なんかすごかった。
濃密な二時間ですずの生き様をしっかり見せつけられた感じ。
まず、すずの可愛さ。
あずまんが大王の大阪さんみたいな可愛さのあるすずちゃんを見て、こんな可愛い奥さんいたら幸せだろうなぁってほっこり出来きて優しい気持ちになる。
でもそれだけじゃなく、物語の演出もすごい。空爆のシーンがただただ淡白に描かれてて恐怖やおどろおどろしい誇張が無く、無慈悲さが伝わってきてすごかった。もうすごかったとしかいえなくて悔しい。容赦のない爆発音や、焼夷弾攻撃の描写もリアルな感じがした。頭の上で爆弾が炸裂する体験などしたことのない自分には想像するしか無いけれど本当に今までこんなの観たことないです。
あと序盤の風呂シーンでみえそうで見えない妹の乳に画面に食い掛かりそうな勢いで見てました。
戦時下の純愛!みたいなありがちなテーマに留まらないですずの力強さ、その人としての魅力をありありと見せつけてくれた素敵映画でした。
キャストにちらっと喜安さんの名前があったけど脇役なのかなー ちょっと気になりました。