ひでやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

ひでやん

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寄生獣(2014年製作の映画)

3.7

原作の漫画を読んだ後に鑑賞。
CGの寄生獣が想像以上のクオリティーで驚いた。もう今では何でも映像にできるんだな、と思った。
役者の中で東出が一番良かった。
なんか寄生されてる感があり、ハマリ役。
原作
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なくもんか(2009年製作の映画)

3.0

生き別れた兄は、生きるために笑い、
究極の八方美人になった。
弟は、生きるために人を笑わせた。
商店街のハムカツ屋で必死に生きて、
神社の境内でひっそり泣く兄も、
兄弟の設定で漫才をする弟も共に苦労し
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TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

2.3

園子温の作品ほとんど観たけど、これはいまいちだった。
トライブってゆう族の抗争物語をラップでやりました、て作品。
ブクロがムサシノのキムとテラを殺し、
シンヂュクと歌舞伎町と練マザファッカーがムサシノ
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.5

前作に続きパート2も顔が濃いぃぃ役者大集合。
公衆浴場が舞台って、かなり斬新だなと思っていたが、そのすべてを前作でやり尽くした感じだった。
今回は、コロシアムで戦う剣闘士の傷を癒す風呂である。
日本に
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.7

古代ローマから21世紀の日本へタイムスリップ。
その2つを繋ぐものは「風呂」
銭湯にきたローマ人の目に映る文明の利器は衝撃的。
その驚きとリアクションがいちいち面白い。
文明の利器と言っても、最新技術
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名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.6

ベルツリータワーの展望台にいた男が狙撃され、容疑者があがった。
次に狙われる人を予想するが、次々に殺人が起き、現場に残されていたサイコロの目と空薬莢。
事件の謎解きとラストの「声」は楽しめた。
劇場版
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

被害者も周囲の人たちも犯人も記者も、嘘ばかり。情報過多の現代で、何が真実で何が嘘か、見極める力が衰退している。SNSの怖さを感じた。

事件の全貌が明かされ真犯人がわかった時、それほどの驚きはなかった
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東京島(2010年製作の映画)

2.0

夫婦2人が無人島に漂着して、そこに16人の男がやって来て、1人の女を取り合う。さらに中国人が6人だったかな?やって来るんだが、面白かったのは序盤だけ。だらだら長くておもろない…。
元ネタのアタナハンの
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.7

推理作家サラと出版社社長の娘ジュリーの二人がメインで、プール付の別荘が舞台のエロティックサスペンス。
衝撃のラスト!ていう映画を片っ端から観まくったが、この映画はラスト1分で「は?」となる。
うわ、ス
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.2

だるま、招き猫…と、命をかけたゲームを続けていたのに、
オイィィ‼マトリョーシカあ‼
アイスで決めるんなら缶ケリのくだり、いらねーじゃねーか‼ただの遊びって…‼

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.0

行方不明の夫を探すうちに、知らなかった夫の過去が明かされ、次々と起きる殺人事件。
謎解きはなかなか楽しめたが、それ以上に楽しめたのが女優魂だった。
私が主役よー‼私を照らしてー‼と言わんばかりの迫真の
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

めっちゃ若いスカヨハ。
存在感と演技力を見せたソーラバーチ。そして、オタクの中年オヤジを見事に演じたスティーヴブシェミ。
言いたいことを言ったら叱られ、
描きたいものを描いたら評価されず、
家庭も親友
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.6

「泊めてくれ」
「今晩だけだぞ」
そして多田の所にずっと居候する行天。
なんでもしますっていう便利屋に
犬を預かってほしいとか
バス路線の間引き運転の証拠とか
塾に行く小学生を迎えに行くとか
次々と依
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おっぱいバレー(2008年製作の映画)

3.1

チャリに乗って手のひらに当たる風の感覚でオッパイを感じる中学生。
血気盛んな思春期の男は、バカなんだよね。オッパイのためなら必死で頑張る中学生、バカなんだよね。
この映画を観ながら、もしかして綾瀬はる
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.6

自由奔放に生きている弟と、真面目に実家の経営するガソリンスタンドで働く兄。
真面目で優しい兄と分かって庇っていたが、裁判で変えた証言。
そして、家族で渓流に行った8ミリビデオで、本当の兄の姿に気付く。
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.5

物語はクライマックスに向かって進んでいるが、シリーズ1や2の頃に比べたら、全体的に色が暗い。子供たちが楽しめない作品になってきた。
ヴォルデモートやドラコやスネイプの過去の秘密が明かされ、クライマック
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.7

ストーリーだけで考えると評価3.0くらいだが、トラウマ級のすっげえ衝撃を与えたので3.7にした。
グロがダメって人が頑張って冷たい熱帯魚を観たら、もーなんでもこーい!て
怖いものなしになると思う。
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逆境ナイン(2005年製作の映画)

