木下さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

木下

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氷の接吻(1999年製作の映画)

2.0

諜報員がターゲットの殺人女に惹かれ、付きまとう映画
物語が理解しづらい

目撃(1997年製作の映画)

4.5

幼少期に見た頃は地味で退屈な映画の印象だったが、今見ると見事な脚本やきめ細やかな演出など圧倒されるものがある
それぞれのキャラの感情を描きながら、きちんと一つの物語が進んでいく
証拠のナイフやネックレ
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チェンジング・レーン(2002年製作の映画)

4.0

異なる裁判に向かう男2人が高速の車線変更で接触事故を起こす。
お互いに不幸になったことで恨みをぶつけ合う。
地獄のような展開を俳優たちが名演。
男2人のいざこざから、本質的な問題解決へチェンジングレー
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.6

どんちゃん騒ぎで誤魔化してるが、腹落ちしないストーリー展開と人間の感情、意外と複雑で取っ付きにくい設定でのめり込めない

クローズアップのショットは良かった

茶飲友達(2022年製作の映画)

2.7

題材はいいが話がまとまっていない
それぞれのキャラを描こうとしているが物足りない印象

ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

4.0

スピード感のあるショットとじっくり見せるショットの絡み合い、
回想ナレーションと見せかけてセリフ、
などビジュアルもきちんと整理されながら人間ドラマとして強いものを感じた
特に主人公の複雑な背景をうま
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

4.0

シンプルで洗練された印象の作品
重いテーマながらもライトな印象を程よく取り入れ娯楽映画として気持ちのいい作品

狼よさらばやブレイブワンといった大切なものを失ったものによる自警を丁寧に描けている

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

悪評名高い一本
ただ思ってたより見れたもの
ストイックで考察系、意味深系ホラーばかり見ていたせいか緩く見れて助かった
ホラー描写はYouTuberレベルだが、人間ドラマの組み方、それぞれのキャラの思考
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

日本で作るとショボくなる心霊ドキュメンタリーをしっかり、リッチに作っていて好感が持てる
一方、前半中盤の徐々に様子がおかしくなる姿が流石に長くて飽きる
後半はいい展開を作れてたのでもう少し早めだと助か
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.4

1カットの強度だけでいったら黒沢清史上最高かもしれない
ヒキ絵への執念やそれに伴う芝居やライティング
ハンマー殺戮シーンは見もの

ただ話の全体像は掴めず、眠気が襲う
いいセリフが多くハッとさせられる
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

物語として必要なステップはきちんと踏んでいるが、
丁寧な進行になりすぎていて驚きや感動が起きない。

映画の脚本と漫画の脚本の理論の違いがよくわかる。

主人公が犯人か…みたいなドキドキが一瞬あるがす
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オーディション(2000年製作の映画)

3.6

三池崇史って演出力あるのだな〜と感心する一本。
登場人物のセットアップや芝居に対しての適切なカメラポジション、
中盤までの映えにくい物語をきちんと映画として描けていた。

女性を好きになるきっかけを写
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

求心力のある作品だが、若干説明不足ゆえに盛り上がらなかった

会話シーンが緩く、退屈
物語の緊迫感がありそうだが、よくよく考えると大したことが起きていない
結局は写真撮る映画

UFOが人を食べる動物
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

4.0

午後のロードショーで見るのにちょうどいい、コンパクトながらもきちんと面白い力作

ロケーションが少ないながらも演出力で飽きずに見ていられる

ヴェスクレイブンらしい、ぬるい雰囲気から徐々に悪人になりヤ
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.8

午後ロー編集でやや突飛な展開だったが、2回目鑑賞でもそこそこ楽しめた

常にアクションが巻き起こり、振り回される展開が楽しい
アクションだらけで飽きそうなところを常にロケーションやシチュエーションが変
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モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

