知桃さんの映画レビュー・感想・評価

知桃

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君のための歌(2020年製作の映画)

3.0

個人的にチベットは好きなので、おもしろかった!
途中出てきた山賊みたいなおじさんはチベットのSIONか?と。歌の魂を伝えるのに音程は関係ねぇみたいな…。
あそこ何で西洋電子楽器重ねちゃったんだろ?
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チョンバル・ソシアル・クラブ(2020年製作の映画)

2.8

星新一や安部公房の描くディストピアをポップにしたような感じ?

現代社会の行き着く先が全体主義?画一主義的になるとしたら、その入口のような話。

題材は面白く、色彩やデザインはとてもよかったけど、ち
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こことよそ(2021年製作の映画)

3.1

covid-19に翻弄される我々。
次第に視野が狭まり他人への思いやりがなおざりになる自粛生活。

主人公の性格(特に嫌なところ)が自分にそっくりで、見てていたたまれなかった。

こんな主人公もハッピ
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A SUMMER TRIP~僕とじいじ、1300キロの旅(2021年製作の映画)

3.8

最初は孫が生意気で作品に入り込めず、もっとほのぼのがいいのに、と思っていたが反発しながらも理解を深め合う祖父と孫の姿に、徐々に引き込まれじんわり感動が来ました!

仲良くなりすぎないのがいい。
ちょっ
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I ~人に生まれて~/人として生まれる(2021年製作の映画)

3.0

これは難しい。
男女どちらとして生きるかを選べるならどっちを選ぶ?作中、女性への手術を(両親が)選んだことに対して、反射的に「え?」て思ったんだよね。
私、無意識に女は生きにくいと思ってるのかも…。
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エイト・ハンドレッド 戦場の英雄たち(2020年製作の映画)

2.8

しんどかった💦

戦争映画は好きではない。

日中戦争での籠城戦の話。
袋小路の長尺戦闘シーンでは、観てるこちらも追い込まれてメンタルの限界ギリギリで脂汗が滲み出て吐き気に襲われました。

救いのない
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愛しい詐欺師(2020年製作の映画)

3.6

おもしろかった。

新喜劇ばりのくどさとベタさが光るコメディ(笑)
詐欺師VS詐欺師の攻防をコテコテに描いた作品。

関西人は楽しめるのでは?

年下元カレのキラースマイルはベタすぎてもはや様式美。
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.5

映画祭なら大爆笑が起きるであろうシーンが随所にあって、一般上映ながら吹き出す笑い声があちらこちらから。

コメディとしては最高におもしろいし、ドラマとしても最高に泣かせる。
印象に残るシーンがたくさん
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春潮(2019年製作の映画)

3.0

毒親とACの強烈な話だった…
疲れた…

嫌なら離れろよ、と思うけど、離れられない共依存。

お互いが支配されてると思って支配している歪な関係。
親子でマウント取り合う不毛な人生。

私、こんな親だっ
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散った後(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

生活も大事、未来も大事。譲れないものの違い。
どっちも正しい。

高校生くらいの公民の授業とかで観て欲しいなぁ。
思想、信念、信条、生活、愛情、心の中のいろんな感情が入り混じって、デモという集団の中の
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

3.5

萌えはほぼない。
戒厳令解除直後の台湾&カトリックの高校が舞台なので、主軸は同性愛は神への裏切り、異常、自分の気持ちを認めることで起こることへの恐怖などもっと根源的な問題。
個人的には1994年のイギ
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.2

捨てられない女の私は身につまされた…

正解のない作品だったけど、いろいろ考えさせられた。
物は溜まっていく。
感情も溜まっていく。
でも、人は変わっていく。

いつも上品なママ役が多い女優さんが、家
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ギャングとオスカー、そして生ける屍(2019年製作の映画)

4.3

いや〜笑った!
みんな、声出して笑ってた!
抱腹絶倒♪

これ、もう一回観たいw
くだらないコメディって人生に絶対必要😂

去年の「先に愛した人」もそうだけどイケメンをやめた邱澤は最高だな。男の色気が
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少年の君(2019年製作の映画)

