magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

アバター(2009年製作の映画)

3.8

思ったより世界観が好きだった
環境を行き来できる、って言うのも面白かったし
最終的に”そっち側”に完全に移行できちゃう、っていう驚きのラスト
大空飛びまわったりスケールがでかいので、劇場鑑賞できて良か
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

1.1

やるんだったら最後までやり切れよ、って成人だったら言えるのに、というフラストレーション
遊び要素がちっともないので比較される作品が間違っとる

天使の入江(1963年製作の映画)

2.8

ジャンヌモローさんの美を堪能する作品
冷たい表情が最も美しいのでヒトデナシ役であればもう内容は何でもいいのでは…だから声あげて笑うシーンがあると貴重な気さえして、それ見てるだけで幸せになるくらい
腰に
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

ミシェルルグランさん万歳!という感じの作品、すべてステキだがやはり1番音楽を堪能した、本人のライヴに行ったことがある、が、映像付きの方がより一層良さが引き立つように思う

作品自体も、何気ない日常の話
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

5.0

ソフトに美しく穏やかな中に、諦めと思いやり
若過ぎて、暗黒面を受け止めきれないであろう主人公の持つ希望と純粋さが微かな慰め
だんだんと薄くなり減ってゆく黄色

母親が"接触"に「失敗した」と泣いて悶え
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.5

あのナリで英語しゃべって日本語字幕って言うのがえらいシュール、でもだんだん慣れる

なんといっても前半の三味線+折り紙場面が格別、日本素敵じゃないか!と思ってしまった
父ちゃん出てきた辺りでやや失速も
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

5.0

色使いが日本のもんじゃない、強烈な魅力
アニメにはない人形劇の不自然さが子供たちの不器用で切ない心情を強調する、なんてよくできてるんだろう

他にいないから、しょうもない親でも求めてしまうそのいじらし
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

1.5

サラッとグロくてダメだった…
他も、全体的になぜか感情が動かなかった(私の)
割とあっさりしとるなって、でも軽快とは違うん、なんやろ
スーツで戦闘とか好きやし、ガジェットも面白いけどな、なんやろ
コリ
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

勧善懲悪で◎、嵐のシーンは圧巻
主人公がドラマチックな悪の成敗だけでなく、日常の細やかな人助けも同じ大きさで扱う本当にいい人なところがよい
子供をきっぱり叱ることができる大人を見て嬉しくなる、人は正し
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

5.0

観て良かったー!!!
とにかく"事件の真実を追う"ことに特化しているので、濃い
過程が詳細に分かる充実した内容にとても満足
音楽がほぼないのも地道感を増してむしろ好ましい

昨年観賞した『MarkFe
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

4.5

しまうま、よりによってシマウマ…!!…しまうま!!!

難民の彼以外はみんな自分探し中
ブレない彼のおかげで周りの方が居場所を見つけ始める
このあべこべ感がたまらなく面白い

それにしても父ちゃんブレ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.3

シュールだ…
かなりシリアスにタイヘンな状況なのに全員であさっての方向のボケかましとる
一生懸命なほど滑稽、でもホントに一生懸命、そして温かい
最後あんなんで大丈夫なんやろか、心配

左利きのギタリス
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.8

ストーリー大筋は飽きずに楽しめた、理性・ハイテク・パワー・善悪・情愛のすべての掛橋役となるイドが魅力的なキャラクター
ただ理解できない設定(前提)も多く、勢いに任せて流し見する距離感
また随所で、アリ
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.0

しみじみ、いい友達って”もつべきもの”なんだなと思った
辛い時間に笑いあえる友達
長く生きてるとそれぞれのペースが出来ているけど、でも共有する”あのころ”は変わらない、そのことが心を温める

やはり”
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心と体と(2017年製作の映画)

2.6

ハッピーエンドっぽいけど、なんか全然前途多難そう、というモヤモヤ感
あまり等分でないというか、やや求めるところが行き違ったままに見えるんだが…鹿はどこまでフォローしてくれてるん?

でも夢でもし逢えた
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

2.5

まさかの、身内より誘拐犯の方が親切っちゅう…
(いや、親切って言うとなんか語弊があるが)

身近にそっくりな守銭奴がいて笑えない、映画になるのか、って言うのが感想

チェチェンへ アレクサンドラの旅(2007年製作の映画)

2.0

すっげー自由な映画(婆さん)でビックリ
まぁ、戦争が日常化してるってことだよなぁ

祖母をお姫様抱っこする孫の凛々しいこと!