3.3

ギャグ漫画の実写なので、コメディ映画の笑いとはちょっと違う。
現実離れしたアホ。役者が全力で演じている全力のアホたち。
バイトや火傷やチワワや風邪と、次々と襲いかかる逆境。それを乗り越えるミラクル。
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.5

息子の命日に集まる家族を描いた映画。

近所で取り寄せた寿司をつまみ、庭で子供がスイカ割り。夕方息子の墓参り、帰り道にひらひら飛んできた黄色いモンシロチョウ。レコードから流れるブルーライトヨコハマ。
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.4

万引き、いじめ、売春、レイプ、自殺といろんなものが詰まってる。
リリィシュシュをエーテルというエネルギーみたいな意味の言葉を使い、崇拝する。
そのミュージシャンと歌が、
小林武史プロデュースってのが、
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.5

いたずら好きな「ぼくたち」と、やり返す駐在さんの子供っぽい争い。

ピンポンダッシュくらいのショボイいたずらが多く、バーカ!お前らここから歩いて帰れー!と高台に置き去りにする駐在さんもワルガキみたい。
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.0

自分が通った高校には暁遠足(あかつきえんそく)というものがあった。夜7時から朝7時まで島をぐるっと一周する遠足。仲良しグループで歩いたり、カップル2人が堂々と歩いたり、

「あっちにあの子がいたぞ、走
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.7

例えば、周りの誰か友達が「彼女できた」と言って、ダッチワイフを連れてきたらどう思うだろう?多分、ドン引き。

彼女がダッチワイフという話を映画にしたらコメディに仕上げそうだけど、この映画は違った。
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.9

身障者のジョゼと付き合って、動物園や休館の水族館や海やラブホと、いろんな知らない世界を彼女に見せてあげて、なんだ、結局は健常者の女を選ぶのか、ジョゼがかわいそう…とはならないのが、この映画のイイとこ。>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.7

新聞記者のヒルディが街を出て再婚することを告げに元夫の所に行くと、元夫から警官殺しの死刑囚の取材を頼まれ、取材をしていくうちに記者魂に火がつく話。

イーストウッドやタランティーノが好きな映画というこ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.2

鴨川ホルモーって、なんか焼肉屋みたいなタイトルだと思った。オニ語や身振りでオニを操るのをホルモーという。

役者全員、真剣に歌って踊って叫んでる。この世界観嫌いではないんだけど、ホルモーのバトルは、ハ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.3

親類のタキが残したノートを開いた青年。そのノートは、ごっさ昔、タキがあるお屋敷のお手伝いをしていた頃の事が書かれてた。
お屋敷の奥さんが浮気をしていることに気付き、どうしようっていう内容。
この映画の
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

4.0

2大スターが共演のギャングムービー。
その2人とは、なんとアランとドロン‼
え…?1人しか言ってない?
アランとジャンの共演‼それだけでもうお腹いっぱいになる。
この2人いきなり殴り合いの喧嘩をする
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.8

日本映画を愛し、小津安二朗を敬愛している監督。
日本に行く際には毎回小津安二郎と黒澤明の墓参りに行くようにしているんだよね、と言うアレクサンダーペイン。
今作ネブラスカで「家族」を描いているが、おそら
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.6

精神科病棟廃止により行き場を失った元患者たちと向き合って奮闘する組合員のネッロ。
精神障害者の彼らには、それぞれに障害があり、長所がある。
ズル賢さも悪意もなく、人の役に立てることを喜び、懸命に生きて
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

気持ちが沈んでいる時に観ると元気が出る映画。
笑いや涙や色んな要素が詰まってる福袋みたいで、170分間という長さをあまり感じさせない。
歌って踊って、ビバ、ボリウッド!
all is wellって言っ
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ブリット(1968年製作の映画)

3.8

裁判の証人になる男を警護することになったブリット刑事が、殺し屋に追われカーチェイスを繰り広げるんだけど、
とにかく、そのカーチェイスが凄い。
セリフなし音楽なしで、ただただ車のエンジンやタイヤの音が鳴
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.7

社長仲間が集まって食事会をする。
その食事会に、それぞれが見つけたおバカさんを招待して、そのおバカっぷりを見て笑うという悪趣味なことを毎週水曜日にする。
プロシャンはギックリ腰になり、その奇人たちの晩
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.6

実話なんだね…
おっもいな…気持ちが沈むー。
性同一性障害って言葉が無かった頃は、
変態、化け物って呼ばれ、気持ち悪いって思われてて、辛かっただろうな。
今、発達障害って言葉があり、
集中できない子や
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.2

陰日向に咲く、の群像劇が面白かったので期待して観たけど、なんか既視感のあるストーリーだったな。
タイムスリップものっていっぱいあるけど、バブルへGOやサマータイムマシーンブルースは他にない面白さがあっ
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.7

ハリーはもうすっかり大人になって、
たくましい顔つきになった。
今回もイヤなキャラがいるね。
闇の魔術に対する防衛術の教師として就任したアンブリッジ。
ハリーを嘘つき呼ばわりして、罰として書き取りをさ
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