誘拐した少女がヴァンパイアだった!という入り、良い。わくわくする。せっかくならもっとためてためてバレリーナという特性を活かした大立ち回りみたいなシーンが欲しかった!誘拐の真相はイマイチ納得度が低いのと>>続きを読む
実写版ライオン・キングの前日譚。話がおもしろいかと言われれば特に…という感じだがライオン同士の対決は相変わらずナショジオを見ているかのような迫力がある。あとちゃんと表情で感情表現が伝わるのはすごいなと>>続きを読む
舞台は見ておらず、ざっくりオズの魔法使いのあらすじを履修してから鑑賞。グリンダがアホの子すぎてムキィーなるけど中盤エルファバとダンスで和解するシーンには涙。心が通じ合う表現としてとても素敵だしグリンダ>>続きを読む
モアナ、1の時も思ったけど美しい海と陽気な人々と前向きで優しいモアナに心が洗われる。妹もめちゃくちゃかぁいい。2の方が冒険、目的のハードルがあがったぶん怒涛の展開だが見終えたあとは多幸感いっぱいに。疲>>続きを読む
手軽に霊を憑依できるアイテムを高校生が手に入れたら…というお話。簡単にルールを破ってしまうあたりがいかにも学生らしい。なんでもやりすぎはよくないのだ、という教訓。ラストのあちゃー感は秀逸。
ソニー関係者にまで「誰も求めてない映画」と酷評されてたマダムウェブ。そこまで言われてると逆に気になる。話は序章という感じで死にかけた主人公が覚醒するところから始まるのだけどまだ戦えるわけでもないのでほ>>続きを読む
アウシュビッツ収容所の隣で暮らす所長一家に焦点を当てたお話。一見優雅で穏やかな家族の日常にまるでそぐわない不気味な環境音が鳴り続ける。異常な音が聞こえていないかのような家族、とりわけ子どもたちだったが>>続きを読む
昇進を望む運輸保安官がテロに巻き込まれるお話。心理戦のようでわりと脳筋。先が読めてしまうのであまりハラハラはしなかったが配信開始された年末年始に見るにはちょうどいい温度感だったのかも。
頭の中がぐっちゃぐちゃになって感情のコントロールを失う感じ、まさに思春期だった。昔好きだったアニメやゲーム、黒歴史と同じ場所に感情は閉じ込められるのか…。何も感じなければ傷つかないと思った時期が自分に>>続きを読む
なんてことない家族の団らんなのに始終ピンと張りつめた空気がサスペンスのよう。バランスの取れない関係の中で母親が放つ「理解は出来ないけど、愛してる」がすべてなんだと思った。ドラン監督のファンなので贔屓目>>続きを読む
伊藤計劃三部作の第三弾。前2作と打って変わって急なハードボイルド。一度で理解しきれない情報量ではあるが、圧倒的な熱量と言葉と音で訴えかけてくる。急に感じる部分も勢いに押されてしまうほどには夢中になった>>続きを読む
伊藤計劃三部作の第二弾。アニメ映画にするのに苦労しただろうなという印象。そしてやはり『屍者の帝国』同様ラブストーリー。世界を道連れにしてトァンは心中を完遂させたんだよね。ふたりのハッピーエンド。(メリ>>続きを読む
伊藤計劃三部作の第一弾目。原作は未読。パッケージはSFゾンビ映画だけど中身はラブストーリーだなぁ。器を蘇生する技術はあって、そこに魂を呼び戻したい、切実に彼の声をもう一度聴きたいと願う主人公には友情以>>続きを読む
前作までのような派手さはないものの、スタートレックの歴史を感じるシリーズ50周年にふさわしい感動的な一作。このシリーズへの愛が伝わってくる。ラストバトルでのカーク船長のセリフには痺れたなぁ。
シリーズを復習しないまま見たので曖昧なところもあるけどさほど面白さは感じなかったな。エイリアンと人間のミックスきんもー⭐︎というのが感想かな。あまりハラハラもせず。
気に入らない上司に毒を盛り浮気相手と子どもを作ったあげく子ども持て余して友人に預けるとかオッペンハイマーの人間性が最低すぎてなんやこいつ…と思いながら見てた。彼の共感性のなさが大量殺戮兵器を生み出した>>続きを読む
人気ゲームの映画化。ゲームは配信で見ていてなんとなくは知っている状態。殺人アニマトロニクスはよくできているし物語も王道だが物足りなく感じるのは同じゲームから着想を得たニコケイの大傑作ホラー『ウィリーズ>>続きを読む
デップー毎度何が響くわけでもなくはははって笑って終わるがそれはそれで楽しめている。今回少なくともドラマ『ロキ』を観ていなければ混乱していただろうから映画としてはもう少し説明が必要と感じた。皮肉は絶好調>>続きを読む
