添島さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

いつかクリスマスに仲間と見たい映画とかにランクインしてくるのかな。あったかくてふふふと笑える彼らでした。

驚くほど派手さのない演出と、あの時代のファッション、ピアノの演奏が好きなポイント。
実話でび
>>続きを読む

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

4.0

ドイツならではのストーリー。コメディとしても家族問題、難民問題や偏見へのテーマとしてもまとまってて見終わったあとの満足感たるや。エイミー・アダムス似のゾフィが適齢期あるあるの葛藤でよかった。そして息子>>続きを読む

ゾンビーズ(2018年製作の映画)

3.9

これぞ見たいディズニー。音楽最高だよな~。
今時の子達は人種ミックスが大前提の初頭教育なんですね。最近の昔話に無理矢理混ぜてくるのうーん、って思ってたんだけど、今回なんか腑に落ちたなぁ。

キャストみ
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

想像以上の茶番。茶番なのにみんなガチめの演技してるからなお茶番。でもエンドロールは確かに誰一人立ち上がらなくてすごいなと思った。

えぐいヒールで山登りする百美がすきです。いいこだったなぁ~~

羊の木(2018年製作の映画)

3.8

サスペンスというには穏やか。なんでもない田舎の一都市でもまた多くの人がお互いを知らないまま生活してる。

タイトルが全然結び付かなかったのだけど、なるほどwikiでバロメッツ読んだら何となくわからんで
>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.8

総じて面白かった。三部作としてとても爽やかな終わりだし、新キャラ含め魅力的なバランスだった。しのぶちゃんと周防さんはさすがの殿堂入りです。太一も確かに線を越えた感じが出てた。野村周平よき。
全国大会の
>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.9

松岡茉優加算。

前半はとっても今一つだった。そのストーリーは他のとこで何回も見てるし、なんならびっくりするくらい千早の魅力がなくなってた。太一も分からんではないがいい男っぽい行動に下心が透けてて完全
>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.8

矢本悠馬と國村隼いいなぁ~~~

エピソードとしてはつくえくんのとこ不覚にもぐっときてしまった。自分だけ勝てない悔しさとか恥ずかしさ、あの頃の部活っていう限られた時間だけで味わう辛さだよな。

まっけ
>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

4.3

7/5初日劇場で

前のレビューで音楽は引き立てにとどまるって描いたけどそれでいてなお耳に残る旋律。音がすごーくよかったのでぜひ劇場見てほしい…

--------------------------
>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.7

想像してたホラーではなかったし途中までうーん、単調、と思っていたんだけど、総じて後半のシーンがすばらしかった。家を二人で出てからの浜辺のシーンまではほんとにエモの極み。髪の長いまさに人魚姫みたいなおん>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホアキンとニーナ役の彼女。このふたりだからよかった。ホアキンすごいなぁ…ホアキンだけど完全にジョーを背負ってるもんなぁ…。メンタルがおから…。
湖のシーンがすきです。

二人の逃避行かと思ったら、ニー
>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.6

「名作」を前作にもった上でのこのクオリティ。オリジナルをリスペクトしつつもちゃんと現代の音楽を混ぜてるし、なんかほんと、名作に寄りかかろうとしない感じめっちゃ好感です。それでいて空気はほんとうにメリー>>続きを読む

グアンタナモ、僕達が見た真実(2006年製作の映画)

3.9

この世界はあまりいいところじゃない。

なんでこうなるんだろうなぁ、個人の単位で見れば普通のやり取りをしている米兵だっていたのにな。なにがうまくいかなくしてるんだろうなぁ。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

表情が細やかなストップモーションアニメ。微細な変化で気持ちって伝わるんだなぁ、よく見ようとすれば。

子供たちを守る大人たちがすてきでよかった。子供たちはみんなかわいかった。
ラストでみんなが口々に先
>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.9

真っ赤っかなブラックコメディ。悪趣味だけど面白かった。史実を思えば面白がるのも不適切な気はするけど、まぁ外国が見たロシアのヤバい話。英語だったのがなぁ~~~~、しょうがないけどロシア語でやったらすごか>>続きを読む

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.8

多感な少女時代やたらすきだった由貴香織里的ゴシックホラー。イギリスかと思ってたらおもっきしアメリカだった。ニューヨークだった。インディアンとか言い出してた。
でも今見てもやっぱりすき。マスバスくんちょ
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

質量で殴ってくるタイプ。圧倒的な水の量にまさに息もつかせぬと言う感じ。たのしかったー!

なによりアンバー・ハードのメラちゃんとニコール・キッドマンの女王が美しくかっこよくたまらない。かっこよすぎる。
>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

僕らの生まれてくるずっとずっと前の話。紙と鉛筆で計算し出したときに絶望しました、なんて恐ろしい状況にいるんだろ。絶対嫌。

デミアン・チャゼル×ライアン・ゴズリングって売り方したら新境地すぎてラララン
>>続きを読む

Four Lions(原題)(2010年製作の映画)

3.9

ブラックすぎてあわわわ……ってなってる、あわわ…
面白いところは声出して笑っちゃったくらいなんだけど、カンバーバッチさんの後くらいから笑えな……うっ…いや面白なんだけど。ぐだぐだ自爆テロ、上映は期待し
>>続きを読む

仁光の受難(2016年製作の映画)

3.0

お洒落でアーティスティックな画面と音楽はすきだったけどよくわからない…いや別にないのか…?よくわからなかった…正常な判断ができる状況下での合意が必要って話?

