momongaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.3

この映画は、実在した人物をモデルにしてます。

脚本を書かれたジャーナリストさんが、80年代に経験した半自伝的映画。


本作は、「皆んなフランクになりたい」と思い、絶望しますよね。

人気者になりた
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

失われた男らしさを手に入れるべく、謎の組織ファイトクラブに加入する主人公

彼の運命を変えたのはタイラーダーデンという謎の男。

資本主義に中指を立て、無駄なモノを買って『満足』してしまう現代人

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ルーム(2015年製作の映画)

4.3

アイルランド•ダブリン出身のレニーアブラハムソン監督作品。

エンタメ性✖️メッセージ性のバランスが抜群◎

前作、Frankの何処までも突き放した、スタイルがルームでも活きてあると思います。

主演
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

オマージュのオンパレードでありながら、サンプリング感覚で、映像と音楽で魅せるめっちゃくちゃイケてる映画。

なんと言いましょうか?現代のパルプフィクション?かな?

これ観てる奴はイケてる奴の紋所的映
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.5

大好き。

全てが手に入り、アーカイブされてしまう、世代を応援する傑作。

説教臭くならないのが素晴らしい。

毎回泣く

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.2

007は1950年代から映像化され、それぞれの思い入れジェームズ•ボンドは変わってくる。

そして、私のジェームズ•ボンドはダニエルグレイクで間違いありません。

007の原作にかなり忠実な作品でもあ
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.8

イーライ・ロス作品にしては見やすい映画ですね。

本作、メイクアップ(1977)のリメイク作らしい。

父親力テストをするベルとジェネシス

父親は男ではなく、父にならなきゃ行けない。

男性性を捨て
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.3

Marjory Stoneman Douglas High School銃乱射事件をモデルにしたアニメーション作品

実際は17名が死亡した事件です。

ある少女が、SNSに「If anything
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.2

分断の時代に、希望が持てる作品。

行き過ぎた、自己実現の欲望は多くの人に被害が及ぶ。

大企業の社長。お金儲けしか考えない政治家。家族をほっておく男。

解決は一つ、相談しましょう。皆んなに助けを求
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斬、(2018年製作の映画)

4.0

斬らねばならぬモノは無い。

人を斬らぬ者は童貞じゃ。

不殺の誓いはオナニーじゃ!!

時代が変わる前に男になれ!!

7人の侍アンサー作品とも言えるんじゃないでしょうか。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

ループモノは傑作が多すぎる為、少し目おとりしてしまう感がありますが…

まず作品に大きな影響を与えてるのは、間違いなく、『恋はデジャブ』だと思います。

哲学を混ぜる所が正にそうだなと。

影響と言う
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.6

題して『キモいモニタリング』=『キモタリング』映画

この企画はワンアイディアではあるものの非常に面白い企画であると思いました。

Skypeのあの着信音が急に怖くなり、トラウマになりました。

ただ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

学校が世界の全てだったあの頃。

2年6組は確かに存在した。それは自分の14歳も確かに存在しているのに、忘れていたあの頃。

35名全員顔見知り。というか、自分が通っていたそのまま。

まずこの映画を
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

誰も知らないけど、確かに存在する。

下北沢で何も起きない日常を描くが、変わっていく街を、写した映画。

今泉さんの好きに対する考え方は一貫しており、
時間が経った、誕生日ケーキのハートのチョコ。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

ドラマを視聴して、この映画も視聴しました。

法律使え、男てそう言う事か?復讐て意味あんのか?


黙れ!!!俺がそうしたいからそうしてんだ!!

そう、この物語の主人公『宮本浩』は不器用過ぎて、容量
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.3

オジカワ映画!!オジカワ〜!!

そして、ちゃんと現代的アップデートと、フェミニズムのメッセージもバッチリ当たってる。

男の玉は悪い玉だよね。だよね。だよね。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

解釈に幅がある作品だと思います。

ある者は「生き方を問う」

ある者は「資本主義社会を問う」

ある者は「人生という旅を問う」

映画でしたね。この映画は「問う」映画であると思います。

テレンスマ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.5

拍手したい。

まず一人で作ったという宣伝文句無しにしても、面白い。エンタメ映画として、最高。

ここまでベタなギャグは最近見ないため、むしろ好ましいと感じる。

更に魅力的な世界観。

この映画の最
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.4

監督の幼少期を振り返りながら描く映画『ミナリ』は韓国語で野菜のセリを意味する。

1980年代、アメリカドリームを夢に土地を買い、野菜栽培を始める父。

それに振り回せれる、強くも逞しい母

しっかり
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.0

世界観に慣れれば、ミリタリィー欲を刺激し、スポ根の萌えだけを、磨き上げた作品だと思います。

遅まきながら、テレビシリーズと、本劇場版鑑賞。

人気の理由には納得。スポ根の慣れ親しんだ鉄則を踏みつつ、
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.2

非常に上品な一本だと思う。

この映画の主人公の失った物は、何だったのか。

『聴覚』?『恋人』?『時間』?

これら全て当てはまると思いますが、彼が手に入れたのは、

これら三つは失いつつも補完でき
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

助けてぇー!!

、、、

そっち!!そこに人がいます!

爆笑しながら、涙出ました

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

私の昔の友達で、ダークサイドに陥るきっかけを与える事をしてしまっている、可能性があると身につまされて思った。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.8

最高の形での完結。

正に『同窓会ムービー』と名付けます。

久しぶりに集まったら、周りは世帯を持ち、仕事の楽しさを感じ、大人になっていた。

隅っこで体育座りをする主人公。

そんな中、昔仲良かった
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