午前十時の映画祭11にて観賞。
50年以上前にこのような作品を作っていたことに何よりも驚きと敬意を抑えられない。
難解なところもあるがストーリーもけっこう面白くて、音楽とともにどっぷり宇宙に浸る>>続きを読む
いつか観るぞ観るぞと思いつつ幾星霜、やっと観れました。
恋愛モノはあまり観ないんだけど、純粋に良い作品と思います。
神戸の博子は過去を振り切って未来に向かって踏み出し、小樽の樹は知ってるつもりで>>続きを読む
引きずって引きずって引きずる。
もっと前輪浮いてもおかしくないんだけだとにかく引きずる。
つがいがあちこちで誕生した痛快なファミリー大作!
全編モノクロかつ正方形スクリーンで見慣れるのに時間がかかっているところでいきなりベテランが若造にパワハラまがいの扱いを見せることで、まず観客をモヤモヤイライラさせることに成功。
そして灯台を動かす>>続きを読む
予感通り、リルがどんどん可愛くなっていく(そこかい)。
往年のムービースターが騙されたつもりで行ったナッシュビルの旅はやはり騙されたような展開になったが、現地のファンたちと囲まれていくうちにいろい>>続きを読む
芸術に寄せた作品かと思いきや、「拾う」がテーマのフランス製ドキュメンタリー。
形の悪いジャガイモ、もぎ残された果物、外に出されたゴミ、マーケットに散らされた野菜…
それぞれの拾われた物たちが新た>>続きを読む
ラリー・フリントが亡くなったのって今年なんだね。知らなかった。
「全裸監督2」が配信されたばかりの今、マガジンで世の中を騒がせ裁判沙汰や刑務所沙汰になった男とそれに寄り添い続けた女の生き様を観てお>>続きを読む
・怪獣プロレスは有観客でっせ旦那
・その色分けはTENETでしょうか
・センターオブジアースでしょうか
・みんな避難するの遅過ぎます
・ブラジルの人聞こえますか
・美人薄命です
・仲間の1機を殲滅さ>>続きを読む
黒沢清の才能が詰まった怪作。
萩原聖人はTVドラマで吉展ちゃん事件の犯人を昨年だか演じたように飄々と追及をかわす犯人役を巧みにこなした。
ケイシーの可愛いらしい笑顔と、低い声や濃い目の生毛とのギャップにまず萌えた。
無機質な建築物と登場人物の感情の行き来との対比にも萌え。
エンドロールが白背景なのは今後の不安を薄めてくれるようで、>>続きを読む
レースシーンの迫力が素晴らしい。
ラウダもハントも全く予備知識なく観たので行先がどうなるかハラハラしながら楽しめた。
しかも最終戦が雨の富士スピードウェイってのもポイント高いよね。
あまり驚くような展開がなかったので渋い評価に。
時計は伏線だと思ってたんだけどなあ。
ひとりの女性の突然の死により、男性は最愛の恋人を、また妹は大事な姉を失った。
そしてその残された者どうしが心を通わせるようになる。
ここからが自分の望む展開じゃなくて(←わがまま)残念な感想を持>>続きを読む
これで三部作を全て鑑賞。
生き残る者には無限の地獄が待っている。
死んで終わらせようとしてもそうはいかない。
地獄を引き受けることになった者は誰が銃口を向けようとも気が触れようとも逃れることはでき>>続きを読む
前作の前日譚で始まり、すぐに前作の後日譚へと飛ぶ。
クリーチャーは新顔ではなく姿形も攻撃力も弱点も前作と同じ。
今回は二つの場所で同時に絶体絶命のピンチを迎えた主人公一家がどうなってしまうのか、>>続きを読む
十数年ぶりくらい、たぶん3回目の鑑賞。
ストーリーはほぼ完全に記憶に残っていて初見時より驚きや感動は少ないのだが、むしろ初見時の自分の感覚を思い出しながら観た。
作品としては、ホロコーストをここ>>続きを読む
「忘れろ。チャイナタウンだ」
ラストでギデスにかけられたこの言葉が悲しさを増幅する。
鑑賞史上十指に入るかもしれないラストクウォート。
製作段階でさまざまなエピソードがあったようだが、結果的に配役>>続きを読む
香港ハードボイルドはイイね〜。
サムに感情移入させるストーリー作りだと観てる側は一作目のサムと認知的不協和を起こさせるなど、ちょっと解せない部分もあるが、作品単体で観ればとても面白い。
弟と兄の、濃密な一週間。
スザンナは、弟じゃなくて兄に再び会いに来たんだろうな。
兄にあって弟にないものを愛したような。
これの機内上映版があるってマジ?