勘蔵さんは京極センセがすきそーな設定だな
>>続きを読む

トリガール!(2017年製作の映画)

3.5

たおちゃんおめでとう鑑賞。
台詞がめっちゃ聞き取りにくかったり、坂場先輩がこいつとじゃきゃ飛ばない!!っていったときのおいおいおいおい圭先輩の気持ちは!?配慮は!!??って思ったりともやんがあったのだ
>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

4.3

面白かった~~~~!
池井戸潤、マッチョなイメージあったので食わず嫌いだったのだけど、ポスターの豪華に渋すぎるキャストに釣られて正解でした。いやほんと豪華だな、劇場でも豪華すぎて誰か登場する度にもはや
>>続きを読む

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.8

面白い、というか、単純に好み。ノクターナル・アニマルズ等芸術系ホラーの、美しくその世界の人だけが不幸、っていう業の深さ。今作も他聞に漏れず。

ストーリー自体はまんま呪われた絵画なんだけど、美術の値段
>>続きを読む

マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.6

いつか履きこなせる大人になりたいなぁと思い続けている。美しいshoes

イラストレーションと音楽の演出がおしゃれ~。画のカットも色合いから配置まで完璧に美しいシーンを作っててこの場所でボーッとしたい
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

予想以上には面白かった。なんせキャラクターがいい。展開とかはかなりご都合だけど、正しく「アウトロー」たちといったそれぞれの背景を臭わせる設定、すきです。特に今までの男女比を是正しようとでもするかの如く>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作なかったら好きだったかもしれない。でも前作がある以上今回の展開すごくすきじゃない。前作乗り越えた上であんなふうになる?いや百歩譲って先に人間同士のゴタゴタでモリサンたちがどうこうなってたら人間見限>>続きを読む

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.6

バキバキに決めた華やかなオーシャンズとは違って肩の力が抜けるカントリーロード。セバスタとキャスの使い方大好きすぎた。

ゆるーい。
ユルい楽しさにいまいち乗り切れなかったのは、最近のハイカロリークライ
>>続きを読む

Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密(2014年製作の映画)

3.6

ビーガン讃歌のアプローチ、続編の健康の観点よりは客観性とキップさんの思考の流れがあってよかったかなぁと思う。本人もまだビーガンになる前だからかマウントの取り方が緩やか。
人間増えすぎたよなぁ。
でも今
>>続きを読む

健康って何?(2017年製作の映画)

3.5

好きなライターさんが一知識として実践してると言うことで見てみた。確かに極端なプロパガンダである。
けど一方で、そういう現状がある、というのも大事な話。養豚場の近くで生活してる人たちの話がなかなかきっつ
>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

4.0

初っぱなからカールのメンタルがぼこぼこだけど安定して面白いすごいシリーズ。犯人側からのアプローチパートが説明しすぎないのにかなり細かいところまで教えてくれる。卑劣な犯行に至る動機を毎回丁寧に描くなぁと>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.8

いーーーーーやもーーーーーーーー、なんで金持ちのイケメンお坊っちゃんがクズに転んだら底辺を知らないんだろう。胸糞とはまさにこの事と言う犯行。前作もだけど結構女性への暴力がきっついので、いやほんときっつ>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

4.0

め、めちゃおもしろですやん………

なんかちょっと二時間サスペンスドラマみたいなタイトルで正直舐めてたんですけどめちゃおもしろです…。ルメートルのメロウな部分をセブン的ハードボイルドスパイス振りかけた
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.6

印パものは初めて見たのだけど、二国間にこんな感情があったことも知らなかった。そしてそれを全部ひっくるめるバジュランギおじさんの善良さ。なによりムンニーがかわいいったらない。もちもちの丸い顔でにっこりさ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

何をか言わんやである。


でも言う。
ライブ・エイドの演奏シーンは至高。映画として積み上げてきたストーリーの集大成でもあるし、音楽の力そのものでもある。
伝記映画の今後のハードルが尋常じゃなく上がっ
>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

4.0

見たいのは希望だけ、みんな悲劇からは目を背けている。だから悲劇的な現実に抗う希望を伝えたい。

奴隷の立場から逃げようとして、助けを求めたのは女だけど助けにこられるのは男だけ。だってあの制圧された世界
>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まずはニッキーちゃんのすべてに称賛を贈りたい。これぞ共闘。役割を理解して一切の無駄を省いた接触。それなのに情がある。間違いなくこのシリーズでもっとも魅力的な人物。ありがとう、お疲れ様。

そしてシリー
>>続きを読む