magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

狼たちの午後(1975年製作の映画)

5.0

主人公モデル人物ジョン・ウォトビッツさんの分析が書かれている書物を捜索中

構成・俳優共に大変面白い作品だったが、私の興味は主人公の育ちにある
作品に近ければ、元凶は自分のことだけで頭いっぱいの母親に
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.0

若々しいフューリー!ネコちゃんが可愛い顔して最強、エンドロール後がハイライト、ミグと言えばトップガン

前半は話の筋が見えにくく、後半は突然のスーパーマン的チート化で、生きてるなら半分消える前に呼べや
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

「マクドナルドって言う響きがいい」目の付けどころがさすがと言うほかない
スピードも重要だ、今を逃すと次はない、2番じゃダメなんですかの類
現代の仕事の随分先取り、質よりスピード、資本主義の手本

主人
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.0

カラフルで元気な死者の国、これなら見送る方も「達者でな!」って元気に言いたくなる、いいなぁ、日本は頑張っても一部神式の紅白幕くらいか
とにかく全編その色彩感覚に心を奪われっぱなし
いい音・音楽だったが
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.6

章ごとの逆回し線路が美しい、その映像に都度の癖があり惹かれる

戦により人が壊れていくという点で、僅かに『ディアハンター』を想起させるが、題材が光州事件で個人に的を絞っている、また主人公を気遣う仲間は
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

いきなりここから観たが、そう迷わず面白く観た
深い考察と配慮をもつ猿、というインパクト、既知だが衝撃を受けた
終演後の出口で「シーザー超かっこいいっ」といい合う女性2人に一瞬「猿やで猿」とは思ったが、
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.5

鑑賞後はすっきり爽快、楽しかった
全体に漂うシュールな笑い、穴まで含めて完璧な内容、個性際立つキャラにぴったりの俳優陣、ノリの良さとその音楽

義手の扱い!囚人の暴動理由!化学式!え、捨てちゃうの?大
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

主演の二人に脱帽、素晴らしい俳優魂、あと、子ゾウね

物語は、救われない事を「というわけで救われません」と描いているので最初から最後まで徹底して辛い

周囲には、彼らの状態を利用している人間”ばかり”
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.1

せつなく物悲しいが、勧善懲悪、といって良い

色彩的な美しさが目を惹く、カナリヤ色のスーツ、メタリックブルーの仮面、マットな濃紅の唇、紙吹雪の舞うパーティ…すべては絵空事、エドゥアールは怪我した時点で
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

2.3

ヘンリーさん、リッチ顔なのかな…

全体としては庶民とリッチ、ではなく、ポップとシリアスの対比で、それ自体は良かったので、一貫性を出してほしかった
ポップちゃんが車中で軽く歌うラップがgood、義兄は
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

1.1

110分ほど削ってプロジェクションマッピングにしたらけっこういい

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

やっぱり飛行シーンが最高、飛行機整備してる人たちのシーンもなぜか好き(曲か)
そしてメグライアンさんのなんとキュートなことよ!泣いても笑っても抜群に可愛い
トムクルーズさんの、笑うとサファイヤ入ってん
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.0

3つの立て看板の使い方が斬新!というところまでは良かったが…気持ちの行き場にとても困る、でも意欲作だとも思う

主要人物は全員問題抱え過ぎ、いちいち事件を起こさないと少しも分かり合えないヤンキー設定、
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ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

3.6

ザ・芸術家!って感じで面白かった、気ぃ使うところ完全に間違ってて、ちがうゎ!ってどなり散らしたくなったり、笑いたくなったり、ま、でも全く無神経ってわけじゃないあたりが憎めない

最後に終わらすための工
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

前作未鑑賞のため詳細設定不明だが、圧巻の一言、無双過ぎ
本気で鉛筆一本なんやね、
洞窟みたいな所は結構仕込んであるけど(安心した)、後は瞬発力でのみ延々一対多、いやホントに手に汗、ストーリーどうでもい
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0

豪華俳優!どっち向いても名演って素晴らしい
ポアロがスレンダー、デヴィッドスーシェさんのイメージとはまた違う味、でも相変わらず忙しそう
原作読んだはずなのに結論が記憶の彼方で、最後にそう来たか!と、本
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ロボコップ ディレクターズ・カット版(1987年製作の映画)

4.5

初見、キッパリした勧善懲悪、典型キャラ揃いで明快

悪役が全員アタマ悪い(役柄)、武器触るとつい撃っちまうので無駄に残酷だし、証拠隠滅より「言ってやりたい」が優先だし…まぁやはり、ed-209のデキの
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

1.0

女性が超絶美人、ライオンに惹かれて観に行ったんだが…

それ以外はちょっとないなーないなーないなー
飲み屋でたまたま映ってたTVとかやったら1/5くらい流し見してもいいかも
ジャッキーチェンさんもブル
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グリーンブック(2018年製作の映画)

