ひろえぬりさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

イノセンス(2004年製作の映画)

4.0

人間の一部若しくは全てが機械に置き換えられるとしたら、人間の魂は何処にあるのか?と言うかなり哲学的なテーマのSFアニメ映画GHOST IN THE SHELLの続編。今更な作品ではあるが近年発売のゲー>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.1

原作ゲームシリーズの大ファンなので鑑賞。迫力のある映像でゲームに登場するモンスターたちがリアルに描かれていて感動した。登場するモンスター数が少なく寂しい部分も確かにあるが、逆に一体のモンスターに数日間>>続きを読む

アウトポスト(2020年製作の映画)

3.4

山に囲まれ敵に攻められ放題の前哨基地で働く兵士達の物語。そこで働く兵士誰しもが絶対良くないことが起きると言う不安を抱えながら任務をこなす様は非常にリアルで、いつ何時襲われるかもわからない緊張感は非常に>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

2.1

監督がほぼ一人で作っているということから確実に自主制作映画であり、監督のやりたいようにやったと言われたら正直何も言えない。

自主制作映画ならではの尖ったビジュアルには興味をそそられたし、他のストップ
>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

2.0

こういうタイプのミステリー映画(ループ物?)は主人公達が色々試行錯誤して脱出を試みるのが楽しいと思っているのだが、この映画はその辺は結構端折っていて個人的には面白味に欠けるなと思った。また時間経過をど>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.3

ダニエルラドクリフくんの両腕が銃に改造されてデスゲームで闘うと言うクレイジーな内容に惹かれ鑑賞。しかしクレイジーな見出しとは裏腹に意外にも観やすくオーソドックスな内容に少し拍子抜けしたかも知れない。ジ>>続きを読む

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.0

一回きりではあるが、お化け屋敷的なびっくりホラー映画として楽しめるかな。皆に嫌われがちなこのびっくりさせるホラー映画の安直な表現だが、結局突然画面に何か映ったり、何か動いたりするのは普通に怖いので、ホ>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

きらめきは、生きる意味じゃない
それらを探す今この瞬間がそれなんだ。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

2.8

どステレオタイプなナチス・ドイツ感が鼻につく。スター・ウォーズぐらいSFだったら気にならないけど。そしてアメリカ軍のプロパガンダ的な存在のキャプテン・アメリカだが、これは当時のアメリカ軍の皮肉でやって>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

倫理観がブッ飛ぶ怖さとオシャレな映像と先の読めない展開に終始不快で且つワクワクする映画だった。不思議なクライムホラー映画。

中盤辺りの狩猟の下りは個人的にはかなりキツく、ちゃんとした精神状態で見た方
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.4

前作が面白かったのと同じ監督と言う事で鑑賞。良い意味で典型的なゾンビ物サバイバルアクションという感じで、最初から最後まで楽しめた。他のゾンビ物そんなに見てないが恐らく目新しい物はないと思うけど、やっぱ>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

3.5

映画始まって暫くして直に「あ、これターザンだわ」と思ってしまい、純粋な気持ちで鑑賞出来なかった。なんなら途中からアバターっぽくもあり、一昔前のドラえもんっぽくもあり、何だか既視感しか感じなかったし、ス>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.3

新年一発目はコレ。まだ見てなかった。
各種方面から絶賛の嵐でハードルが爆上がりしていたことは言うまでもなく、素直に楽しめなかった感はある。

映像がとにかく凄くて、細部の作り込みに多大なこだわりを感じ
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

漫画は途中まで読んだことあったが、正直実写映画はCM見た感じ全く興味が持てなかった。

でも実際見てみるとアクションとギャグが良いバランスとれていてクライマックスの部分までは飽きずに楽しめた。

問題
>>続きを読む

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

3.1

最初の方は結構わくわくして見れたけど、途中から話がよく分からなくなってきて、最終的には典型的なSFホラー映画になった印象。有名な俳優さんも出てるので画力はあるし、結構グロい演出も好印象だか、結局オカル>>続きを読む

トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

3.8

4Kリマスターと言う事で迷わず劇場へ。やはり、流石と思えるストーリーに懐かしさと興奮を覚えた。当時はその斬新な映像とシュワちゃんの筋肉に注目が行っていたが、今改めてみるとストーリーの秀逸さに脱帽した。>>続きを読む

