添島さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.6

前作からの繋ぎの演出がクール。スピンオフとはいえがっつりストーリー組み合わせてくる辺りがこのシリーズです。でもやっぱりヒロイン要らないと思うんだよなぁ…一緒に行動しなくていいじゃん、アクションの切れが>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.9

マジで死なないジェイソン・ボーン。
毎回逃走・肉弾戦・カーチェイスの繰り返しなのに見てられるのは、やっぱりラッキーに頼らない生っぽいアクションだからなのかな~、かっこよし。

ニッキーちゃんのあれはフ
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.9

やはり渋い。アクションもカーチェイスも質量を感じる。敵が相変わらずwalk aloneでかっこいい。ボーンもそれみたことかな展開だったのでこのままwalk aloneを希望したい。

エンディング曲が
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.9

二時間とは思えないくらいぎゅうっぎゅうに詰め込まれたストーリー。無理がある訳じゃなくて無駄がないので目まぐるしいながらもしっかり楽しめる。
なんといってもあのかわいいフォルムの車でのカーチェイスがかっ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

原作ファンの両親と。私自身はノータッチ。

キャストも演出も豪華、安定の東野クオリティでエンタメとしての笑いどころもあるし、最後まで十分楽しかったと思います。いや松たか子すごいわぁ~~~~~、ぞくぞく
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

頭が痛い。
彼女は強かった。じゃねぇわよ。
なんでそんなとこで強さを証明しなきゃいけないの。なんなの。
雪の中を10kmも走ったの?
ベッドの上で震えるエリザベス・オルセンと一緒に嗚咽が止まらなかった
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シティ・オブ・タイニー・ライツ(2016年製作の映画)

3.5

大都会ではないけどそこそこ開発が進みつつあるcityを背景にしたハードボイルドな探偵物。ハードボイルドとはいっても政治や宗教が絡む地道な話なので、そんなに血湧き肉踊るってこともない。行天の来なかった多>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.9

もとのアニメはまったくのノータッチ。
前半は今一つしっくり来ず、みぞれの不安定な一挙一動に「う~~~ん、それは、大丈夫?」ってざわざわが止まらなかった。百合って依存なの?と。
が、最後の演奏シーンから
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.7

柳楽窪田さすがすぎと言うかあんだけ二次元なのに台詞に違和感持たせないのすごいわ~。寄せてる感がナチュラル。堤真一はもはや粋。

アクション頑張っててすごいかっこよかったです。吉沢くんの顔のよさ全力で生
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.0

まさかのぐっと来る結末。そういえばはじめから社会的な問題がきっかけだった。

なによりシリーズの醍醐味とも言える、昨日の敵は今日の友的演出。小粋。一作目からの伏線がきれいに回収されてる。かっこよすぎる
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.0

笑いのキレが格段に上がった。超面白い。超面白い。

今回は曲がりなりにもスーサイドスクワッドなので気分的にも見ていて楽。人数増えてもまだ個性が消えず、モブが減った分より見せ場がある!エンタメ性に磨
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.9

クズの顛末ではあるけど最高に楽しい!頭のいい悪党だとどうしてもうまくやりきってほしいと言う願望がわいてしまう~。教授たちみんなキャラがたっててよかったです。続きがたのしみ。

映像のどぎついコントラス
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.6

文学的なものはなかったけど、まぁそもそも実際に起こっていることに近しいものに文学もなにもないか、と思った。実際自分を殺す人間がどんな背景持ってるかなんて知った上で死ねることなんかそんなにない。

ジェ
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モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

そういう方向性なんだという驚き。原作により近いのか、しかしこのモーグリは完全にサイコパスではと震えた。怖い。あんな堂々と他人を使って駆け引きして目的を達成するのか。たしかに狼でも人間でもあるようでまっ>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

どんなときでもステイサムなら大丈夫。
信頼が熱すぎて主人公のバトルよりまわりの「いいひと」たちがいつ犠牲になるかはらはらしちゃった…
おおむねセオリー通りだったけどルビーローズが画面にいるときずっとク
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.8

前半は近未来SFっぽいわくわく、後半は一転社会派の示唆に富んだ内容でした。小さくなってる意味がないとは思うけど、むしろ小さくなっても本質が変わらない辺りを描きたかったのかなぁと思ったのでわたしはこの展>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.1

全く幸せではないけれどすごくすごく面白かった。もっともプリミティブな主題なのに最後まで何が選ばれるのかどきどきしながら見れた。まったくしあわせではないけど。金髪になってからの美しさがこわい。

