荒巻セントラルプラザさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.3

比較的この映画の人達と近い業界にいる人間の感想です。

映画に出てくるダメな人達は誇張されてるようでどれも本当リアルです。
人も現場の感じもギャグみたく見えてあの業界の日常とも言えます。

だからこそ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.7

いよいよ大詰めになってきたキャップ&アベンジャーズシリーズ。
様々なキャラが入り乱れ、各々の正義が交錯し、視聴者はただただ萌え狂う。

ツンデレ社長おじさんと情緒不安定病み幼馴染とキャップの三角関係も
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

ストーリーとは別の話なんですが、事前にバーフバリを見てたせいで「この大国を収めるには王のカリスマ性が足りないんじゃないか」「顔のアップが足りないんじゃないか」と考えてしまいました。

ハイテク武器持っ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

学生時代の友達にいた話しのテンポを殺してまでひたすらボケてくる奴。
その一つ一つはスベることもあり、時としてうざくもあるのだけど大人になった今、彼を思い出すと少しクスッと笑ってしまう。
そんな愛すべき
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

大作化が進むマーベルの中であえて自らボケにボケて三下感を全面に押し出していくソー。
なんだかんだ言ってマーベルで一番好きかも知れない。
もうオチとかドリフみたいだったけど俺は好きだ。好きなんだ。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

面白い格好したおじさん達が手クルクルしてる姿にフフフてなる映画でした。

何でも有りな割にそこはダメなのかよ!とわりかし思いました。

あとマントかわいい。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.3

恐らく金曜ロードショーで見た時完璧なバランスになるように計算され尽くされた映画。

全てが金曜ロードショー的に丁度いい。

一つだけ言いたいのは折角ウェルカムトゥジャングルなんだしアレックスのTシャツ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

藤子・F・不二雄作品の短編を思わせるような怖面白い一作でした。

映画のジャケットで分かる通りみんなの顔芸が素晴らしいです。

というかこのジャケットのせいで主人公が関西弁でビビりまくるコメディ映画か
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

この映画を一切ネタバレなしで見れたオタクこそ真の勝ち組です。

オタクによるオタクの為のオタク讚歌映画にして、最もオタクに突き刺さるシンプルな提言を最後に示していて非常に好感を持てました。

スピルバ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.0

みんな不安と不安と共に待ったパシフィックの続編。

最初の5分くらいは
「前作が勃起するタイプのロボット物だとしたら
今作は勃起しないタイプのロボット物だな」
くらいの気持ちで見てたのですが
自分的に
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

エモーショナルな気分に浸りたい夜があり視聴。

世の中のナーディー層には昔から「かわいい思わせぶりな不思議ちゃんに弄ばれた末失恋したい憧れ」を持ってる人が結構います。

そういう層にとってはサマーが思
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

まさに「小気味いい瞬間」に溢れた映画。

エドガーライトがかつて街で音楽を聴きながら妄想したであろう「最高にイカした音楽のある風景」か具現化されている。
そんな音楽好き中学2年生男子の夢を叶えたような
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.8

最高だった。やっと脳がインドに追いついた。

カッコいい!
とかですらもはやなく
ヒャアー!とかヒュー!
くらいしか語彙がなくなり
その内バーフバリのアップになるだけでちょっと内股になり頬を赤らめてし
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

様々な賞賛の声を聞いてから視聴。

面白いのだけど、人生であまり触れたことのないタイプの面白さなのでまず動揺してしまう。

あと「トンデモ映画」ていう先入観を持って観たのも失敗だった。

本当物凄い王
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

2.8

とりあえず見た人はその映像の凄まじさに度肝を抜かれます。
メイキング映像は空前絶後のレベルなので必見です。

しかしそれ以上に本編は
「その事情普通に飲み込めるの!」
「そこはあっさりなんだ?!」
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HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION(2017年製作の映画)

3.0

琥珀さんがまともになったせいでかえって「どうしちまったんだよハイローさん!」になった最終章。

今までもストーリーは充分意味不明だったのだけど、それでも肝心の何が凄いかは絵を見せてくれたからこそ俺達の
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HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年製作の映画)

3.0

雨宮兄弟の2時間あるPV。

見てると色々、
本当色々ツッコミ所しかないのだけど最終的にアイス食べてるシーンで「フフフ」てなる。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.6

アウトレイジ最終章というかアウトレイジ番外編。

全二作が「笑ってはいけないヤクザの知られざる日常」というコミカルさがあったが今回は最終章だけあって非常にヤクザ映画している。

しかしなんか編集雑だな
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.4

完璧に見えない所を想像して楽しむタイプの映画であり

「うーん、見せないからこそ想像しちゃって、俺はゾクゾクしたよね」

とか言いたかったのだけど

「うーむ、そういうものか。そういうのもあるのかもし
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.6

