ひでやん

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅のひでやんのレビュー・感想・評価

3.8
日本映画を愛し、小津安二朗を敬愛している監督。
日本に行く際には毎回小津安二郎と黒澤明の墓参りに行くようにしているんだよね、と言うアレクサンダーペイン。
今作ネブラスカで「家族」を描いているが、おそらく小津安二郎の東京物語の影響だろう。
100万ドル当選しましたというインチキくさい広告を信じてモンタナからネブラスカへ向かう父、それに付き合う息子。
その距離1500キロ。
日本でいうと直線距離で東京から沖縄くらい。遠いわっ‼
冒頭、ハイウェイを歩いていたからね!
遠いわっ‼
キャップを被って運転する帰り道は
スカッとするより、じんわり、ほっこり
温かい気持ちになった。
素敵なロードムービーだった。
ひでやん

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