winさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.7

今の閉塞感から解放されたくて鑑賞。バカリズムさんの独特なんだけどすごく親近感がわく脚本とアニメを実写にしたかのような世界観に大満足。ただただ笑っていいのだ!

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.8

ここまで生理的に気分悪くなる作品ははじめて。ドキュメンタリー作品だからなおさらだし独り言でもいいからこの不快感を吐き出さずにはいられない。
吐き気がするのに人間の欲の最たる一面に目をつぶれない。弱い者
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ターコイズの空の下で(2019年製作の映画)

3.6

ロードムービーの舞台がモンゴルとは興味ひく。奇抜なオープニングだったけど『なるほど』と『?』が混在してる。映画を見ている私たちには言葉は通じているけど主人公2人は言葉が通じず、分かり合えたような分かり>>続きを読む

プロジェクトV(2020年製作の映画)

3.6

ジャッキーチェン此処にあり!撮影こそハイテク感やハリウッド並のダイナミックさてんこ盛りだけど、アクションの要所にテッパンなリアクションが嬉しい。動物あり&陸海空舞台にジャッキー此処にあり❗️

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.7

憎たらしいくらいに正統派の格好良さが大胆にパッケージされたかのような作品。いやらしくなく格好良くて、スクリーンの中のそれは最高にかっこいい。
だから何?なんて野望な問いには応えません(笑)

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

何もかもが衝撃的!畏敬の念も含めて大拍手!なんか『素晴らしい』という賞賛だけでは足りない鑑賞後の幸福感。この作品と出会えて感謝すらする。スゴイなぁ。そして面白いしカッコいい。ある意味日本人らしくでもス>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

あの映像の音楽のファッションのカッコ良さがカッコ悪い主人公とぽっちゃり彼女をめちゃくちゃマッチさせて、なんかカッコイイ。

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.9

エメラルドのような透明感のある瞳が時に聖なる者にも生々しくも見える。ナイフのようなスリル感と行き場のない悲しみを抱えた刹那的な絶望感。見る者によって安らぎにも冷たさにも見える聖なる者。
衝撃的なラスト
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.3

久々に震えた。満を持しての公開と分かっていてもなお凄い。超アクションのクオリティ高く邦画ならではの剣さばきは凄まじい。佐藤健くんの代名詞とも言えるし他ではイメージできないほどに抜刀斎だ。縁役の新田くん>>続きを読む

息子のまなざし(2002年製作の映画)

3.9

映画が終わるその瞬間まで主人公の目線というかスクリーン内の世界に飛び込んでしまったかのような不安な感覚に囚われた。目の前にいるのは息子を殺した相手。怒りと悲しみ。否、赦し。複雑なでも目を逸らせないそん>>続きを読む

私は確信する(2018年製作の映画)

3.7

裁判が舞台だがノラの存在というか執念がすごい。当事者よりすごい。主人公が一番裁判においては普通なら主人公にならない知人という事がエンタメになっている。刑事でも検察側でも弁護士でも家族でもない。それが凄>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

純血ホラー作品のクオリティは高く、度肝を抜かれた。反して入れ替わった後の殺人鬼役のヴィンスが最高!キスしたくなる(笑)男女の入替り以上の設定だけに振り切った感がプロだ!

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

1年越しの公開というだけあって世間の期待度は半端ないことだろうと。公開初日からすごい人❗️作品は不動のいや王道の仕上がりにハリウッド級のダイナミックさ。赤井家総出演はすごい(笑)個人的には由美タンが最>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.7

あらすじ通りなんだかんだで面白い(笑)いろいろ言わずに観てよ、と。監督御三方の日常なんだけどやっぱり映画です、って感じが好きだし豪華なキャストに舌を巻く。ピエール瀧さん、おかえりなさい!

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.0

真実であるが故に最後まで蟠る神の存在。憎悪が愛と闘う式に答えはないのか。テロリストにお金を渡せば助かるという構図はやり切れないが命をお金で換算するという考えを生み出したのもやはり人間か。退屈な日常こそ>>続きを読む

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.9

すごくいい。私も田舎育ちだからかも。人の営みの当たり前がこの叔父さんの人柄のように優しくて好き。ラストがまたいい。周りがどう思うか別だけど彼女が選んだ道。それがすべてな気がした。

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.8

大杉漣さんの微笑みを見る度に微笑み返して共に涙が出る。オジサン連中が愛おしくカッコいい。和むし役所広司さんがさらに好きになった。ありがとうって見終わってから拍手。
有村架純ちゃんがいい感じだ(笑)

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

門脇麦と水原希子のキャスティングにグッときたし地方出身のいらないプライドも憧れも土台違う世界感も、総じて不条理ともいうのだろう。すべてが『でもさ』なカラッと感に救われる。格好悪くても格好つけたっていい>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