2.2

終わりのアップライトで弾く時がまさに”音を楽しむ”感じでよかった!
「寂しい時には自分から手を打たないと」
最後の「手紙ありがとう」にニヤリとする

バディ、ロード、人種、音楽、時代が全部あっさりテイ
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.8

すっとぼけた味のあるこの監督の作品は3つしか観てないが中では僅差で一番これが好き
とぼけすぎやろ、と思うところさえ面白い、少年のクソ真面目なところが更にツボ
磨くのは靴じゃなくて心…あぁ、出来過ぎてる
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

音楽『It's Only a Paper Moon』からの鑑賞、よかった
ませた賢い子供にほだされて?ただの詐欺師から人間味を持つようになる主人公
ほどんど男の子なアディが超絶可愛い、途中でちょっとオ
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戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

2.0

全体それほど悪いってわけでないが、
お決まりの”武器は捨てて素手でやろうぜ”が、そんなこと悠長にやってないで他に優先することあるあるやろとか思っちまうほど長い

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

4.5

心に沁み入る、溢れる愛と勇気の作品
ほとんど個人の”気に食わない”レベルで人生左右されてしまうところが、『ビールストリート』と同テイストで、「何があかんねんっ!」とドヤしつけたくなる

『モード・ルイ
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女の一生(2016年製作の映画)

1.5

いつも主人公の髪型がステキでしげしげと見つめてしまう

それ以外は、暗かった、しか言いようがない
原作が本で読み切れず映画ならと挑戦したが、超絶長く感じた、最後まで着席してたこと自体に頑張った感ある
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.1

友達がえぇやつなんホントに、や、道徳的には若干問題あるかも知らんけど、距離感とか主人公へのリスペクト度合いとかな、絶妙

”普通と同じくしたい”という気持ちは計り知れない、五体満足だって間違うことはた
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

息子が天使なん、顔立ちも言動もこの上なく可愛い
それを冒頭で...観る方も心粉々

あの旦那にしてこの嫁、筋の通し方がヤンキー魂で一貫している、だからわかる、わかるけど救われなさ過ぎて辛い
最終決断の
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運び屋(2018年製作の映画)

2.5

『バリーシール』の爺版、ただその設定違いが大きな差
爺でかつ事業失敗の文無しなので命でさえそんな惜しくない、その怖いものなしさが、今を楽しむ気楽な陽気さを差し込む
また、アールは金の亡者でなく行いに対
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.6

広大な自然が美しいのはもちろんだが、民族・文化を取り入れているのが他のマーベルと違う、音楽にも表れていて特徴的
芯のある自立した女性陣が気持ちいい、女性の戦闘シーンがものすごくカッコいい
比較して主人
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オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

3.7

「30秒も集中できない」前半のガキどもに片っ端からパンチくれたい、主人公の気持ちわかるわかる
しかしよく子供の家に謝りに行ったな、と

聴衆に素敵な音楽が届けられたら、演奏者も喜びに満ちる
でもクソガ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

美人で明晰冷静で大胆な主人公は、ガツガツ酒飲みながら単独ですべての困難をなぎ倒していく強い女性、パンツもドレスも着こなしてカッコいい!
シリアスに振り切った007といったテイストだが、ずっと肉弾戦が多
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

5.0

また映画館で見る機会が欲しい

出だしのシーンから超特急で惹き込まれる
オオカミの子は悶絶するほど可愛い、黒豹の渋さは目眩するほど、陽気な熊と蜂蜜まみれになりたい、でも他の動物ものと違うのは悪役のトラ
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.1

どうもこういう”子供のトラウマ”にシンクロしやすい
『バーバラと心の巨人』とか
人知れず自分を責めるのをやめられない気持ち、理解してくれる人はいないと思う寂寥感、本当に心臓が痛くなる
時が解決する部分
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若者のすべて(1960年製作の映画)

1.8

長かった…
ロッコの章だけでいいかな
でもアランドロンさんって、ロッコって名前でもボクサーって感じでもないん…

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

2.5

音楽を聴く作品
どの場面も曲が流れると映像が遠退いて、音に浸る気持ちに切り替わる

ストーリー自体は笑わせないコメディ、全員穴だらけの作業でやる気あんのか訊きたい、何がジュテームだよもー
また、お洋服
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ポップ・アイ(2017年製作の映画)

2.2

昔飼ってたゾウ、とかあるん…
ほのぼのとした”途中休憩”感は悪くないが
結局、人生なかなか思った通りには進まんなぁ…ということ”ばっかり”で意外と気が滅入る

グリース(1978年製作の映画)

3.5

ちょっと大人になりたい若者観が真正面から描かれていて、観てるこっちがこっ恥ずかしいってば…
ダニーのスカし方、サンディのやり過ぎ変身!
変なひねくれ方してなくて純粋でみんな可愛い
やはりトラボルタさん
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