ひでやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

ひでやん

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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

4.2

組の金1億円を持ち逃げした鮫肌と、
変態の叔父から逃げるため、家出してきたトシコの逃亡劇。
トシコの携帯に何度も電話をかけてくる変態な叔父。
「しつこいぞ」と電話で怒鳴る鮫肌。
…て、電話でるんかいっ
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

無職で独身のデュードの家に突然チンピラがやって来る。女房の借金を返せ!と、まったく身に覚えのないことを言われ、怒鳴られ、殴られ、マットにションベン撒き散らされる。
ファーック!マットがあ、と最悪である
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千年女優(2001年製作の映画)

3.8

女優として「あの人」を想い追いかける役を演じる世界と、現実の恋が混ざり合う。時代劇からSFまで場面が切り替わり時代が変わり、時を越える。
千代子は、あの人を追いかけ続ける映画の中の自分が好きなんだ。現
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.7

体験型ゲーム、コクーンに参加して、
ゲームクリアを目指す。
100年前のロンドンが舞台で、コナンの他の作品と比べると世界観が違う。
シャーロック・ホームズはあまり詳しくないが、様々な謎解きがあり、アク
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明日、君がいない(2006年製作の映画)

3.8

オーストラリアの高校で、午後2時37分に誰かが自殺する。
時間を遡り、誰がどんな理由で自殺したのかを描く。
6人の登場人物がインタビュー形式に胸中を明かす場面と学校内のシーンで、
午後2時37分までに
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名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008年製作の映画)

3.4

堂本音楽アカデミーで爆破事件が起きる。今作は音楽がテーマで、アカデミー関係者が次々と殺される。
ソプラノ歌手、秋庭怜子も狙われるが、不幸なことに元太が犠牲になり声が出せなくなる。
いつものメインキャラ
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旅人は夢を奏でる(2012年製作の映画)

2.5

ピアニストで名声を得た息子に35年振りに会いに来た父。
強引に息子を連れ出し、ある場所を目指して旅をするロードムービー。
フィンランドで大ヒットしたらしいが、
ロードムービー好きのオレが観て、
なんか
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.6

原作を読んでいたので、この漫画の実写映画となると無理だな、と思った。
鈴木亮平、恐るべし‼
漫画のキャラを見事に再現している。
体つきといい、ポージングといい完璧。
パンツかぶってフォーて言う変態から
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

精神医療研究所で働いている千葉敦子。
DCミニという夢を共有できる機械を使って、神経症の患者の夢に入って、
原因を突き止めるセラピスト。
夢の中では別人格のパプリカになる。
赤や黄色のピーマンではない
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.8

連続警察射殺事件の捜査が始まり、
容疑者があがる。
犯人の顔を見た蘭は記憶喪失になってしまう。
蘭が怖がるものは何か?
伏線があり、回収されてスッキリ。
トロピカルランドの噴水のシーンはロマンスだ。
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.7

床に倒れた黒川大造。
凶器に使われたブロンズ像、ワープロに残ったダイイングメッセージ。
オレはこういうの好きなので、この事件だけで2時間やってもオッケーなんだけど、それしちゃうとテレビ版と同じじゃない
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

娘に会わせるため、刑務所内の監房に忍び込ませ、一緒に生活するのは、あり得ない。不可能。
実話と言っても全部がそうじゃなく、
冤罪事件を元にしているが、脚本はフィクションなので、娘に会わせよう大作戦は、
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

棚から本が落ちるという伏線を新感覚の映像で回収するノーランは流石だ。

異常気象によって人類滅亡の危機にある近未来。NASAは秘密裏の活動を余儀なくされ、学校ではアポロ11号の月面着陸は嘘だという。科
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大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇(2010年製作の映画)

3.6

無くなった炊飯ジャーを探しに地獄へ行く二人。地獄への入口はデパートの屋上に置かれたバスタブって、
なんじゃこりゃー!
めちゃくちゃだけど面白い。
地獄ツアーのパンフレットを渡す占い師めちゃ怪しいやない
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苦役列車(2012年製作の映画)

3.0

西村賢太は偏屈で変わり者だ。
チラシの裏紙に小説を書いていたって驚き。で、芥川賞受賞って凄いわ。
苦役列車は自伝的小説が原作だから、
主人公は西村賢太だね。
考え方も話す言葉も生き方もクズだ。
風俗好
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.1

クリスマスの夜にホームレスのギンちゃん、ハナちゃん、ミユキの3人がゴミ捨て場で赤ちゃんを見つける。
母親を探す3人が、様々な騒動に巻き込まれる。
アニメーションのメインキャラがホームレスって、なんか凄
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.7

ベイマックスが空を飛ぶシーンからラストのバトルまで、なんか観たことあるような、ありがちな内容に感じた。
初期の形態のベイマックスがぷよぷよしてて、可愛らしくて良かったのに、
パワーアップしたら、カッコ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

タイムリープのやり方を知った真琴は、走る走る。飛ぶ飛ぶ。
もう使いまくりだ。何に使ったのか?
テストでイイ点取るため、好きな物を何度も食べるため。
おいい!まこっちゃん!どうでもいいことに使いすぎ。は
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私の男(2013年製作の映画)

