木下さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

木下

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わびしゃび(1988年製作の映画)

3.2

退屈な時間が多いが、撮影者の感情や好きな後輩への愛情がだだ漏れで、いい意味でクレイジーな一本

クルシメさん(1998年製作の映画)

1.4

クレイジーなキャラや女性の描き方は悪くないが、非常に見づらく置いてかれる

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

4.0

宇宙戦争のやなとこだけを抜き取ったようなシーンの連続に引き込まれた。
地球が滅びるとなった時に暴走する人間を、あくまで主人公一家の視点でのみ展開して、緊迫感がすごい。
意外と地球滅亡ものでここまでメイ
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第三の選択/UFOと米ソ宇宙開発の陰謀!人類火星移送計画が極秘裡にすすめられている!?(1977年製作の映画)

2.5

火星移住の陰謀論を題材にしたモキュメンタリー
一部字幕と吹き替えが混じりあったり、NHKで見るようなサイエンスドキュメンタリー感がリアルでいい
一方、お話としてはあまりにシンプルで実際30分ほどでまと
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

3.2

カメラ内の人の動かし方、カメラの置く位置などちょうどいいラインを常に攻めてて心地よい
キャラや芝居の良さも相まってか全体的に見ていられる
しかし、腑に落ちなかったり、疑問点が多く、すっきりとしない

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

警察官の父親を犯罪者に殺された息子が警察となり、犯罪者をよく射殺する刑事になる。
ある日、警察の汚職に気付き、その手がかりを掴んだ犯罪者を追う羽目になる。
キャラや題材はいいが、アクションシーン以外が
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.4

やや連続ドラマ的なダラダラとした展開と想像がつく前半で集中力が無くなる
良くも悪くもまるで漫画を見てるかのような展開や設定、キャラクター
劣化版ハンナといった印象
後半、主人公が悪の組織を騙していたと
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クロッシング(2009年製作の映画)

2.5

絡み合いそうな3組の話が絶妙に絡み合わず、3パートに分ける意味を感じなかった

それぞれの話も大して面白くなく、感情や状況の説明をセリフに依存しすぎて萎える

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.6

誘拐事件を誘拐犯側から描くものの、ラストまで誘拐シーンを明かさない引っ張りが見事
誘拐犯のキャラクターや誘拐をする上で何度も失敗をする姿がコミカルで面白い
主人公との出会いのシーンやコーヒーを飲むシー
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彼女はひとり(2018年製作の映画)

1.5

登場人物に裏があるが、一方でそれが上手く機能しているのか、理解し難いストーリーテリングになっている
その流れで写真を広めるのか?とラストに興醒め
後半まで謎を引っ張るのはいいが、それだけでは求心力が足
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.5

なっげぇ
無駄にカットが長い
話も曖昧なまま
もう三展開くらい作れた

音楽や撮影はナイス

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.2

骨太ホラーと見せかけて緩いキャラやハイテンション祈祷師などコメディも随所に入っていて不思議な感覚に陥る
監督らしい物語がどうなるかわからないジェットコースター感が気持ち悪くも心地いい
撮影や音楽、芝居
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THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年製作の映画)

3.0

実録の怪奇映像とフィクションを混ぜる構成は説得力があり、ドキドキさせられた
どうしても話の盛り上がりやテクニカルなことはできず、面白いとは言い難い
画面分割や役名を出し、再現感を出すのは面白いが、途中
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

シリーズ通してテンポがゆったりで飽きる印象
副題と違って裁判に重きが置かれていないが、遠隔霊媒バトルや死体を探す展開、物語の構成の仕方、省略の見せ方など面白い
各シーンの演出も派手すぎず好感が持てる
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.8

平凡な夫婦が幸せな生活を望み、地獄のような展開に陥る脚本が見事。
さらにその地獄を加速させる演出が素晴らしい。
幽霊に物理攻撃したり、霊媒師との会話、娘が死んだシーンの雷雨、良いシーンが多すぎる。
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.2

語りで終始怖がらせ、物語を進行させるという反映画的な思想で作られた挑戦的な作品にドキドキしたものの、やはりクライマックスや全体的な映像に物足りなさを感じる
最後のぶん投げ感が勿体無いのと理解できない部
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.4

大切な人との別れや震災に対して真摯に向き合ったドラマ
配役や音楽、絵の美しさに惹かれる
四月の永い夢同様、最終的に答えを導けてなかったり、問いが難しすぎるあまり解が上手く出せてない、出さない作品になっ
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ヒットマン・ロイヤー(2023年製作の映画)

