藤原直樹さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

藤原直樹

藤原直樹

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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.1

故トニー·スコット監督のレースアクション映画。
トム·クルーズとニコール・キッドマンが共演した。
ランディ·クエイド、マイケル·ルーカー、ジョン·C·ライリー、ロバート·デュバル等脇を固める俳優も豪華
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.5

「スーパーバッド」が気に入って注目していたグレッグ·モットーラ監督のSFコメディ。
宇宙人ポールの声として出演したセス·ローゲンの下品でいてどこか人間味のある演技、そしてサイモン·ペッグとニック·フロ
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.6

ビル·マーレイ主演のロマンチックでファンタジックなラブコメディー。
主人公が同じ一日を何度も繰り返すというストーリー。
所謂ループ物であり、目が覚めれば何事もなかったようになるのだがどうしてそうなった
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あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.7

ブリジット·フォンダとニコラス・ケイジ共演、実話に着想を得たロマンティックなラブストーリー。

ミュリエルに扮したロージー·ペレスの演技が面白すぎる。
物語にドタバタ劇のような笑いを添えていた。

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D.N.A.(1996年製作の映画)

3.0

ジョン・フランケンハイマー監督作。
マーロン・ブランド、デビッド・シューリス、ヴァル・キルマー共演のマッドサイエンティスト物。
海で遭難した青年が辿り着いた島。
そこではマッドなサイエンティストが完璧
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.5

王道なストーリー展開ながらもヒロインの底抜けに明るくて前向きな姿が観てるこっちまでハッピーにしてくれる。
偏見や逆境にもめげず、ただひたす前だけ向いて進み続ける彼女をいつの間にか応援している自分がいる
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溺れる魚(2000年製作の映画)

3.4

久しぶりの鑑賞。
かなり前に観てずっと頭から離れなかった作品。
トリックやらスペックやら日本を代表するような作品を撮ってきた堤監督。
この作品にも彼らしさが存分に盛り込まれている。
ストーリーは後半に
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ノイズ(1999年製作の映画)

3.0

ジョニー・デップとシャーリーズ・セロン共演の本作は地球外生命体による'静かな'侵略を描いたSFスリラー。

見えない何かにジワジワと乗っ取られていく恐怖、愛する者が突然変貌する恐怖。
後半のサブリミナ
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.6

ブラッドリー・クーパー主演の料理映画であり、落ちぶれた主人公が再生するドラマになっている。
シエナ・ミラー、ダニエル・ブリュール、ユマ・サーマン、オマール・シーなどキャスティングが良い。
映像も音楽も
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悪魔の発明(1957年製作の映画)

3.8

チェコアニメの巨匠が撮り上げた摩訶不思議な映像世界。
ストーリー自体は大したことないのだけど版画、実写、人形、ストップモーションアニメが合成された唯一無二な映像が見所。
縦線と横線を強調した書き割りの
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.8

「トッツィー」のシドニー・ポラックが実話を元に撮り上げたラブストーリー。
アフリカの美しく広大な大地の中で育まれる愛。
ロバート・レッドフォードとメリル・ストリープの名演あってこその作品。
特にメリル
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恋の手ほどき(1958年製作の映画)

3.9

ミュージカル映画はあまり観たことが無いし、観ても退屈に感じることが多いのだけどこの作品は最初から最後まで全く退屈しなかった。
楽しくて痛快。
どこか夢見心地で軽快。
魅力的な衣装やセットなどディティー
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スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ(2016年製作の映画)

3.8

「ロルダン事件」と言われる政府高官の横領事件を基にしたクライムサスペンス。
冒頭で念を押しているようにこれは実話を基にしているだけで全てが真実ではない。
単純にクライム映画として面白い。
小難しい部分
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レニングラード 900日の大包囲戦(2009年製作の映画)

3.8

B級かと思いきや結構しっかり作られた戦争映画。
どこからどこまでが実話かわからないんだけど、純粋に物語映画として楽しんでみる。

冒頭の戦争シーンから泥臭い戦争アクションを想像したが、実際中身は主人公
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夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

3.2

労働者階級の人々を描いてきたケン・ローチの長編映画デビュー作。
音楽はドノヴァンが手掛けており、全編を素敵な音楽で包んでいる。

終始ヒロインに感情移入出来ず、、、
心から愛するデイブにラブレターを送
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マーダー・ミー・モンスター(2018年製作の映画)

2.7

アルゼンチン産のクリーチャースリラー。
映像は美しいし、煩わしいBGMも無い。
陰影に富んだライティングも素晴らしい。
ただ肝心の物語部分は難解というか、情報不足過ぎて観客が自分で解釈するしかない。
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いとしきエブリデイ(2012年製作の映画)

3.4

実際の兄妹4人組を起用してリアリスティックな手法で描くドラマ。
5年かけて撮られたという事で、観客も一緒になって子役たちの成長を見守っていくことになる。
ドキュメンタリータッチな映像も中盤以降はグッと
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あなたの腕で抱きしめて(2015年製作の映画)

3.5

単純なラブストーリーかと思いきや、繊細かつ針で刺すような痛みすら伴うドラマだった。

安楽死を望む男と彼を看取ろうとする看護師マリアのプラトニックな愛。
この映画においてセックスは生を実感する手段であ
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ファイナル・カット(2000年製作の映画)

3.2

ジュード・ロウが死んだ⁈
彼の死を嘆く友人達が集まり、彼の遺したビデオを観ることになるのだけど、、、そこには隠しカメラで捉えた彼らの本性が!

レイ・ウィンストン、サディ・フロスト等が実名で出演。
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サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶(2015年製作の映画)

3.7

dvdのパッケージにあるようなミステリーだとかサスペンスを期待してはいけない。

大物プログラマーであるハンス・ライザーが遺体も証拠も見つかっていない状態で妻殺しの容疑から有罪判決を受けた事件。
実在
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388(2011年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

執拗なストーキング、嫌がらせ。
それらがエスカレートしていき、主人公が追い詰められていくスリラー。
主人公の視点に同化してミスリードを誘う演出に引っかかると犯人の思う壺という、こちら側も胸糞になる後味
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ショッピング(1993年製作の映画)

3.7

「バイオハザード」や「デスレース」で知られるポール・W・S・アンダーソン初監督作。
ジュード・ロウの映画デビュー作でもあり、今やスターとなった俳優達の若かりし姿が見られる貴重な一作。
工場が建ち並び、
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