早坂さんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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ヴェノム(2018年製作の映画)

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寄生獣を彷彿とさせるバディドラマ。面白かった。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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物語が進むにつれキャラクターの立場や様相が変わっていき、見ている側も感情移入する対象が変わっていく。
女性を男性の所有物として描いていないところに好感が持てた。

ジョーカー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分を攻撃してきた男たちへの恐怖と怒りで衝動的に行った射殺が民衆によって勝手に政治的な意味をもたらされ、シンボルとして利用されたところが滑稽でやけに現実味を帯びていた。
ジョーカーが(意図せず)人々を
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

村山良樹のモラトリアムは終わったけど仲間との青春はまだまだ続くぜ!

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポスターの煽り文からコメディを期待したが想像していた作風ではなかった。
ただ随所にユーモアはあったので重過ぎはしなかった。

原始的で理知的な暮らしをしているように見える一家だが、ひとたび社会に出れば
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私は『人間失格』という小説が好きだが太宰という人間は嫌いだ。
だから口の悪いレビューになることをご承知いただきたい。

彼と三人の女性をめぐる色恋のなんと浅はかで見苦しいこと。
どいつもこいつも色恋に
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロレンソ・フェロの素質を世に知らしめるために作られた映画だと言っても過言ではない。
軽快で悪びれず美しい悪魔のような主人公だが、皮肉にも原題は『El Angel』
彼の無頓着な魂を収める器が美しいばか
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『無いものを求める』ことの辛さが主人公と彼の父に共通していたように思う。

主人公はずっと『不在の父』の英雄譚に苦しめられてきた。
心に深く父が根付き、しかしそれが正しい父の捉え方なのか答え合わせがで
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