出てく
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.6

一周だけしました。フィンくんファンにはたまらない細かい分岐。300時間とか恐れ入るお疲れ様です。ウィル・ポールターがめずらしく軽妙な勝ち組。

今後このジャンルが展開していくか否か探ってますみたいな感
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

は…………っっっピーエンドでよかったじゃーーーーん!!!!!なんで!!!なんでなの!!!!そこが評価高いか知らんがあんなかわいくてクレバーな彼女殺さなくていいじゃん!!!!!なんで!!!!!!!ウィ>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.3

これはつまりハリポタで言うなぜあの傷ができたのか、を第1章で説明するまでの物語。いやもーとにかくもったいない。マシュマコのチート過ぎる中二感かっこよかったのに!イドリスエルバのガンアクションも笑っ>>続きを読む

ミッシング・ポイント(2012年製作の映画)

4.0

typecast as a terroristに合わせてこれを見る。いま思えば9.11で決定的に世界は変わっていた。

地味な映画だけどわたしがいちばん身に沁みたのは、好意があれば差別していないってこ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.2

2019年一本目です。か~~~っこいい~~~~~~!!K2~~~!!!!!!!K2かっこよすぎ帝国のデザインは反乱軍より上だよね。アラン・テュディックもさすが!!!

しかしエピソードⅣの冒頭でさらっ
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.2

うわーーーここまで見てよかった!!ほんとに!!!これは面白かった!もっとも容赦なくエモい。うわーーーーー!!!

前回ギッスギスだった師弟もドッヂボール式のジョークを交わしながらなんとかやってけて
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.6

なるほどあなたのストームトルーパーはここから!機械にはできない、人間にならできることがある。前作のシンギュラリティを被せてきた今回の展開、熱いけど発想が地獄~~!って思った。確かにこれを70年代から構>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.9

ビジュアルが技術的にも顔面的にもギャーンと上がって華やか。アミダラ女王いちいち美しい。ナタリーとキーラのそっくりっぷりにも驚きです、CGじゃなかったんだ…

アナキンのレースシーンはすごく記憶にあった
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.6

三部作見終わって、わたしは完全にスターウォーズにはまりきるタイミングを永遠に逃したタイプの人間なんだなぁって思った。いや、だって、森にストームトルーパーいるの面白すぎじゃない??
全体的にアドベンチャ
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.6

ルークがふわんふわんしている。っていうか、このタイミングで修行って、そんな悠長な。

前作よりごりごりに技術面はパワーアップしてた。でもヨーダはすごく…あれです。うん…でもルークにせやからあかんのや…
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.7

これはもうクラシック。

年末耐久第一段。ローグワンのリズくん見るまで頑張ります。
それにしても内容全然覚えてなくて、レトロな映像にんふふとなったけど、そうか、40年も前の作品なんだなぁ!けっこうがし
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.6

設定がいい。ブラックな入りはかなり好みです。アダムスファミリーのようなパパ、なんで名前ミシマなのかと思ったらそういうことか?そういうことなのか?そう言われれば似ている気がしてきた。
終わり方ポップすぎ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.8

コンセプトがいい。必要以上にエグくならず、でも得体の知れない怖さと好奇心に溢れ、なによりサンドラ・ブロックのキャラクターがよかった。見ていて気持ちいい。あと子供たちがかわいい。サラ・ポールソンのとこだ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.1

なるほど文句なく面白いなぁと感じた。なんせ魔法のエキスパートたちの戦いだから迫力がすごい。問答無用で繰り出される技の連続!テンポがいい。たのしい。が、ゆえに世界観に親しみがないと説明省きすぎててなんの>>続きを読む

ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)

3.4

面白さはそもそも求めてなかったけどそれを裏切らないストーリー。どうにかなる設定じゃないのもわかってたけどどうにもならないままでした。

リズアーメッドの顔がみたくて見たんですがいい奴だったので思わぬ収
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.9

クリスマスの古きよき。そこにジュダくんのテディがいることでちゃんと「今」の時代って言うのも生きててとてもほっこりした。ジュダくんよい成長をしてるな~~、ちょっとHSMの時のザックを思い出すビジュアルで>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

正直ストーリーは破綻してると思うしなんなら突っ込みどころしかないんだけど、この点数なのはひとえにすべてのキャラクターがかわいかったからだよね。トムハにはじまりリズアーメッドの顔面のよさ、ミシェル・ウィ>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

3.5

たぶん思う以上に珍しくない地獄。
ロシアの芯から冷えるような雪の重さが残る映画でした。しかしずっとスマホ持ってる女って気持ち悪いな。