シャマランの娘監督デビュー作。自分とそっくりの"何か"を見てしまうというのはジョーダンピールのusを彷彿とさせるが、こちらは神話やオカルト寄りでホラーとも言い難い奇妙なお話だった。なぜルールを破った人>>続きを読む
めちゃくちゃに泣いたが???先入観から避けていた属性との出会い、相手のことを知っていく過程、恋をして世界が輝きに満ちる瞬間、触れ合うことができないはずの火と水の瑞々しい恋愛模様を終始悶えながら観た。父>>続きを読む
原作は公開日に読み、さまざまな考察も見た。アニメ化されることにより何気ないシーンがいきいきと輝きより感情が揺さぶられたように思う。原作公開当時、京アニ事件との関連性が挙げられていた記憶もあり、ひとりひ>>続きを読む
映画の魔法にかけられる2時間。王道で、斬新で、先代のミュージカル映画に敬意と愛を感じる。夢とどう折り合いをつけていくか、普遍的な物語を荒削りながらも繊細に描きだす。若い監督だから作れる、ド直球で勢いの>>続きを読む
絵に描いたようなアーティスト人生なのだけど、記録が多い分なんとなく身近に感じれてしまって切ない。元夫と父親のダメ男っぷりに目を細めたくなる。命を懸けて歌うというより、命を削られていた。繊細で純粋な人だ>>続きを読む
ライト/オフの反対版みたいなことかと思えば定義もあいまいで中身もまったくない。でも怖い。怖いよ。まあ怖いよ。暗いしね。まずね、幼馴染が自殺した森に肝試しに行くって全然反省もなければ喪に服す気もないぞこ>>続きを読む
暴力と悪のミルフィーユ血ソース添えって感じだった。悪人の中でも同情の余地がある主人公だが、覚醒して皆地獄に道連れにしようとする様は圧巻。コピーの闇か光かみたいな優しさはまったくなく生き地獄か地獄かとい>>続きを読む
結構急ぎ足で駆け抜けたな。気になる演出も演技もセリフもある。でも一瞬それらを忘れておもしろかったー!と両手を叩いて喜びたくなる熱量、勢いがあった!真っ当な青春映画だ。ラストは少し鳥肌がたってしまうくら>>続きを読む
丁寧に描かれたアニメが好きだったので、仲間が集まる過程の端折った感じは気になったが、映画としてはよくまとまっていたように思う。競技かるたの熱さ、青春っていいよね!ってところの軸はブレていない。広瀬すず>>続きを読む
推しの27年ぶりの主演映画なもんで終始打ち震えながら見たけど、監督が剛くんにあて書きしたと言っていただけあり、とても彼の人生観に寄り添う作品テーマだった。意図せず評価され、みんなが求めるものを期待され>>続きを読む
何度もリメイクされている陰陽師の前日譚。安倍晴明が学生のころのお話。とっても厨二感満載の晴明最強モノだった。映像は美しいがいかんせん話がペラッペラなもんでなんのカタルシスもない。この2人を揃えたならド>>続きを読む
シリーズのプリクエル。単体でも見やすい作りなのでこれだけで観ても楽しめる。サイレント映画のような趣きとネコチャンの愛らしさで一気におしゃれパニック映画になっていた。雷に合わせて叫ぶシーン、ふたりだけの>>続きを読む
赤ちゃんが増えて1よりも緊張感増す…と思いきや赤ちゃんとってもいい子であんまり泣かない子だった。潔すぎる幕引きも微妙だし巻き込まれた島の人たちが不憫すぎるけど、子どもたちが環境に適応して逞しく育ってい>>続きを読む
タイトルから緊迫感あるサスペンスを期待してしまったのでほぼ法廷劇で肩透かしを喰らったけど息子の決断にはグッときた。ただしいぬにしたことは許されないので-100万点です。いぬ助かってよかったけどあのシー>>続きを読む
失踪した娘を探す夫婦と報道局側の人間の視点を描いたドラマ。母親が手負いの猫状態で周りからはヤバい人に見えるかもしれないけど我が子がどこでどんな目に遭ってるかわからないんだから気が狂って当然よね。登場人>>続きを読む
ある一家が引っ越し先で悪魔に取り憑かれるホラー。毒をもって毒を制す的な?悪魔をもって毒親を制す話。実話を元にしたとあるが虐待で子どもたちは精神を病んだのだろうし、悪魔の仕業と言い切れなさそうなのがなん>>続きを読む
何がこんなにも涙腺を刺激するのか、冒頭から胸を締め付けられ涙目で鑑賞。美しい海に焦がれ、愛された、女の子の冒険物語。王道ながら魅せる展開と眼福としか言いようのない映像。第三期プリンセスの集大成とも思え>>続きを読む
詩的で静かで、絵画のよう背景を汲み取る作品。3つの時代から主人公の心を見つめる。昼間は散々な主人公がいつも月明かりの下でだけ少し良いことがあるのが救い。終盤一筋の光の如く照らされる、彼の中にだけある真>>続きを読む