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

2.0

うーんイマイチ世界が広がらない感じ、勿体ない。ミュータントとか地下の廃墟とかなんか未開拓すぎる気がする。

怒り(2016年製作の映画)

4.1

とうとう観てしまった・・・。
キャストからして半端じゃないのは分かるが、綺麗な映像からもその凄さが伝わってくる。目を背けたくなるようなシーンもあるが、人間関係の難しさや尊さ、愛くるしさを感じる事のでき
>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.6

ダイアナザーデイ以降のシリーズ観ていなかったので鑑賞。アクションで最後まで押し切らず、しっかりスパイ物やっていて楽しかった。とくにマッツとのポーカーバトルが絵的には地味なんだけど、めちゃワクワクした。>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

1.5

青春堕落もの?映像はキレイだが、テーマにあまり乗れないと結構退屈。思春期症候群的な?

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.0

リーアム兄さんのひげが気になってしまって、話に集中出来なかった。

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

キャラクターや役者の演技が素晴らしいと思った。と言うか、白石監督の映画はその部分が飛び抜けて良い。ストーリーとしては淡々と進むけど、その演技で心を揺さぶられたり、単純にキャラクターの信憑性が凄く出てい>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

3.1

今回は孤独がテーマ。孤独が続くと消えてしまう。孤独を恐れてインターネットで繋がりを探す。現代にも置き換え出来そうなわかりやすいテーマだったと思う。この監督特有の奥行を使ったカメラワークが素敵。ただ引き>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

これ時間ものだけど、いつエモーショナルになるの?って思って観てたけど、既にそうだったんだ・・・。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

2019年に公開されたJOKERの元ネタと言っても過言では無い本作、メチャクチャ怖かった。正直JOKERよりも見てて怖かった。タクシードライバーと似たような犯罪心理系映画。そして最後のショーで全てを持>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

3.5

焦点を絞っていて、非常にシンプルでリアルな戦争映画。尺も短めで、結構見やすかった。また想像以上にグロかった。戦争映画は、その悲惨さや政治的な批判、人間ドラマなど描かれているが、今作はその中の悲惨さ酷さ>>続きを読む

[リミット](2010年製作の映画)

1.0

観終わったあとに何も残らない。虚無感シチュエーションサスペンス。

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

2.5

エログロザ・B級パニック映画!木曜洋画劇場がまだあったら絶対流れてた。CGが微妙なのも良いし、演技も別にいいけど、最後のオチは個人的には気に食わない。それっぽい専門家も出てきた事だし、もっとピラニアと>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.4

時間物はどうしてもエモーショナルになりますね。感動的で毎日を大切に生きたくなるような素敵な作品だった。毎日を〜と言えば「ハッピーデスデイ」とも共通するテーマかも。

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

カチッとしたフレームに映し出す徐々に増す不気味な不穏感。演出がとにかく秀逸。また役者の演技も素晴らしい。中盤あたりの奥さんのシーンは正直舌を巻いた。ただ、ストーリーに関しては劇中でハッキリ説明しない余>>続きを読む

(2006年製作の映画)

2.8

ホラーの演出などが秀逸で途中までワクワクしたが、最終的には結局よくわからなかった。うーん、考えても良くわからん。一体何なんだ。余白が多すぎるサスペンス?映画。

十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.5

想像してたよりアクション満載で楽しめた。しかし、ちょっと長い。特に見せ場の殺陣シーン。凄いんだけど途中から長過ぎて飽きそうになった。最後はすごくいいけど。また、稲垣吾郎のキャラがすごく良かった。

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.4

流石PIXAR。やっぱり必修科目だね◎

正直、途中までアーロのときと同様に世界観がいいだけかぁとか思ってたけど、最後の演出はズルい。泣きそう。泣いた。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

良いお仕事映画だった。とくにストーリーというよりキャラクターが良くて、サブキャラも気になるのが結構出てくる。ただ、本作は群像劇物では無く、主役二人の話にフォーカスを当てているので、サブキャラの掘り下げ>>続きを読む