HitoKonoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

HitoKono

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真実(2019年製作の映画)

3.8

是枝ワールドをフランスにするとこんな感じになるのか。日本だと世界観が確立しているけど、フランスは新鮮でとてもよかった。日本より好きかも。それも2大女優と素敵な脇役男優陣+子役ならではか。もっと家族の結>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

有名俳優がたくさん出ている映画はあまりパッとしないことが多いので、あまり期待せずに、シアーシャ・ローナンを見るくらいのつもりで観ましたが、思いの外良かった。ウェス・アンダーソンの真正面、シンメトリーの>>続きを読む

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

3.3

フランスらしい映画。ほのぼのする映画。原作が絵本という映画。たまにはこういう映画もよい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.3

ブラピを見る映画。大好きなスティーブ・マックイーンが出てくるシーンはワクワク、大脱走のシーンにも萌える。チョイ役だけど爺さんになったアル・パチーノも見れてよかった。最後のドンチャンシーンはタランティー>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

この時期のアル・パチーノが見たくてDVD鑑賞。セント・オブ・ウーマンの2年前。やはりアル・パチーノはこの時期が良い。若かりし時のⅠ、マフィアとして脂が乗ったⅡ、そして哀愁のⅢ。マイケルの人間らしさを描>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.5

昔見たのを何故かまた見たくなりDVD鑑賞。アル・パチーノが見事に盲人役を演じる。元軍人らしい迫力、暗闇に生きる辛さ、時折チャーリーに見せる優しさ、本当に素晴らしい演技です。そして昔見た時も感動した大学>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

ジョジョ・ラビットからのサム・ロックウェルが見たくて鑑賞。スリー・ビルボードやジョジョより少し真っ当な役柄で、FBIにあらぬ疑いを掛けられたリチャードを弁護する少し出来の悪い弁護士を見事に演じています>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

ラストシーンが最高に好き。ナチスに傾倒していた少年ジョジョと、ユダヤ人少女エルサが見つめ合いながらDavid BowieのHero(ドイツ語版)に合わせて踊る、第二次大戦中のドイツを舞台にこの二人の交>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

世代が丁度どハマり。自分も辛い時、何か乗り越えたい時、何度となくブルース・スプリングスティーンの音楽に助けられてきた。80年代の雰囲気がすごくリアルに描かれてて、なんか恥ずかしいくらい。パキスタンの移>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

美しい映画。ワンシーン、ワンシーンのカットがほんと美しいし、4姉妹の戯れがまた美しい、登場人物の気持ちが美しいし、彩る音楽がまた美しい。監督グレダ・ガーウィグの才能を感じる。エンディングに向かう時間の>>続きを読む

ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.7

4年前にプライベートでこの映画の舞台、バラナシに行った時の思い出が蘇る。ガンジス川の不思議な魅力。インドの、インド人の、不思議な魅力がうまく描かれている。ほんと不思議だ、インドって。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.5

久しぶりの潜水艦映画で単純に楽しかった。細部は突っ込みどころ満載だけど、まあいっか、という感じ。期待していたゲイリー・オールドマンが大したことなくて残念でした。

パターソン(2016年製作の映画)

4.2

娘につられて何気なく見始めた。ゆったり、しっとり流れる時間の感じが、30年以上前に見たジム・ジャームッシュの映画みたいでいいなぁ〜と思ったらジム・ジャームッシュだった。ストレンジャー・ザン・パラダイス>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

ダニエル・デイ=ルイス、ビッキー・クリープス、レスリー・マンビル、3人の演技がいずれも見事。静かな映画なのに徐々に引き込まれていく。最後はなんとも言いがたい狂気の世界に流れていく展開は一種のサスペンス>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.9

WOWOWのアカデミー賞作品放送で視聴。上映当時も少し遅れてみた気がするけど、砂漠の景色以外全く覚えておらず、新鮮に見れました。不倫映画が苦手な私ですが、映像、音楽がホント美しく、記憶していたよりも、>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.0

原作は読んでないけどいい話なのに、いいキャストなのに、映画としてはイマイチ物足りなかった。脚本とか、音楽とか、もっとこだわって追求したら、いい映画にできると思うんだけどな。ストーリー展開は樹木希林、松>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