4.5

B級モンスター映画と見せかけて、男女の恋愛を描くロードムービーになっている

手持ちのドキュメンタリースタイルで危険地帯の緊迫感と恋愛を上手く切り取っている

旅する男女は喧嘩しがち

低予算を上手く
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インベージョン(2007年製作の映画)

1.5

宇宙人に徐々にウィルス感染されていることに気付いた女性が免疫を持った息子を救出しようとする話

徐々に侵略される様があまりに地味で緊張感が出ない&撮影が無個性すぎて惹かれない
芝居もメインキャスト以外
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

設定は特殊だが描き方はシンプルで、その分役者が光り輝く映画。
役者の魅力が満ち満ちていて、ある種の迫力のようなものを持っていた。
一方、ドラマ部分は意外とヌルっとしていて、教師との関係や恋仲との関係が
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

物語のセットアップが長く、退屈になりそうなところをなぜか飽きずに見れる。
ある種のロードムービーなのだが、意味ありげな会話などで雰囲気を出すわけでもなく、場面場面を過剰に描くわけでもなく、真摯にカメラ
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キラーコンドーム ディレクターズカット完全版(2023年製作の映画)

3.9

ハードボイルド、ゲイ、コンドームの存在を僕に教えてくれた映画
行き切った設定に山盛りのボケ、意外と的確なカメラワーク、など魅力的な作品
キャラの設定や行動、セリフも一貫していて、ゲイの愛物語として機能
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インナースペース(1987年製作の映画)

3.8

ミクロ実験で小さくなった陽キャが陰キャの中に入る設定を活かしたコントが見事
主人公がきちんと成長して終わり、期待感を持たせるのも清々しい

コン・エアー(1997年製作の映画)

4.4

多すぎる展開に強制的に視線を釘付けにさせられる。
展開の数はもちろん、各キャラの動きや設定、アクションなど詰め込みすぎでは?と思えるが、軸がしっかりしているので目的を見失わず、シンプルに見れる。

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

4.3

きちんと人間の感情と関係を描いたドラマ、シナリオでありつつも、映画としてのルックやトーンも研ぎ澄まされていてクオリティの高い一本
キャラクターの整理の仕方やバックグラウンドもきちんと描けていた
ヒーロ
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ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

4.2

ケネディの暗殺を止められなかった過去をもつ主人公の設定が、合成映像と芝居で伝えられ、その妙なリアリティに惹きつけられた。

そのトラウマはきちんと描きつつ、魅力的な悪役との電話シーンが緊迫感を産む
2
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亡霊学級(1996年製作の映画)

2.1

ホラー演出、人間ドラマ、共に中途半端
改めてシナリオを組み立てて感情を見せるというのが苦手な人だなと再確認

パワーレンジャー(1995年製作の映画)

2.8

思ってた以上に子供向け
特撮魂を良くも悪くも引き継いでいて、単調なセリフありきたりな展開、しょぽいCGとアクション

アライバル-侵略者-(1996年製作の映画)

3.2

宇宙人の存在を立証しようとするうちに地球内に宇宙人が潜伏していることに気づく科学者の映画
地味な内容や絵だが、主人公の混乱やコミカルさが好印象で退屈せずに見れた
人間に変化するエイリアンや逆膝に曲がる
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

大人社会に揉まれ、家族に向き合わなくなったクリストファーロビンを描く企画が現代的でいい
一方、あまりにも説教臭く、企画の割には子供にもわかりやすい設計にしすぎている印象
プーの台詞回しがあまりにくどく
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LOFT 完全なる嘘(トリック)(2010年製作の映画)

3.0

どんでん返し系映画
面白そうに見せているが話を複雑化することにいっぱいいっぱいでシーンやショット単位の面白さがない
基本的に5人の男の浮気部屋がきっかけで人殺しに発展するが、途中からどうでもいいという
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わびしゃび(1988年製作の映画)

3.2

退屈な時間が多いが、撮影者の感情や好きな後輩への愛情がだだ漏れで、いい意味でクレイジーな一本