ひっきーくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

落下の王国(2006年製作の映画)

4.5

ひさしぶりに観たくなって借りてきました。

ストーリーの構成が見事としか言えないです。
入院している主人公の少女にクスリを持ってこさせるために怪我をしたスタントマンが適当に作ったお話を聞かせるんですけ
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シャッターアイランドがどこかに救いを求めた悲劇であれば、こちらは救いようのない悲劇だなあとおもいまった。

時系列リバースの必要性が薄すぎた気がします。
視聴者を混乱させたいなら時系列シャッフルしちゃ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

この世界の片隅に を見た後に自分の中にやさしい広島弁が満ちていたわけなんですが、唐突にドスのきいた東映ヤクザ広島弁が恋しくなってDVD買いなおしました。

どろどろの戦いがあって、死んだ人間をうまく利
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

なんかすごかった。
濃密な二時間ですずの生き様をしっかり見せつけられた感じ。

まず、すずの可愛さ。
あずまんが大王の大阪さんみたいな可愛さのあるすずちゃんを見て、こんな可愛い奥さんいたら幸せだろうな
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雨の町(2006年製作の映画)

3.8

序盤の不気味さは本物。映画版リングを彷彿とさせる恐怖がある。

が、悲しきかな。遂に謎の正体に到達すると途端に微妙な雰囲気に。

廃村、伝承、内臓の無い死体、謎の少女 みたいな要素で惹かれる方はがっか
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ストレイヤーズ・クロニクル(2015年製作の映画)

2.9

どぉおいうことだよォ!総司ィ!!

霧島部活やめるってよの脚本家でもあり、蒼穹のファフナーの某キャラクターを務める喜安浩平参加作品で鳴海璃子が出てると来たら見るしかなかったんですけどねえ

話自体は面
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.2

やっぱりすごい 映像に説得力はんぱないし、トールキンの原作があるおかけで他の物語との関連がみえて歴史の厚みを感じる
今年見直したらホビットの冒険の要素もバリバリあってこんなことに今更気がつきました。ガ
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.8

本場がやってくれたくっそインチキ・カンフーアクション(ほめ言葉
最初の方はイップマンを中心に展開していくんですが、どんどん話がとっちらかっていくのに少し不満が。
史実に沿ったのでしょうが、ストーリー的
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.5

エヴァの出てこないエヴァでした。

脚本のいい意味で気持ちの悪い部分とか旧劇版エヴァに通じるものがあります。ていうかまんまエヴァ。

明朝フォントやら林原めぐみさんやらいろいろ引き継いで製作している部
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X-ファイル:真実を求めて(2008年製作の映画)

4.0

シリーズ後半になると宇宙人がらみの話はどうにもストーリーを展開させるためのイベント感が出てきてしまって、話自体はすごく好きなんですがこういう超常現象?変質者?連続殺人?みたいなそういうノリから離れた系>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

5.0

バタフライエフェクトよりも好き。
ジェイクギレンホールの存在感がすごくいい。

SFとして大好きな一本。いちいちアイテムの胡散臭さとか気味悪さとかの演出がいいよね。
複雑なストーリーは人を選ぶが、こう
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

4.0

この映画のせいでサロンパス吸いました。

無理でした。吸えませんでした。危うく火事になるところでした。


松尾スズキが可愛くては反則。そこはかとないオシャレ感に狂った小ネタという、いかにもなサブカル
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バットマン(1989年製作の映画)

4.3

配役もよかった。ちょっと顔立ちがシャープじゃないマイケル・キートン氏も見ていくうちにバットマンになっていくのがよかった。
そして何よりもすごかったのがゴッサムの描写。描かれた背景とセットが融合してパー
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舞台「鉄人28号」(2009年製作の映画)

4.2

ミュージカルチックな舞台ですが、ロボありドラマありコメディありの良演出だと思います。舞台を広く使っているため、カメラがフォローしきれない部分があり、観に行けばよかったなあと本当に後悔。
悔しいです。
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.8

まず一つ、原作を知っているとエピソードの切り貼りなどと言っては失礼だろうが、原作のエピソードの再構成の巧みさに脱帽。
そして、作画面ではメインの製作スタジオであるプロダクションIGは攻殻機動隊シリーズ
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.0

前半のwellcome to crazy world … みたいな部分はいい感じで好きなんですが、終盤のカーツ将軍に出会ってからが難解すぎる。

戦争に行きたくないけど、戦争しなきゃいけない人たちが病
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

かの伊藤計劃先生の作品の某キャラクターもおっしゃっていましたが、冒頭三十分の大戦争シーンはもうすんごい見ごたえ。
ドロッドロの上陸戦。無常感。

そっから普通のドラマに移行していくわけなんですが、後半
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ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.9