1.5

主人公のキャラが薄っぺらい
自分の中に殺し屋の血が流れていることに対しての葛藤や、自分がヤクザ以上に暴力行為をしていることへの自問など、深掘れる部分はたくさんあるのにただ低い声を出してるだけで生きてる
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邪願霊(1988年製作の映画)

4.2

見たことのないタイプのモキュメンタリー映像で感動した
この時代の映像にテレビのドキュメンタリーの体でホラーを作ってる作品を記憶がないので衝撃的だった

ホラー的ではない始まりから徐々に不穏になっていき
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.5

殺し屋の日常を描きつつも、アクションシーンや抗争以上に、子供のいたずらで依頼を遂行してしまったり、殺し屋同士の仲が悪くなったり、過労でストレスが溜まったり、
奇妙な視点で笑いを生み出していた

一方ア
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ほんとうに映した!妖怪カメラ(2015年製作の映画)

4.5

ホラーモキュメンタリーと見せかけて、ダメな漫画家と映画監督が小旅行をするコメディ
完全に不意を突かれ、ずっと笑っていた
金のことばかりで妖怪を撮らずに下手な食レポや妖怪の偽造を行う漫画家のキャラクター
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

殺し屋アクションと緩い日常のギャップがいい
中毒性のある会話劇やコメディセンスに引き込まれる
意外と脚本が上手く、魅力的なキャラクターがそれぞれの機能をきちんと果たしている
前半の構成をバラバラにした
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.3

人間の悪意を嗅ぎ取れる能力の女性が活躍する映画と見せかけて、実はトロールだったという展開が面白い
醜いのではなく、人間ではない、と分かってから解放される女性や、それでもなお善意を持ち続ける姿勢、人間に
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コレクター(1997年製作の映画)

3.3

女性を誘拐し、コレクションするというキャラ設定の不気味さがいい
一方、犯人を追い詰める手順が曖昧だったり、真犯人がどうでもいい人物だったり乗り切れない
設定やセリフはいい
アシュレイジャッドが泣きなが
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.5

前作以上に激しいアクションや展開で見応えがある。
ただ相変わらずストーリーが上手く入ってこず、雰囲気を優先してしまっている印象
主人公の目的や登場人物らの感情の変化が曖昧で乗り切れない
カルテルの抗争
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

ヒロインの視点で見るメキシコの惨状が生々しく引き込まれる
撮影や編集、音楽のクオリティは高いものの、ストーリーがややわかりにくく乗りにくい
無駄なシーンやカットがあるような印象

ラストのヒロインと傭
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.3

愛のない両親
だけでなく、祖母や浮気相手の娘など
様々な愛のない家族が描写され、心が痛くなる

本筋の息子の失踪を通して、どこにでもある人間関係の希薄さを見事に描いている

一方で無駄に感じるカットや
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

ホラー映画というよりも人間ドラマに重きを置いている印象。
がゆえにストイックな作風に感じる。
何もいない空間をじっくり見せることで、存在を想像させるストイックな演出がうまい。
が一方で長く飽きる印象。
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

4.8

ありきたりなストーリーにポエムのようなセリフやモノローグの応酬。
しかし、絵の美しさ、人の美しさが素晴らしく描写されており、有無を言わさぬ力を見せつけられた。
少ない要素で構成された傑作に膝の震えが止
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ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

2.8

これまでの展開は全て主人公の幻覚でした系の映画が面白くなるわけがない
プリデスティネーション、アイデンティティなどと似た類の終わり方で満足感が低い
演出はうまく、妄想シーンの見せ方や、ヒロインをレイプ
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陪審員(1996年製作の映画)

4.5

マフィアの大物を無罪にするために、シングルマザーを脅迫する映画。
脅迫者が主人公を脅すことから恋に発展し、主人公が徐々に優秀になっていく様が面白い。
最後にはその主人公に逆襲されるという、知力あふれる
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.0

どんでん返しの連続で飽きさせない
撮影・照明が上手
脚本も抜かりなく、隙がない

ただあまりにも優等生というか…
面白いけどさ…

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

2.5

バーナバスとミッションを行い、裏切られ、最後に復讐するクライマックスはいいが、それ以前のシーンがあまりに退屈でしんどい

アメリカンジョークが刺さらないのもあるが、主人公たちの出版の件も効果が薄い印象
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0

学生映画のような勢いと意味のないアングルや編集に眠気を誘われる

ずっと総集編を見せられてるかのような物語の薄っぺらさで集中できない

悪の組織が具体的に何してるのか、主人公の目的が何かよくわからない
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