漫画未読・アニメ未視聴。
物語の大枠は知っている状態で鑑賞。
結論、上がった心拍数が中々収まらないぐらい没頭し、楽しめた。
正直なところ、3DCG(とはいえ漫画的な線で描かれている)に最初は違和感>>続きを読む
ストーリーももちろん大事だが、意志を持った画で攻めてくる映画はやはり素晴らしい。
映像が観ていて飽きない。
セリフなしの音楽のみのシーン(色を多用していて、綺麗な)が大半を占めつつも、間にザラついた映像も挟むことで緩急が生まれる。「時計じかけのオレンジ」オマージュもクスッと笑えた。>>続きを読む
劇中様々なシーンでの物音や会話が、観る者の耳をつんざく。しかし、ケイコ本人はそれを気にできるはずもない。
一方で、ケイコ自身にもボクシングを続けていく中で、「何の為に」と心が揺らぐ。それは、逆に周りか>>続きを読む
かなりポップに描かれていてるが、
物作りに対する姿勢としては、デイミアン・チャゼル監督の「セッション」に近いような印象を受けた。
周囲との軋轢や断絶、そこから生まれる孤独によって、取り憑かれたかのよう>>続きを読む
称賛する声の母数が多いほど非難が悪だとされる空気感へ一石を投じる。
一方で、無条件に評価される側に対しても、本来の志を失っていくことへ警鐘を鳴らしている様に感じた。
何をもって自分がその事柄を良しとす>>続きを読む
人がその風景に"居る"雰囲気が素晴らしい。
映像だが、その中に写真的な美しさを勝手ながら感じた。
それを感じたのは構図的な部分しかり、人の精神的な部分の映し方からでもある。
殺し屋も世知辛いっすね。part2
仕事は面倒なこと色々あるよなと、でもやってくしかないんだと国岡から学びました。
国岡は伝説。
殺し屋も世知辛いっすね。
アクションが爽快で見応えあり。
ラバーガールの大水さんが面接官側でもかなりウザいキャラで良かった。笑
・せっかくのアクションなのに暗すぎて今何やってんのか分からないシチュエーションがあって勿体無かったなと。
・最初に状況説明する警察おじさんが、早口過ぎて、全体的に何のために戦ってんのか分からない上に>>続きを読む
昔仲良くしてたあの子は元気だろうか、
そんな風にふと思い出してしまうような映画。
ただ、露骨に絶望に落とそうとしてる感が見えて少しテンションは下がってしまった。
竹原ピストルに抱擁されたい。
意思的には真逆なんだけど、体勢が似てるような濡れ場と撲殺を交互に見せてくるのは頭がバグりそう。(褒め言葉)
タイトルの入れ方1番面白いかもしれない。
オープニングや殺人鬼の動き方など「あの映画っぽいなあ」というオマージュがありつつ、展開にジェームズ・ワン監督なりのアップデートを加えることで、既視感を感じさせない仕上がりに。
家の中を逃げ回る姿を、俯>>続きを読む
現実と空想や内面世界を行ったり来たりする構成が素晴らしい。
終始脂汗が滲んでる俳優陣の表情がとにかく見応えがある。
急激に寄ったり、離れたり、定点で長回したりとカメラアングルも多彩。
・表現をこだわって突き詰めることと、ビジネスとして人へ届けることの両立は、かなり難しいんだろうなと。
・斎藤と王子はその熱意を理解して伴走してくれる人が近くにいてくれてよかったと思う。あの感じが通ら>>続きを読む
原作は未読。
余命というテーマではこうなるだろうなっていう予想通りに終わるけど、藤井監督の画力と演出がさすが。
被写体の背中を引きながら見せて、負の感情を滲み出させたり、同じような俯瞰の構図で手元の物>>続きを読む
画作りが良い。
現状に満足してるしてないに関わらず、ふとした瞬間に思い出されることってあるよねと。
そういうことの積み重ねで今がある。
どんな人でもその人なりの悩みだったりはきっとあるんだろうね。
主人公が最初は第三者を顧みない設定がいい。極限状態のそういう心情も分かるし、色々経てかつての自分のような人間と対峙して何を感じるのかが、痛いほど伝わってきた。
「岬の兄妹」でも感じたが、片山監督は人の多面性をストーリーに落とし込むのがめちゃくちゃ上手いなと。
人は色々な考え、感情が入り混じってその形を成していることを痛感させられた。
靴の裏のなかなか取れない>>続きを読む
前半、状況説明多めでやや退屈に感じる。
一度アクションシーンが始まればキングスマンらしい爽快なアクションが観られてテンションが上がった。
でも敵に見せ場が無さすぎて、ヤバい奴ら倒した感があんまりない。>>続きを読む