hiroyaさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(196)
ドラマ(30)

歩け走るな!(1966年製作の映画)

3.5

「Walk,Don’t Run」
博報堂でカンペールにおけるお題に応えるために閲覧した。

この意味は「競歩」であまり直接は役立たなかったが、映画として60年代の欧州から見た東京オリンピック時代の日本
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

日本の極道の世界が垣間見えて、そこで生き残る強さとバランス感覚の凄さを見せつけられた。

極道同士のパワーバランスがあり、それがシーソーみたいに行ったり来たりを繰り返す。その支点を担う大神の生命力と根
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

友達、forever

損得感情なしで付き合える友達がいかに大事か、支えになるのか。
そして、自己実現と現実の人生。

青さ、大人になるとなくなってしまいがちなもの。しかし、青いうちは人生の主役でいら
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

なんで自分はこれをやっているんだろう。将来それで生きていくわけではないのに。
ちがう、そんなことはわかってる。ただ自分が世界とつながっていることを感じられる、そんな瞬間があるから、だからやっている。や
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.1

戦争、差別の理不尽にタップダンスで対抗する。朝鮮戦争時代の現実を視覚的に描き、圧倒的な迫力とストーリー。


現在のBlack lives matterの現状にも合致する、いつの時代にもある黒人、朝鮮
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

4.0

勇気が出せない愛を美しく、とても繊細に描ききった作品。

静かで優しい御伽話のようで、しかし、しっかりと人生の時の流れと普遍さを突きつけてくる。

少し勇気を出してみよう、もっと心の動きに従ってみよう
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.8

我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか、母と息子 をテーマに絞った寄生獣

漫画原作でもストーリーも非常に面白く簡潔で演技力も光っていて面白かった。

特に東出昌大と染谷将太が最高に光
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

相手に興味を持つこと、知ること、信頼すること、共有すること。その難しさと大切さ、それが相手を助けることにもなる。

放っておくと蓄積する。それは何かを引き起こす。じゃあなぜ放っておいてしまうのか?興味
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.1

周りに目を凝らしてみること。自分を客観視してみること。人間はロボットじゃない。静かに蓄積し、それは思わぬ形で現れる。

なににも興味を示さず、ただ合理的に日々を過ごす。それが一番楽なのかもしれない。で
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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

3.8

リモートでもここまでできる。小さな中に、ユニークな世界観、物悲しい東京、そしてコロナに負けるなとメッセージが込められている。
映画館を出た後、なにか少し「頑張ろう」と思えるほっとした作品だった。

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パターソン(2016年製作の映画)

4.2

日常。それは同じようで同じ日などない。
周りに目を向ければ、世界はこんなに物語で包まれている。
ただ日常を生きること、それはとても難しい。人生と世界には隔たりがあるから。人は皆、なにか世界とのつながり
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.1

“All you need is love”

純粋な心、大人になるとそれは無くなってしまうのか。子育てには何が正しいのか。人の態度の裏には何が隠されているのか。

嘘を嫌い、間違ったことは間違いだと
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.1

バイオレンスジェットコースター。
まるで主人公になったように頭の混乱と整理が交差して、ハラハラさせられたり、恐怖を感じたり、悲しさを思ったり、時に無意識にのめり込んでしまう。

主人公の悲しい境遇と弱
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.1

自分を表現すること。表現しない今でさえ孤独なのに、表現するともっと孤独になってしまう状況。
そんな中でも、自分を表現することの大切さを教えてくれる。しかし、それと同時にその困難さと勇気、強さ、リスクも
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.9

警察官とは?青春とは?


警察学校に通う二人がある事件に巻き込まれ、成長し、警察官になることを決意する成長青春映画。

若さと正義感、しかし、力のなさと無念、それでも進む、気合と行動力

飛び込むこ
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リンカーン(2012年製作の映画)

4.0

政治家とはどうあるべきか?野党とはどうあるべきか?権力とはどう使うべきなのか。


権力の濫用と行使は表裏一体だ。同じ使い方でも時と場合により捉え方が変わってしまう。
しかし、思想より先に権力きてしま
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

愛って?経験すればわかるもの?そんなものはない?運命?そんなものはない?

