magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

希林さん素晴らしい
「な…なんでって、そういうもんなのよー」
すべてに解があり、解明できたり論理的な理由がつけられたり…しないの、ホントは体と経験と時間でわかることの方が多いの

主人公の語りが多すぎ
>>続きを読む

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.8

結構いろいろな場面で泣けた
主人公はおじいちゃん(國村隼さん)、人の育て方が素晴らしい、見守り、支えるが、自分で選択させる、こういう大人が増えるといい
過去との交錯がとても塩梅良く、「過去の人」の修ち
>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.0

空想(夢)では多彩な出来事に遭い意思に寄らず行きつく処へたどり着いたけど、だからって現実が変わるわけではないんだなーでも経験自体は自分の事実

ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

2.2

開始早々、「ジュマンジ!」って言いそうになった
いじめられっ子が似合う感じがするんだろうか

ここでのサリンジャーは『バーバラと心の巨人』の巨人、『怪物はささやく』の怪物みたいな位置付で、だからなんで
>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.0

ワンぞう可愛すぎる、やられた
好きなシーン
3rd:自分の足で建物へ向かう通りを渡るところ
2nd:息子がママに言う「今すぐ車で突っ込んで一緒に死のう」(←笑場面)
1st:○○語で話しかける警察官
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.1

兄妹の俳優さま素晴らしい、神がかってる
衝動的に段ボールを…の場面が何よりも心から感服、凄すぎる

この作品自体は梅雨時の万年床にいる病人のよう
”底”をえぐる、絶対的な絶望しかない
笑いが期待される
>>続きを読む

ナディアの誓い - On Her Shoulders(2018年製作の映画)

4.6

なんでこんな遅いんや、が第一の感想
2014年の事件で、2017年に「調査することが決まった」だと?
政治家が「国とか機関とか大きいと、とにかく時間がかかるのよ」とか、どの口で言うん?

最近、宗教と
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.9

映画館出て鏡見たら胸にばーんと涙染みが広がってて驚く、恥ずかし…

歌&踊り、一途な男と強い女…インド映画典型、でも泣いて笑ってしまう、してやられた感
最後のシーンはポスターにしてホワイトハウスに貼る
>>続きを読む

ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

5.0

ものすごく良かった
爺さんのいらん告白とか婆さんのしゃべり倒す感じとか最悪だけど、でも、良かった

いつも思ってた通りにはならなかった、でも、いい人生だった
そういう温かさがひたひたと胸に迫る

音楽
>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.0

かわいいなぁ…
最どん底一歩手前で、心を通わせられる生き物に出会えた奇跡
受け入れること、受け入れてもらうこと、そのバランスは、人でない生き物と暮らす方が、肌身で知ることができるかも
きっと匙加減は犬
>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

4.0

文化って、こういうことなんなぁ
善悪とか超えて、熱気に牽引される何か

ジョンは割と理想的な”男の子→男”時期の過ごし方やと思う
死ななわからへんのかっていう馬鹿な恩人を許す男前さ加減も身につけてまっ
>>続きを読む

デッドエンドの思い出(2018年製作の映画)

1.4

羨ましくなるほどのえくぼだなぁ…
車の件が良かった、至極あっさりで原作テイスト溢れる

夢のシーンは映像の方がナチュラルに感じた
いくつかのセリフは「活字には敵わない」ことを実感した

キックス(2016年製作の映画)

2.3

半殺しの目に遭わないと「男になった」ことにならんのか!
友情も命がけだし、私じゃ半日生きられへん

ただ銃や人殺しはともかく、素手で人を殴ると自分も痛い、とかは子供時代に体験すべきだし、そういう喧嘩に
>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

まだ結婚式してなかったんかーい…

ドナの若いころの話が面白かった!3人とも別種のイケメンなのでドナしかたない、そーなるよねー!
おばあさまの恋バナも入れてテンコ盛り状態、もう踊るしかない

ピアース
>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

2.5

民族問題の根の深さに驚いた、騒ぐネタ探してるとしか思えない、そういう理解の浅い私には、本人たちが置いてけぼりになってく工程が長尺に感じる

親子法廷対決はいい色付けてたので、できたらこっち中心の話が見
>>続きを読む

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.3

映像化があれで良いのかは分からないが…
子供だけでなく大人の今でも時折ある葛藤、結構共鳴した

他人の直接or間接関与が手助けになることもあるが
どんなに善意にも”自分ではない”ためのズレが生じる
>>続きを読む

パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.8

リリーさんすごい、呆れるほどすごい、最初から最後まで、それに尽きる

”いい時しか良くない”っていう、普通にもありがちな痛すぎる破滅カップルなのに、なぜかこっちも、どうすると一緒にいられんのかなぁ、と
>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.6