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.0

いま現在の本人がめっちゃオシャレで彼女に目が釘付け、ステキだ…

彼女のこと公開で笑い者にするTV番組あったなんてねぇ
今その映像流れて、出演者は死ぬほど後悔しとろーねぇ
人は何故いつも"多い方が勝ち
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サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

2.1

バレエ要素のあるダンスの種類は好き
この流れで殆ど踊らない主人公が1番不自然かな

ユリシーズって名前がデカすぎて辛いよねぇ…
いつの時代設定なんやろ

ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.3

ご飯を作る、食べる、外に出る、挨拶する
ゆっくりでいいから、丁寧に生きる
豊かな人生とは

最近「なんかいいなぁ、あの人だれだろう」と思うと柄本佑さん 毎回別人に見える、すごい

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.7

夫婦としての、多くを含んだ簡潔な会話が自然でいちいち味わい深い
ファンタジー要素と昭和の笑い要素がどうしても馴染めなかったのが残念

サイドマン:スターを輝かせた男たち(2016年製作の映画)

3.0

受賞シーンは少し目頭が熱くなった
当然のようにいい音楽が絶え間なく流れているのもよい
ただ内容としては、時代背景の説明が多く、人物特有の話が少なかったように思う

教誨師(2018年製作の映画)

4.3

教誨師自身が成長することに1番心打たれた
神に仕えてたって飲みすぎたりもする

神の言葉を言うだけやったら人でなくてもいい
それぞれは、どうしたら救われるのか、救われたいのか
自分をどれだけ晒けられる
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.8

充実の見応え、ずっと緊迫感溢れててお腹引き攣りそう
事実が判明する時のあの、鳩尾殴られたような衝撃、息止まる

主人公の頭が回転する音が聞こえそうな勢いと、心遣いの共存
自分を晒ける、その度合いが相手
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

満足、それが一番ぴったりの感想

最初のタイトルだけでも見飽きない、心踊る!
最後まで見て、感心し過ぎてもう1回最初から観たくなる

相棒の始末タイミングに合わせられ、急な命令にちゃんとツイストして、
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あなたはまだ帰ってこない(2017年製作の映画)

2.1

私のイメージするフランスそのものの映像
どうやっても素敵な髪形に見とれていた
前半のいろいろな立場の人がいる食堂、が印象的

離婚、は分かるような、もうやりきった感あって自分の人生生きたい、かな

ナポリの隣人(2017年製作の映画)

4.3

沁み入る…よかった 最近の伊映画外れナシ
2/3位が逆光で人の表情が隠れている、”見えない映像”に感服

嘘は人を狂わす、でも真実が救うとは限らない
知らないから話せる、分かるから言えない
自分の”正
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ビバリーヒルズ・チワワ(2008年製作の映画)

5.0

どこ取っても可愛いしかない
やっぱチワワってこーゆーイメージやんな!

シェパード君が冴羽獠のエロ抜きみたいなやつでマジしびれる

「震えるのは闘志に燃えてるからだ!」とか言うセリフにそうなのか!と感
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子猫物語(1986年製作の映画)

5.0

突然思い出した、動物全般好きな人の宝箱
音楽も好きで、レコードを持っている

ムツゴロウさんが持つ、動物と心通わせられる不思議パワーの為せる技
ムツゴロウ王国とか、『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』を知
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

結構泣いたがそんな心に残る感じでは…選曲の妙、かな
小池さんはすごいハマり役だと思ったし、ともさかさんがこんな素晴らしい役者さんと知って嬉しい

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

5.0

頂点の人間の勝敗は何かの紙一重の差、今までの努力を思うとやはり感涙してしまう
二人のどちらに肩入れするとか到底できず、結果知らない私は本気で手に汗握って試合を観た
純粋にテニスに向き合う真逆の二人の真
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.1

単純にスポーツ一生懸命で感涙なんだが、
これは男女の権利や同性の恋愛、そのうえ依存症も取り上げている、のに物語として良くまとまっていて感服

ボビーリッグス妻の言葉が分かり過ぎて辛かった
「あなたのこ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

1.8

呪縛が解けるまで時代が巡り過ぎて、そんなに!?と思うと気が遠くなる、いやゴーストにはそういう感覚ないんやろーが
ただ見てる、って拷問やけどポルターガイストは勘弁

日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

希林さん素晴らしい
「な…なんでって、そういうもんなのよー」
すべてに解があり、解明できたり論理的な理由がつけられたり…しないの、ホントは体と経験と時間でわかることの方が多いの

主人公の語りが多すぎ
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.8

結構いろいろな場面で泣けた
主人公はおじいちゃん(國村隼さん)、人の育て方が素晴らしい、見守り、支えるが、自分で選択させる、こういう大人が増えるといい
過去との交錯がとても塩梅良く、「過去の人」の修ち
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.0

空想(夢)では多彩な出来事に遭い意思に寄らず行きつく処へたどり着いたけど、だからって現実が変わるわけではないんだなーでも経験自体は自分の事実