなかった。。
ただ異文化をフィールドワークしていく
過程とかは怪獣映画の枝葉として抜群>>続きを読む
ノレなかった、、
大好きなジェフの作品でこんな気持ちになるとは、、
いわゆる引きが巧みすぎて、クライマックスの肩透かしがかなり辛かった。辛い。。
ラビングはかなり期待しているよ。頑張ってほしい。大好き>>続きを読む
バカ系コメディだけど、この圧倒的なカタルシス!
エンドクレジットもイケてる〜〜〜。
押井的な台詞回しの極北というか、やりすぎだろというか、、
最後にバトーがキレるのも、羽生くんばりに「それはないだろお前!」と怒ってやりたかったが、まぁ、サイボーグの気持ちは俺にはわからないし。
非常>>続きを読む
評価低すぎる。。
キャップの飛び蹴りは最高だし(ポンジュノ、遂に飛び蹴りをスローモーションにした。笑)
突拍子もない事象の連なりから生まれる圧倒的に痛快な序破と、笑いだったものが悲しみに次々に変わって>>続きを読む
ユング的な精神分析を反芻するだけじゃない、妙に質量のある台詞回しがいい。
「ゴースト」=「自我」から、「ゴースト」=「存在意義」にさりげなく転調する巧みさも上手いなあと改めて。
リニューアル版、見辛い>>続きを読む
押井お得意のループ構造だが、今作で用いた方法は過去作とは180度違う。
森博嗣の原作は、閉じた物語の中で登場人物達が更に閉じた世界へと落ちていく、まさに自閉的セカイ系の極北。
だが押井はラストを大>>続きを読む
「シチズン・フォー」鑑賞後だったので、まずJGLのスノーデンそっくりな声にびっくり。度の強いメガネも極力採用してたけど、たまーに伊達に替えてたね。笑
ドキュメンタリー同様、ホテルの一室での取材と、ス>>続きを読む
感想は後日書く。
敬虔な仏教徒の父を持ち、キリスト教系の高校時代を送った自分としてはやはり遠藤周作の『沈黙』はただの小説として語れない作品な訳だが、何度も読んだ原作とはまた違った発見があった。脚色され>>続きを読む
折角8ミリフィルムっていうわかりやすいモノで物語が進むので、もっと即物的な方法で恐怖を煽っても良さそうだが、この監督はとにかく丁寧に画面をレイアウトして細かく恐怖のタイミングを分けるので、正直テンポが>>続きを読む
春日太一の著書『仁義なき日本沈没』でラストの撮影秘話だけ知っていたので、もうワクワクで観た。
ラストシーン、緊張感を演出するため、演者にリハーサルをさせなかった黒澤明。
が、撮影スタッフは大混乱。>>続きを読む
ドリルの先端部分で増殖する小さな虫がおぞましくて素敵だった。
Dr.ストレンジが良かったから気になって観てみたが、やはりストーリーをまとめあげるタイプではなく、独特な映像へのアプローチで観客を引っ張>>続きを読む
無茶苦茶すぎる脚本と、使い古されまくっている設定。
だが、監督はその自然の摂理から見事に抜け出し、魂を解放した!
あまりに狂気の映像表現に、涎だらだらの「あーあー、あーあー」トランス状態。
アント>>続きを読む