主演のチャドウィッグが私には正義感の塊にしかみえない。良い意味の王道だけど彼のまっすぐな感じとハリウッド級の銃撃戦は映画世界では満足で有り余る。無くしたく無い俳優さんだったのに。

声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.6

厳しい社会背景がベースにあるけれどクスッと笑ってしまうユーモラスが優しい。古き良きハリウッド作品にノスタルジーを感じつつ、一緒に時間を過ごしてきた夫婦のやっぱり良かった感が和みます。

第三の男(1949年製作の映画)

3.9

生み出された時代を想像することしかできないが、多用なカット割りや白黒の陰影を巧みに使ったカッコ良さ。今となってはだが荒廃と煌びやかさが混じるウィーンの街並みもサスペンス感を支えている。精悍な顔立ちの俳>>続きを読む

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.7

ここは日本?ド派手アクションとど迫力の爆破シーンに邦画枠なんか軽々と飛び越えてしまったかの連続に目ん玉見開き状態。ドラマから観ていた作品だけど坂口健太郎くんの透明感ある逞しさが見応えあり感に通じてる。

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.8

やっぱりワクワクドキドキする。スクリーンで観る新世界はまさにゲーム世界。ミラジョコビッチの持つ造型的美しさが際立つ!エイリアン並みの気持ち悪さもバッチリ。楽しかった。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

鑑賞後、今この作品と出会えて良かったと思えた作品。主演フランシスの醸し出す雰囲気が開始早々から私をこれから始まるノマドの世界に引き込む。出会っていく人々との会話のひとつひとつが胸にストンと落ちてくる。

二人ノ世界(2017年製作の映画)

4.0

天井を見つめる眼差し。鏡を見つめる瞳。二人の世界を覗き見しているようにも感じてしまった。誰かの支えがあって皆んな生きている。どんな状況であっも誰であっても皆んな同じ。支えあって生きている。

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.7

やっぱり人魚作品🧜‍♀️はこうでなくちゃ。パリの美しさと独特な暗さと古さと新しさが美術作品、マジックのような世界がそこにある。カッコいいしキュートだしインパクトあるし。ショーみたい。

靴ひも(2018年製作の映画)

3.8

イスラエル作品!未知の国だけど親子愛の大きさに終始包まれた。不器用な父親は最大限頑張って生きる姿が障害があっても頑張って生きついる息子と支え合う感じがたまらなく愛おしい。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

さすが大泉洋!騙して騙して騙しての小気味良いテンポで一気見だ。感情を出さない=何を考えているか分からないからこそ、感情が出た瞬間の衝撃が面白い。

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

3.8

富春江に住む神様が傍らに住むある家族を優しく見守りみつめているかのよう。山と河、中国という広大な地の象徴でもあり変わらない原点。知らないのに何故か懐かしくなった。荘厳だ。

劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.7

日本版ブラピとアンジーに匹敵するカッコ良さはさすが!とりわけアクションシーンはスタイリッシュ‼️物語の展開は王道かもしれないけど丁寧に付箋が散りばめられていてちゃんと楽しいし続編も期待しちゃう

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.8

最高のドタバタコンビ‼️楽しみにしてました!ニューヨークを舞台に実写の中に登場する彼らの騒っぷりはサイコー(笑)昔からやられっぱなしのトムが可愛くて仕方ない。ある意味やりたい放題って見ていて気持ちいい>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.8

すごく良かった。普通って何?いつも普通なことを探ったりしてるけど普通じゃなきゃダメな訳じゃないよね。ありがとう。成田凌くんの笑い方がとっても良かった。自分の物差しも人の物差しも違って当たり前。違いがあ>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.9

移民という社会テーマをズシンと地に足をつけてみつめているかのように感じた。作物を育てるようにじっくりじんわりと。自分たちの身の回りに起きるかもしれない日常がそこにあった気がした。

甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.8

同年代独身女性そしてお酒とくれば観ない理由がみつからない。日記を書くように物語が進み、ちょっぴりドキドキしながらでも優しくじんわり愛らしく日常があって映画が終わってもこのままであって欲しいと願わずにい>>続きを読む

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.8

エンターテイメント万歳!久しぶりに興奮した。そしてどうしても三浦春馬の存在に現実とスクリーン上の彼がダブついて悲しさと悔しさとが入り混じって涙が出てしまった。

天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.6

ミニシアターならではの作品。いわゆるエンタメジャンルとは異なるまさに映画。皮肉めいたところと滑稽でスタイリッシュで優雅だ。日本人が紛れていた事がなんだかむず痒くちょっぴり嬉しかった。