父娘がとても魅力的、感涙、そして元気に笑える
ってかバディだね、息が合いすぎてて、羨ましい

”親”とは何か…血は関係ない、子の幸せを想う気持ち
本当は、みんな限られた時間の中で生きている

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

5.0

犬好きの夢を全部積め込んだ、時空を超えた犬とのラブストーリー
ホント、あのコにまた会えると信じたい
覚えていてくれたら、嬉しい

転生して「あっ、ない!?」がツボ

「そうだ、そこでペロペロだ!」
p
>>続きを読む

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.5

主人公の突き抜けたポジティブさ加減は嫌いじゃないし、辛い環境生きてく術としてかなり素晴らしい力だと思う
でもいろいろ間違ってる
だからって、あの終わり方しかなかったのか?神様お願い違うエンディングプリ
>>続きを読む

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.3

史実に基づく作品は好きだが、なんかこれは若干の肩透かし感
少ない時間に対する緊迫感に欠けるし、”ディープスロート”な割に立ち回りが雑で早いうちに消されてそうなんだが

でもこれ見たおかげで『ペンタゴン
>>続きを読む

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

インドの映画って、バカみたいに正直で要領悪い主人公が多いと思うが
これが何か「失われたもの」を観る気がして、いつも爽快
しかもこれはスポ根なので、そりゃあ清々しい

人生、競技だけじゃない、父さんもち
>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

5.0

痛快、爽快、とにかくものすごく好き
”理屈捏ねても犯罪は犯罪だ、アホ”と言い切るストレートパンチ、くーっ!
物語もテンポ良く笑えて泣けて、音楽も俳優陣も最高だし、
何より内容的に世に残すべき作品
…好
>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

4.3

だいぶ迷ったが、見てよかった、開始5分くらいからあらゆる場面でやたら泣かされた
地獄という概念があるから天国が存在する、ヒールがいるからヒーローが生まれる、そういうこと
木村佳乃さんが「ヒールの応援方
>>続きを読む

輝ける人生(2017年製作の映画)

5.0

とっても好き、老いらくの恋応援
溌溂とした歌ダンスシーンが本当に気持ちよい、心の開放、豊かな人生
笑どころも満載

カッコ悪くてもヘタクソでも結構、
自分の人生、いつでも始めたいと思ったら新しいことに
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

全体的に可愛らしい作品
モードの、身体的には不自由だが心がとても自由な感じ、見て良かった
サリーホーキンスさんのキュートなこと!

ダンナがだんだん彼女なしでいられない感じに変わっていくところが何とも
>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

1.5

すべてが"そういう時代だった"ことを表現するために、何人かの物語がどれも救いようなく、閉塞感いっぱいのラストへ
キャラ立ちしてなく人の区別がつけづらい、むしろ途中で誰でもよくなる
長さの必要をあまり感
>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

4.0

物語の重厚な感じ、悪くなかった
岡田准一さん、緒方直人さん、奥田瑛二さんが良かった、心に沁みる素敵な演技だった
西島さんはちょっとなぁ…コメディ担当なのかと思った、重心軽くて

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

5.0

結構泣かされた…
この淡々とした物語と演技で感動させるっていう…並々ならぬ演出力を感じた

言うほど一生懸命やってなかったことの後悔、そのうえ周りがいい人すぎてさらに自分に絶望する感じ、身に覚えがあり
>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

1.4

前提が何かわかっている必要がありそうな → 話の筋がつかめなかった

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

4.0

とにかくいい兄弟の関係、心底羨ましく
兄弟としてのキャラ設定が際立つ、すばらしい俳優陣
みんな言い訳しない所がカッコイイのだが、自然が相手のお仕事なので言い訳の意味がないことを身体が知ってるってことな
>>続きを読む

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.0

息子が憎たらしい
羊さんカッコイイ、景色が美しい、2人組男の子の妙にアンニュイな感じがよい、ピアノがいまいち、暑い時期の物語だがいやに静謐に時間が過ぎていく
羊さんは最近「あんまり好きでなかった亡くな
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

曲で大観衆と一体になるあの高揚感は圧巻で感動する、人や曲だけでなくある種のタイミングも重なっての二度とない瞬間

しかし、クリーン!
全体としては小学生向け伝記小説のよう、英雄伝説物語なので、よいと思
>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

5.0

直近は野外で観賞、寒かったけど気持ち良く作品の爽やかさが増した
スポコン系はもともと好物だが、これは×政治、でもどちらのストーリーも損なうことなく相乗効果を醸している、なんてよく出来た作品なんだろう
>>続きを読む

セブンガールズ(2018年製作の映画)

4.2

もう1回観てもいいなぁ
女性であること、時代、職業に潰されない心
もともと舞台な感じは残れど、ステキな音楽に乗せて辛くても前を向くというメッセージが響く
途中、完全に振り切った笑いの場面、正直ストーリ
>>続きを読む

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

4.0

ファンタジー&リアル
偶然目に入って何だかよくわからないままに最後まで見入ってしまった

小泉今日子って味のある女優さんになってたんだなぁ
無駄に余裕あるあの雰囲気、難しいよね
ミライはつかみどころ無
>>続きを読む