初めて見たときはなんてくら〜い映画なんだろうと思い、あまり感ずるものがなかったのですが、グリーンブックを観て、マハーシャラ・アリが気になり、もう一度見てみました。いや〜、いい映画だ、としみじみ思いまし>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

元々クルマ好きだったエンジニアの私が少し期待しすぎたようです。良い映画でしたよ。でもレースのシーンコクピットの様子、世界最高峰のレースで勝つためのクルマを開発するまでの過程からはあまり現実味を感じとる>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

上映当時、気になりながら見れなくてWOWOWの放送で鑑賞。メイクアップが話題に上がる映画ですが、ゲイリー・オールドマンの鬼気迫る演技に脱帽。周りの多くから非難される中での苦悩、そこから改めて奮い立って>>続きを読む

アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール(2018年製作の映画)

3.5

トスカーナの美しい風景、ボチェッリの仕上がった力強い声が感動的でした。ただ、話の展開が唐突なのと、周囲の人物含めてどう見てもイタリアなのに無理に英語で展開するシナリオにすごく無理を感じました。普通のイ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

この映画は疲れている時や気分が沈んでいる時に観てはいけない。2週間前仕事で疲れてる時、ジョーカー観るか、Yesterday観るか迷って後者に。正解だった。今週は元気取り戻してジョーカーに。映画としては>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ダニー・ボイルの映画は、なんかあったかい気持ちになるから大好き。加えて大好きなビートルズのナンバーが重なるこの作品には期待してたけど、それ以上だった。ストーリーは予想がつく展開だけど、随所でクスッとく>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

ミュージカル映画は苦手なのですが、これはよかった。サウンド・オブ・ミュージックぶりかな。全体に軽快な展開が心地いいし、さわやか。いろんな機会で何度か見ましたが飽きることなく楽しめました。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種差別映画にありがちなおもくらーい雰囲気がないのがよかった。随所にクスッとくるシーンが散りばめられていてこの映画の雰囲気を作っていた。ラストはちょっとありきたりな感じ。もう少しやり方があるのでは…と>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.6

大好きな映画!クイズショーと絡ませながら表現されるインド社会の闇、そこから少年の強い意志、少女を思う気持ちがすごーくよく表現されていて何度も観ました。ラストの集団インドダンスもいいですよ。

運び屋(2018年製作の映画)

3.2

イーストウッドによる、イーストウッドの映画。ジイさん役の映画はどれも同じキャラになる点は目をつぶりましょう。いいアジは十分出てました。これだけのキャストが集められるのもイーストウッドならではかな。皆さ>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

デヴ・パテルはいい俳優だなと改めて思う。凄惨なインド社会で育った過去を引きずる暗さの中に、故郷を追い求める強い気持ちをうまく表現していた。ルーニー・マーラのチョイ役はもったいない。ラストは涙が止まりま>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

ウッディ・アレン映画とは思えない、まともないい映画でした。パリの雰囲気も良かったし、過去の巨匠たちとの出会いも上手く描かれていました。もう一度観たいと思える作品です。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.8

当時劇場で観ました。確かに脚本はよくできてると思ったけど、感情移入ゼロ。あまり来るものなく、終わった感じでした。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

クイーン世代にはたまらない。ライブエイドのライブシーンは何回見ても鳥肌が立つ。フレディはもう少しゴツくないと感じが出ないかな。

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.5

心ほのぼの。犬好きにはたまらない作品。ワンダフル・ライフも良かったけど、ジャーニーも期待を裏切らない心温まる映画でした。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

凄まじい映画。テロリストと対峙するのはヒーローでもなんでもないホテルのスタッフ。皆家族があり、愛する人がいる。そして少年テロリスト側にも愛する家族がある。現代社会の理不尽さ。心に刺さるものあり。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.3

樹木希林の味のある演技が良かった。リリー・フランキーも是枝作品には欠かせませんね。

アルゴ(2012年製作の映画)

4.5

今のアメリカとイランの危うい関係を考えながら見るとよい。ラストの手に汗握る展開は他の映画でなかなか味わったことのない感じですごい。

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