乗客が不安になりそうなシーンがあるんだ>>続きを読む
それが作品のポイントの一つだから仕方ないにしても同じシーンを何度も見せられるのにはちょっと疲れたな。
途中からは完全にセリフ量含めてホセインの一人舞台になっていた。
【眼福の至り】
「ディパーテッド」を観た後にこの作品がオリジナルと知りようやく鑑賞。
二人がそれぞれの道を歩むに至った経緯は「デ」ほど詳しく描かれていないが、逆にそれが二人にしっかりと焦点を当>>続きを読む
ネコのブレスレットさえわからなくならなければあのような壮大な展開にはならなかったのにねー。
クスッと笑えるところもある痛快アクション作品。
お、ドク出てるじゃん!
吹き替えにて鑑賞。
若い時の草刈正雄を薄くしたようなフィリップ・ラショー演じる冴羽獠。
なかなか再現度が高く、山寺宏一の声も違和感ない。
ギャグの持っていき方にB級感があるが、最後まで楽しく観れ>>続きを読む
コケール・トリロジー(ジグザグ道三部作)の第二作。
イラン大震災の直後、第一作の主人公の男の子の安否を確認するために車で移動する親子。
道を尋ねたり休憩したりする間に被災した人たちの状況を「君の>>続きを読む
アハマッドの果敢な単独行を演出したのは、宿題の出し方を指定した学校の先生。
翌日もしモハマッドが絶望して欠席していたら、時間と労力が無駄になるところだったね。
ラストシーンでものすごくホッコリ。
グロい映像もおどろおどろしい音楽も大して使わず雰囲気と演出でこれだけ怖い気分にさせるのはさすがポランスキーといったところ。
ショートにする前までのミア・ファローの可憐さが特筆。
ボディダブルだよ>>続きを読む
イギリスの雰囲気に溢れたクライムサスペンス映画。
贔屓のマシュー・マコノヒーが主演なだけで十分なのだが、一癖二癖あるジェントルメンの思惑と行動が絡み合って転がりまくりのラストへ。
和牛って英語で>>続きを読む
福本清三さん、とてもカッコいい。
黒目がちの瞳と、年齢や体格に似合わぬ機敏な立ち回り。
5万回斬られた男の唯一の主役舞台。
しっかりと目に焼き付けました。
一つ一つのシーンにじっくり時間をかけてドロンの魅力を染み込ませた作品。
地下鉄チェイスのシーンは実写版スコットランドヤードかと思った。
なぜ終始危機をすんでのところで交わし続けていたコステロが最>>続きを読む
原作読まずいきなり初見ではわかりにくいかもしれない。
虐殺を世界のあちこちに起こさせることでアメリカに憎悪を向かせないようにする高等戦略の撒き餌は、言語だった。
ラストをもう少しこの後を想像して>>続きを読む
引っ越して来た田舎町で理不尽な嫌がらせをされ続けた気弱な男が残虐性を爆発させてまで最後まで守ろうとしたのは、愛し合いながらも相性が今一つの美人妻ではなく、同じように町で邪魔者扱いされていた彼であった>>続きを読む
同じ町に娘を探しにそれぞれ入ったのに、妻と夫はなぜ出会わないのか、その理由は…
廃墟となった町に隠された悲惨な過去と狂乱的宗教儀式が明らかになり、ストーリーが大きく動く。
主人公を助けて炎の中に>>続きを読む
アメリカ製サスペンス映画だが銃は一発しか放たれず、しかも人には当たらない。
最初から最後まで音と声がストーリーを飾り、カット割りやスローモーションや光も効果的に使われていて見応えあり。
でもなん>>続きを読む
最後の銃撃応酬シーンはやはり圧巻。
監督の意地もあり、かなりお金をかけた大作であったことがわかる。
今や総統閣下のお怒りシリーズでネタ扱いされるこの作品。
史実と異なっていたり重要な点に触れていないなどの批評はあるようだが、ヒトラーとその周囲の者たちそれぞれの立場によるそれぞれの覚悟を時には急激>>続きを読む
福男選びよろしく司教が河に投じた十字架を取った者がその一年の祝福を得られる(これまで男性のみが獲得)というイベントに文字通り飛び込み参加した女性ペトリューナが見事に十字架を掴み取ったが、これがメディ>>続きを読む