きんろーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

きんろー

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ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

3.5

大冒険するわけではないからめっちゃ地味なんだけど成長してから見るとまぁまぁ複雑な構成に驚く。

あとはやっぱり原作者の知識量とそれを子供向けに落とし込んだ力量もすごい。当時の自分には無理だったが賢い子
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.5

今更なにが面白くないか説明するのも野暮だけどプーさんを使ったオリジナル性が皆無なのが辛い。

よかった点はエロい女が殺される古き良きホラー、スラッシャー映画の特徴を押さえてる点と冒頭にイーヨーだけ食べ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

緊張感が凄い。

尋問のシーンが何気に笑えて好き。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.5

低予算の中でアイデアを絞るいつものブラムハウスって感じ。

ミーガンにおいてはそうはならんくない?って展開がちょくちょく気になった。

邪願霊(1988年製作の映画)

2.5

まぁこんなもんよねって感じ。

Jホラーの元祖以外の魅力はあんまりない。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.5

前後のつながりが意味不明かつ散文的な映像の数々でストーリーはやや難解。

だが研ぎ澄まされた美的センスによる映画から独立したそれらの映像は単体で作品として成り立つほどに高水準で、今後一生忘れられないシ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

本来評価するべき点ではないが単体で完結していて良かった。

DC は本当にヒーローを人間として描くのが上手。プロデューサー陣が優秀なのかな。

ザフラッシュのバットマンがバットマン史上最もカッコよかっ
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

4.5

ある種聖域として扱われるヒーローを神の座から引き摺り下ろして描き出すヒーロー映画最高傑作。


出自の異なる自分のアイデンティティに悩む姿や血のつながらない家族との絆を序盤に重点的に描くこと、後半は軍
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.5

低予算だがその予算内で過不足なくコンパクトに収めてきた優等生的な作品だと思う。

今のハリウッドは次回作ありきや投げっぱなし、風呂敷広げっぱなしで終わらせる映画ばっかりだからこの作品のような堅実な作り
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

趣味映画の道を歩み始めたきっかけの作品をスクリーンで、しかも大音量で見ることができて感動の極み。

重低音大音量上映なので家のテレビでは聞き取れなかった細かな音や音の立体感を感じることができてより作品
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.0

まず主演の人種の問題以前として全体的に浅くて薄い。子供向けだとしても言い逃れできない。

2時間かけてアリエルも周りのキャラクターも世界観も掘り下げが全くなくて印象に残らず、ストーリーもふわふわしてど
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.0

ロングデイズジャーニーはほとんどこれの焼き直しなくらい映像に既視感。

さすがに抽象的すぎて意味不明で感覚的な部分も自分にはあまり合わず。

過去未来現在の曖昧な時間の流れの中で、中国の田舎の風景だけ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

今の日本エンタメ界トップ狙える天才。

柄本明すごすぎ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

断片的な映像表現。自分は流石にメタファーに頼りすぎ?ぶつ切りすぎで不親切すぎるように感じた。

なんとなくわかったようなわからなかったような、、
泣けたと言う意見が多かったがガワだけ見た感じ親子の絆に
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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.0

めっちゃタイプの映画だけど中盤以降グダグダすぎ。

序盤のワクワク感は半端ない。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

ストーリーはいつものディズニーピクサーって感じだけど映像美がすごい。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

立体的な映像のセンスが神がかっている。

映画全体がパワフルで魅力的な映像に溢れているが1番好きなのは、序盤の小説家の家に押しかけるシーン。
あんなに映像映えするオブジェクトの配置とカメラワークが頭の
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.0

アクション誤魔化しすぎ、展開同じすぎ、平場面白くなさすぎ。

単体なら結構面白いけどシリーズの続編と考えるなら酷い出来。

前作は超えなかったか。

野火(2014年製作の映画)

2.5

コレジャナイ感が半端ない、、

塚本晋也の作風だからこそ表現できた原作の良さというのもあるのだが、ほとんどはミスマッチのように感じる。

原作『野火』の持つメッセージを低予算で伝えることは可能だろうが
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ロボコップ ディレクターズ・カット版(1987年製作の映画)

3.5

ロボットに改造された警察官が犯罪者を懲らしめるストーリーもヴァーホーベン監督にかかればとんでもない悪趣味映画に。

近松物語(1954年製作の映画)

4.0

過酷な時代に翻弄される愛の物語を溝口健二流に丁寧に描きあげている大傑作に違いは無いのだが、うまくまとめられすぎて返って作りモノ感が強く感じられてしまって物語に没入しきれなかった感じがする。

思う存分
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