主人公の男目線で全盛期と終盤をバラバラに見せられる映像で、わかりやすく違いがわかる

それでもなんでそうなったのかは一切わか
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.4

人の外見と中身。人間関係とは?について直接的に表現してくれている。

人は中身だというけれど、それをどこまで理解してるかと言われるとわからない。たしかに第一印象は大事で外見も重要。中身を理解するには長
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

あなたはどこまで自己犠牲になれるか、自己犠牲になれるほどの人物が隣にいるのか。

自分を犠牲にしても助けたい人が目の前にいるのに、そのための事業に囚われてしまい結局守れない本末転倒。しかし、いざ守らね
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

ホワイトトラッシュ。人間の尊厳、そしてその守り方。家族。友達。

資本主義による米国の白人貧困層。彼らも我々と同じ人間であり、尊厳がある。しかし、ただ生きていても尊厳なんて感じられない。尊厳がある≠尊
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

メディアの役割とは?善人とは?無知とは?流されることとは?

メディアはいくらでも人を先導できる、そしてそれを目的にしている。それが嘘でも本当でも人々を過剰に反応させる。そこから革命に至ることもあるが
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

4.1

「自己中心」悪い言葉として捉えられるが、普通は当たり前のこと。しかし、それは他人にまで影響を及ぼす。自分が命を賭せるもの。それはものに賭すのか、結局自分に賭しているのか。
人は人を思いやりながら自己中
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.1

007というスパイが存分に出た快感アクション映画だった。こういう男が見たいのよを体現し、クラシックでもモダンでもある圧倒的にカッコいいボンドを観られる作品。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.4

時の流れは残酷で諸行無常。しかし真理はある。真理だけは信じていいのではないか。世界は更新し続け、追いついていかなきゃならない。でもその更新が正しいとは限らない。温故知新を忘れちゃいけない。

もっと古
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.4

水問題。水道が飲める国は日本しかない。日本すごいと思っていたが違う。金を出しているだけ。しかしそんな日本がいつまで続くのか。腐敗が進む政府に期待していいのか。そんな政治的なメッセージも含んだ作品。>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.2

男の象徴ジェームズボンド。現代のジェンダーに逆行しながらも、どこか男はロマンを抱き、ある種の理想と思ってしまう男感。ぶっ壊しぶっ殺しまくっても、何故か正義で好きになってしまう、カッコいい男映画。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.2

テレビの裏側、人をコケにしてなしあがるクズ、それでもアメリカンドリーム。

とても胸糞は悪いが、カーチェイスや銃声のシーンなどのサスペンスにびっくりするくらいハラハラさせられて、一回休憩挟もうとしたく
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サウスポー(2015年製作の映画)

4.3

怒りと発散。主人公と支える人。本物の人間関係とは?そして父と娘。

怒りの発作を直接発散することは、いつか悲惨な事態を起こす。しかし、そのパワーは偉大で強い。しかし、強いとは守れること。そのパワーをつ
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.4

1秒1秒大切に生きてますか?残り1分の命だったら何をしますか?現実とはなんだろうか?そして、今の自分はどんな選択をしてここまできたんだろうか?

折角生きているんだから、楽しくなきゃ。いつ死ぬかわから
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マスク(1994年製作の映画)

3.9

人はマスクをかぶっている生き物。それでもそのマスクは中身の人間に依存する。そして人間は、どんなマスクでもかぶることができる。そしてそのマスクは、中身にも影響を及ぼす。
「まずは形から」。

底抜けた明
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

4.0

人は信じたいものを信じる。完全無欠でないといつか落ちる。

現代のSNS環境に顕著なフィルターバブルは、日常生活にも起きている。だから「そんなつもりはなかったのに」が起きてしまう。無知は罪。自分が万能
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.1

自分の過去にどう立ち向かうか?心の傷はどうすれば良いか?周りの人はどうあるべきか?そして自分を好きになれるか。

過去は過去で動かないし、傷は傷で治らない。生きるには乗り越えるしか道はない。失うことの
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

愛とは何か?愛と恋の違いは?人間関係とは?努力とは?

愛は長く、恋は短い。恋を愛にするには努力がいる。でもどれだけ頑張れど、努力の方向が違えばそれは努力にならない。ただの厄介。努力に加え、プライドを
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