ヒラセシオさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヒラセシオ

ヒラセシオ

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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.5

アルパチーノ
カッコいい。。

心を持って行かれる。

正しい道が、たとえ茨の道だとしても、その道に進む勇気をくれる映画。

ドアーズ(1991年製作の映画)

4.3

「死によって生の苦しみから解放される」
生きることには苦しみが伴う。
でも、その苦しみがなければ生の喜びはないと思う。

ジムモリソンの詩人としての側面を描いた素晴らしい映画だった。

見えない規律や
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.5

ドラッグの恐ろしさを想像してたけど、ちょっと違う趣旨。
いい意味で裏切られた。

TVの流通が、犯罪を身近にしてしまった。

一瞬の快楽を求める生き方としてのジャンキーの道。
薬に頼らずに刺激のある生
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.4

カメラワーク等は流石。
重要なシーンは全て、描かれてない。ただ遠くからカメラで撮影されるか、あるいはカットされる。
あの家族の間で、何が起こっているのか全てを把握することはできない。
誰もが秘密を抱え
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

韓国映画恐るべし!
格差社会という社会問題をテーマとしつつ、エンターテインメントとして抜群に面白い。

観客を飽きさせない巧妙なプロットでテンポよく物語が進む。

コネを使い服装を変え、巧みな計画を持
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.5

アレキサンダーマックイーンのドキュメンタリー映画。

映画はチャプター毎にミステリアスで危険な魅惑的なタイトル(マックイーンのコレクションのテーマでもある)が備えられ、
映画を進めると、そのタイトルの
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.7

ファッションに詳しくなくて、知らないデザイナーだったけど、映画観ると必ず好きになる。
そんな素敵なドキュメンタリー。
ドリスの哲学、二重の意味でタイムレスな服。
一つは永年リラックスして着られる服。
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

5.0

オープニングクレジット
凄くカッコいい!必見!

繰り返されるあのメロディーは、シーンによって全く違うものとして聞こえてくる。
これまた必見!!

最後のシーン、プールの円と飛び込み台の直線、幾何学と
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

sex描写が生々しい。
シンジ、ケンジをはじめ登場人物達が、一生懸命、生にしがみつき、日々を生きてくるのかが伝わってくる。
そこに自殺という死の匂いをちらつかせてくるところも上手い!
後編も楽しみ!

犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

ストップモーションアニメ(静止画をコマ撮りしたもの)
ということで、全カット、考え抜かれて作られている。
しかも、それを指揮するのが、センスの塊ウェスアンダーソンということで、構図から色彩、日本語のタ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.6

台風の中、当たるかどうかも分からない宝クジを、探すことが果たしてできるのか。
困難な人生の中、叶うかどうかも分からない、夢を追いかけることができるのか。

樹木希林が言った、「人生って案外単純」
阿部
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.6

sex依存症の男の話。
側から見れば、ハンサムで仕事もでき何不自由ないように見えるクールな男。
多くを語らない彼同様、映画も多くを語らない。
ニューヨークのナイトライフとシナトラの音楽。
全ては映像に
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.3

all you need is love

タランティーノの新作
「once upon a time in hollywood」
同様、自由な発想で史実を書き換える映画ならではの表現が素晴らしい!
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

ホアキンフェニックスの演技の奥行きがすごい。
ただ正直、役者で持たせてる映画な感じがした。
アーサー(ジョーカー)はただの自己中心的な人物でしかなく、全く共感できない。社会の不平等はもう十分承知だから
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サルトルとボーヴォワール 哲学と愛(2006年製作の映画)

4.0

サルトル知らない人にオススメ。
こんな面白くて破天荒な哲学者いたんだ!

AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.0

エイミーのスターになる前の映像が貴重。
こんなに歌詞がリアルだとは知らなかった。

スナッチ(2000年製作の映画)

3.2

高校生の時大好きだった映画。
メッセージがないジャンルだが、
テンポとカットがよく編集でスタイリッシュに仕上がってた。
今みたらまぁまぁだったのは、大人になったてことかな。

パレード(2010年製作の映画)

3.9

原作が素晴らしい。都会の人間関係を如実に表現している。
西日や朝日を多く取り入れていている映像は、どこかSFちっくで別世界を覗きこんでいるような感じ。
ただ、最後はちょっと演出過多でエンタメ要素が強か
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

4.0

誰かを愛する気持ちを、唯一の生きる目的として、
人間の究極な美しさを、
詩的な映像が見事に表現している。
決して面白い映画ではないけど、見たほうがいい。

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

5.0

カオスな世界の中で、彼女らは二人だけの世界作り出す。
二人は、映画の自由な世界へと逃げ込む。
僕は一人の留学生を通して、二人の世界に誘われる。

ワン・プラス・ワン(1968年製作の映画)

2.6

音楽(資本主義)と政治(社会主義)を足したら何になるかの実験。
何になるかの答えを考えるより先に、一緒にしてしまおう、そしてそれから考えよう、とする姿勢は素敵◎
ただ退屈だった、
ブライアンジョーンズ
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7月の物語(2017年製作の映画)

4.0

第2部、花火に誘われるシーン、太陽が暗くなるとこ◎
平凡な日常の中のちょっとした出来事。
ロメールより語らない。
ギョームブラック初鑑賞。
短編映画っていいな!

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

よきロードムービー。
自分が変われば、周りも変わる!

切腹(1962年製作の映画)

5.0

日本精神を象徴する映画。
映画におけるエンターテイメントと芸術文化のバランスが完璧で圧巻!!
オープニングのカメラアングルは天才的。