デストロイアvs人間の部分が面白かったような記憶があって見直しました。

記憶より科学パートが長くてシンゴジラ観た後のセリフ中毒状態の自分にはちょうどよい塩梅。

デストロイアとゴジラの戦いが地味であ
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.6

もっとも面白かったランボー。
2でヒーローとなり、3で無双した末路がこれだよ!!
ジジィ化が進み、顔が丸くなり、イケメンとは言い難くなったスタローンだが一番カッコいい。そこすらカッコよく見える素晴らし
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.5

前情報を入れた分だけ損するそんな映画。気になったらツタヤで100円払えば見れるので見てください。
そこそこ面白かったですけど、続編はありません。オチも何もないそんな映画でも一瞬面白ければいいじゃないで
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

前半はそこまで気にならなかったけどクライマックスに進むにつれてなんだか話のちぐはぐ感が前面に出てきて、映像と心象にまったく共感できなくなった。
だいたいなんだよ、人が殺された後にその宇宙人と唐突に優し
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.6

シティオブメンも面白かったけど、映画として出来がよかったのはやはりこっち。
ギャング リトル・ゼと神の町をめぐる物語が比較的明るくさくっと動いていくのが楽しい。

後味の悪さも不思議な友情も正義も悪も
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ピッチブラック(2000年製作の映画)

3.7

映像やらはかなり低予算で作られてるが、ストーリーは結構おもしろい。
地味だけどしたたかな主人公は、やはり魅力的。続編はほぼ別物になってしまったのが残念。

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.9

ごたごたしながら取り留めのない展開が続くが、最後に一気に収束してくれるあの感じはたまらない。
あと飯うまそうすぎる。おなかすきます。

王の男(2006年製作の映画)

3.8

イジュンギがすんげーセクシー

韓国映画はあまり見ないけど、なかなか面白かった。
あと吹き替え石田彰さんなので字幕だけでなく吹き替えもなかなか価値のあるものだと思います。色彩美と人間関係を楽しめる一作
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リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

4.0

ありきたりというか王道というか、安心感がある。

デニーロ ぼよぼよだったのに後半でしっかり引き締めてきたのがかっこよかった。あとメイキングを見てボクシング映画ってこうやって撮るのかーって感心しました
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.8

こういうジャンルがわからない映画の方がドキドキする。
原因はオカルトなのか現実に即した科学なのか、闇に潜むのは化け物なのか人間なのか、それとももっとほかの何かか。

何が起こるかわからないハラハラ感を
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

4.4

デルトロが製作に加わってるので見ざるを得まいと思って初めて見たのが5年前。今でもたまーに見たくなります。

色味を抑えたような不気味な雰囲気、若干の後味の悪さを残しつつも、上手な構成で緊張感を保ち物語
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ザ・ワン(2001年製作の映画)

3.6

思ってたのと違った。
もう登場人物全員ジェット・リーくらいのジェット・リーオンリーのイベントかよって感じのバトルロワイヤルみたいなのを想像してた。

カンフー混じったSFアクションとしては普通に面白か
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.4

脚本の締りもそこそこに、ギャグ、オマージュ、キャラクターの立ち具合を見ても一番面白い。 3なんてなかった。いいね。

劇場版 BLOOD-C The Last Dark(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

blood-cのCは茶番のCだったが、劇場版でもやっぱり茶番のCで安心した。
良作画、良デザイン、良クリーチャーとそろっているものの肝心のストーリーが非常に人を選ぶというか、事実茶番なのでそれが許せる
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ラスト・ブラッド(2008年製作の映画)

3.6

後半までは割とアニメに忠実な実写化。これは信じて観られるレベル。ラストシーンは好みが分かれると思うが個人的には良かったかなと。

アクションも悪くないが、なんとなく敵のキャラが立ってなかった。みんな雑
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恋の門(2004年製作の映画)

4.2

なんか色々ごちゃまぜでそれが気持ち悪くないくらいでちょうど良いカオス感あります。メイン成分は青春。あとバーチャ。
コメディに振れてると、恋愛や青春要素が負けちゃいそうだけど意外と上手く共存してると思い
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

5.0

猿の惑星はどれもすごくおもしろかったけど、一番好きなのは新猿の惑星。

ベタだけどわずかに救いのある結末もすごく好きだよ。

全体を通して楽しい描写の少なかった猿の惑星シリーズだからちょっとでも平和な
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カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

3.5

メインテーマにわずかながらハンスジマー力(ちから)を感じる。
寝るまで聴いててもあんまり飽きない。

馬鹿映画じゃなく、真面目にカウボーイvsエイリアンやってくれたのでエセウェスタンSFバトルとか期待
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

何回見ても楽しめる最強ゾンビコメディ。
あのズバッズバッとテンポいいカット割が観ていて気持ちいい。

笑えて、ワクワク出来て、熱くなれる なんかありきたりな気がするけどすごく大事なところは押さえてるの
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