1.7

タイトルの私の男とは、花が付き合ったすべての男ではなく、花が誰と付き合っても「お前じゃ無理だ」と言って認めない淳悟のことだろう。
異常な関係の二人、一緒にいても幸せになれない二人。離れても離れられない
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.1

落武者の幽霊を裁判の証人にする発想は斬新で面白い。
幽霊を見える人と見えない人がいて、
見えた人のリアクションで笑った。
落武者の幽霊登場シーンがMAXで、
少しずつ笑いが減っていく感じ、出オチ感があ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

人工知能ラブマシーンに乗っ取られた仮想空間OZを救うため、花札でバトル。
花札のシーンはオモロイ。進化していく形態がカッコイイし気分爽快。
ネットがない時代の人がこれを観たら、ポカーンてなるんだろうな
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

監督、脚本、主演のヤン・イクチュン。
撮影の途中で制作費が足りなくなり、
家族や友人から資金援助してもらったり、家を引き払ったりして執念で撮った長編デビュー作。
手持ちカメラによる画面のブレはあるが、
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.7

自分の子供の世話をしろ!と言ったブレンダに、子供はいないと言うジャスミン。このシーンからラストまで一気に面白くなった。
イライラしていたブレンダが少しずつ笑顔になっていく。マジックショーは客もマジック
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.5

姉の雪は人間として生きようと学校へ。
弟の雨はオオカミとして生きようと森へ。
違う生き方を望む二人。
これはオオカミっていう設定を抜きにして考えると、
周囲に打ち解けなくて浮いてたり、
自分だけ考えが
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.6

目立たないように普通に生きていた住田だったが、クソ親父のせいで人生が狂ってしまった。
映画「共食い」でもどうしょうもないクソ親父を演じた光石研。ハマリ役。
父親の借金取りだと言ってやって来たヤクザは、
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.4

鉱山の事故が原因で仕事を辞めて、パチンコ通いの男と仮釈放中の男が出会う。
煙草の火を借りただけで、家に招く流れは、そうならないだろうと思ったが、重要な二人の出会いなので、しょうがない。
夏祭りのシーン
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

ヤクザの組長に娘のミツコ主演の映画を撮ってくれと命じられ、本物のヤクザを使いヤクザ映画を撮ることに。
このミツコに周りの人たちみな、なんだかんだと振り回される。
もう、ありえない展開で、血だらけの残酷
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ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.7

昔、桜井和寿が好きな映画だって言っていたので鑑賞。
もしかしたら、ミスチルのヒーローの歌詞はこの映画の影響を受けているかもしれない。
ダスティンホフマンが演じた主人公は、こそ泥だけど、根っからの悪人じ
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日々ロック(2014年製作の映画)

2.9

いじめられっ子の3人が裸とガイコツとボーダー姿でロックバンド。
自分には時間がない。自分の曲を書いて、とトップアイドルに頼まれる。
片手にアジを握って彼女の元へ猛ダッシュ!
「お疲れ」と言いながら野村
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ハロー!純一(2013年製作の映画)

2.5

内気でいつもモジモジしている純一と、個性的なキャラの仲間たち。
小学3年生6人が力を合わせて一つのことに頑張り成長する映画……て、おい。
ちょっと石井監督。急に作風変わったよね。
痛々しくてグロいから
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ツナグ(2012年製作の映画)

3.3

一度だけ死者に会える話。
癌でなくなった母親、
ケンカしたままの親友、
失踪した婚約者の3つのエピソードと、
謎の死を遂げたツナグの使者の両親の話がある。
人それぞれ感動するポイントは違うから、好きな
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.6

ジャーナリストのジェームズ.ポン…
違った。ミカエルは、40年前の少女失踪事件の解明を依頼され、天才ハッカー、リスベットに協力してもらう。

セックスシーンや拷問シーンなど、生々しくグロい描写をフィン
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.7

下院議員の警護をするジョンは、娘エミリーを連れてホワイトハウスへ行くことになった。大統領ファンで政治マニアのエミリーは大喜び。ジャニーズのライブのチケットをゲットしたような喜び。
そんな娘に大統領を守
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共喰い(2013年製作の映画)

2.8

全体的にじめっとした空気で重い。
オトンが最悪のクズだった。
そんなクズのオトンの血が流れていることに悩む息子。
息子の彼女を犯すオトンと、オトンの愛人とヤる息子。共食いってそういうことか。
風呂場の
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

村の公民館でフランケンシュタインの映画を観たアナ。姉から精霊の話を聞いて、それを信じる。
純粋な6歳の少女の瞳に映る世界、
精霊の存在を信じるアナの心境を映し出す。
姉ちゃんは悪い子だ。嘘をついたり、
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

ストーリーも映像も音楽もシビレる。
金田モデルのバイクがカッチョいい。
映画を観た後に、漫画を読んだんだけど、漫画のスケールは映画を越えていた。あの手塚治虫が大友克洋の画力に嫉妬したんだから、破壊や、
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