4.8

受験、イジメ、学歴社会、中国の社会問題などシリアスなテーマで胸を打つというより穿つくらいの力作なのに、主演男子、易烊千璽がイケメン過ぎて気が散る💦

この子、超人気アイドルという認識だったけど、演技が
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台湾、街かどの人形劇(2018年製作の映画)

3.7

台湾伝統人形劇「布袋戯ポテヒ」
日本で言うところの人形浄瑠璃みたいなもの。
偉大過ぎる父を持ち、80歳を超えても「李大先生の息子」と紹介される陳錫煌御大。

伝統を継承すること、絶やさないこと、後進を
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から騒ぎ(1993年製作の映画)

3.5

公開当時に観て、サントラ買っちゃった!
エマ·トンプソンの語りが良かったなぁ…

司祭(1994年製作の映画)

4.2

宗教って何なんだろ?
救いって何なんだろ?
許しって何なんだろ?

こんなに信じ、敬愛し、従順にしていても、ある一点において全否定されてしまう信仰って何なんだろ?

疑問と涙が止まらなかった作品。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

話題になっていたのは知っていて観たいなぁ…と思っていたのですが機会を逸していた作品。

大阪アジアン映画祭で観た「HOMESTAY」で主演を務めたティーラドン·スパパピンヨーが2番手の金持ちチャラ男で
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若葉のころ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

画はとにかく綺麗。

遠景も近景もどこをカットしてもスチールとして成立しそう。
レコードを飛ばすシーン、自転車でストーキングするシーンw、そしてエンドロール。
本当に印象的。

若い頃の林克銘を演じた
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

4.5

いやぁ、見応えあった〜!
ネトウヨが観たら、ヘイトデモ起こしそうだけどw

でもこの映画は、日本人として、朝鮮人として、ではなくて、人として見るべき。
反日、社会派一辺倒でなく、公正な日本人も丁寧に描
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青春の名のもとに(2018年製作の映画)

3.5

劉嘉玲カリーナ·ラウが主演&プロデューサーを勤めた意欲作。

まず、映像、美術、音楽、編集がアーティスティックで美しい。

アル中のおとんが吐いても、美しい。

高校生と中年の女教師との恋と言えるのか
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君のためのタイムリープ/私を月に連れてって(2017年製作の映画)

3.2

音楽が良かった。
台湾の早逝のシンガーソングライター張雨生の曲がメインで使われているんだけど、小室哲哉も実名でバンバン出てくるし、映画の冒頭は新宿だし、日本人には馴染みやすい。

「私の少女時代」のお
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乗風破浪〜あの頃のあなたを今想う(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「後會無期〜いつか、また」の韓寒の作品です。

めっちゃおもしろかった〜!!

彭于晏エディ·ポンと趙麗穎チャオ·リーインが主演ということ、劇中でさだまさしの「関白宣言」が使われていることをブログか何
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.3

この作品を観て、光州事件後も軍事独裁政権が続いていたんだ…ということを知りました。

日本はNTT株やマルサの女など、バブル真っ只中。
民主化を命を懸けて勝ち取って行った韓国の歴史を考えると、何でもか
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午後3時の初恋(2007年製作の映画)

4.0

この作品で張孝全の演技力に魅了され、それ以来彼の作品をチェックするようになりました。

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

4.0

すごく良かった!!
最近アジアで流行りのタイムスリップものなんだけど、これは未来に行く方。

伝統と流行の間で自分を見失いそうになるニュイが、運命の導きかなぁ?ひょんなことから未来へ行って自分にとって
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フェアリー・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ベトナムのお伽噺をベースにしたシンデレラのようなお話。

最初はファンタジーらしく妖精のおじいさんとか出てきて普通に見てたのですが、途中で「え?王妃候補が素手素足で木登り?」と思ったり、終盤実は魔物だ
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ザ・ビッグ・コール 史上最強の詐欺師たち(2017年製作の映画)

3.0

張孝全と桂綸鎂出てたら観るよね。
てことで観た作品。
二人が出てなかったら観てないと思う。

中国も日本も詐欺の拠点はタイなのか…と思った。

張孝全のワルっぷりに憎たらしいけど惚れ惚れ。
桂綸鎂の強
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