「どうせ見たらグッと来ちゃうんでしょ〜」と思ってみたらぐうの音も出ないほどグッと来た映画。

妄想ライブシーンが本当最高。
歌のメロディーに対して、こういう楽器が重なっていってバンドアレンジが出来上が
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

凄く面白いゾンビ映画であり、
何よりは「あれ、やだ、最初はそうでもないと思ってたパパがどんどんカッコよく見えて来ちゃう(ポッ)」映画。

余談ですが
劇中何度か目頭が熱くなるシーンがあったのですが
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HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

5.0

一時の興奮に身を任せてみたものの、翌日冷静に思い返してみれび勢いだけだったし、なんか変な男だったわ。
というのがハイロー1を見た時の私。

しかしそう思っていたのに、何故か彼の事を忘れられず劇場に足を
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.6

普通に見れば変態映画なんだけど、噛み締めれば噛み締めるほどにやっぱ変態だなー。
て映画で、一周回って「変態版世界名作劇場」な空気すら感じます。

もうみんなネタバレ一切なしで見て欲しい。

しかしこれ
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HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

2.5

満を辞して視聴。

全編に満ち満ちたヤンキー的中2センス。
かつてチャンピオンやマガジンで見たことあるキャラ、セリフ、シチュエーションが凄まじい役者のフィジカルと顔面力、そして資本の投資によって三次元
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.3

「香菜、頭をよくしてあげよう」だと思ったら「俺がガンダムだ」でもなく「だって君はジーグなんだから」としか言いようがない映画。

シュールな展開にポカーンとしつつも最終的にはやっぱり
「だって君はジーグ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

娯楽大作OF娯楽大作。

少年漫画的王道ストーリーとしてよく出来過ぎてて、逆に作品としてつるんとしちゃいそうな所に容赦無く下品ギャグを入れてくる上品さ。

いや、冷静に考えると「果たしてこいつら本当に
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

2.5

湯浅監督のアニメとしてのルックはいいなーと思いつつも、自分と原作の相性の悪さから乗りきれず。

「四畳半神話大系」では上手いこと誤魔化されていた原作のめんどくささが、今作の主人公二人のキャラの飲み込み
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.6

最近の自分は仕事に翻弄され、日々の中で消耗していました。

そんな自分に足りない物は何なのか、と考えたらやっぱりゴリラだと思ったので仕事を抜け出し、駆け込みで映画館に行きました。

結果キングコングの
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.7

マッドデイモンの知性ゴリラぶりに惚れ惚れする一本。

超頭良くて肉体的にも精神的にもタフな人が、その知恵で過酷な状況も笑い飛ばして頑張っちゃう感じがとても素敵。

奇跡や悲劇で泣かせにこない感じとマッ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.4

原作未読で視聴。

よく言われている「こんなハードコアゾンビ映画が日本で作れるなんて!」は納得。

もっと斜め上の内容想像してたらストーリーは本当に王道ゾンビで逆にびっくりしました。
その中でも日本人
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

原作未読で視聴。
思春期復讐系ハートフルサイコホラー映画。

原作の尺を無理矢理納める為にほぼダイジェストというかほぼPVみたいになってる印象。

ストーリーは聾唖への向き合い方みたいな話かと思ったら
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.7

最高の青春映画。

一人の青年の青春譚であり、継承の物語であり、愛の物語であり、最高に心の奥にキックを、というかこの場合はパンチを入れられる一作。
ロッキーシリーズを見てきた人達には膝から崩れ落ちる演
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

痛快ラブロマンス映画。

「こんな自分だけど受け入れてくれるかな?」という誰もが抱く思いをギャグで誤魔化しながら語るデッドプールの姿がよかったです。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

日常でも非日常で喜怒哀楽を抱きながらも人は生活を続けていく、という本当の人生を感じられる映画。

「泣く」とか「感動」というか何か本当に人生を一回生きたような感じがある。

絶対的な暴力への戦いが描か
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

今まで続いてきた新海作品の総括であり、その一つの流れに終わりを告げたような作品。

中盤までのテレビアニメ総集編のような構成。
その分かりやすさが今回の人気に繋がってるんだろうけど、同時にそれが「新海
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映画 ホタルノヒカリ(2012年製作の映画)

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どうしてこの国はこうなってしまったのか?
そして今、自分はそのことに対してちゃんと向き合わなくてはいけないんじゃないのか?
という問い掛けすら感じる問題作。

それでも2016年の夏の夜にみんなでこの
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