木下さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

木下

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DOOR II TOKYO DIARY(1991年製作の映画)

3.0

インパクトのあるシーンが多く見応えがある
前作に比べ音楽やアングルも良くなっている

インパクトのあるシーンが撮れているが、各々の繋がりや主人公への影響がなく、無駄なシーンを多く感じる

ただ、モノロ
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.0

シンプルな設定で登場人物に真摯に寄り添う良作

時間をじっくりかけ、終わらせ方も無理をしない作りに作者の誠実さと余裕を感じる

しかし流石に展開が少なすぎる印象と、主人公の心の変化が腹落ちしないかった

DOOR(1988年製作の映画)

2.5

ストーリーや設定は悪くないが長くダラダラとした印象。
ラストの攻防は天井からの長回しが悪くないがアクションの嘘臭さが目立つ。
シャイニング風のシーンは恐ろしくていい。
音楽がダサい。

主人公のストー
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

5.0

もうなんか異常に面白い

ボケが全部クリティカルヒット

ローマ人から見た日本の風呂文化の豊かさを学ぶことができる

日本人がローマ人を演じる面白さや、ローマ人の脇役が再現ドラマのような吹き替えだった
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

3.0

男4人で居酒屋での会話シーンのつまらなさのディテールがすごくて好きだった

別れた理由を伝えられない男の末路が妙に親近感が湧いてしまう

全体的にいいシーンやセリフ、芝居が多いものの、物語としての一本
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Seventh Code(2013年製作の映画)

3.0

前半中盤が退屈で眠すぎる
旅する女性のドラマと見せかけて、後半でヒロイン映画に切り替わる展開は面白い
無駄にアクションがカッコいい
意外とハマってる前田敦子がいい
もう少し話の部分に面白さをプラスでき
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DOOR III(1996年製作の映画)

4.0

保険営業の女性社員が男の誘惑に囚われながら、恐怖体験をする物語が好みすぎた

妙なエロスと心霊ホラー、寄生虫SFが混ざり合い、そこに黒沢清のヨーロピアンな雰囲気がベストマッチ

cureほどの奇跡のよ
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.8

シンプルな物語ながらも後に引くような不気味さを持った作品。
警備員の異常な行為や、徐々にヒロインと警備員がいつ出会うのかドキドキするサスペンスが見事。

後半になるにつれ、陰影付きすぎな絵も良き。
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太陽(2016年製作の映画)

4.5

前半はシチュエーションの説明になってしまい、ややダレる印象があるものの、中盤以降は素晴らしいカットと芝居の連続で脳にガツンとくるシーンが多い。
最低限の音楽とカットでストイックな作風。
特に家の中の長
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.0

逃亡者、アイロボット、マイノリティリポートなどなど良質なSF映画で見たことあるような展開が多く、日本映画の限界を感じる1本。
画面に映るものが未来に見えず、美術セットも安く、現実感が薄い。
AIの画面
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聖地X(2021年製作の映画)

4.5

ホラーと見せかけて明らかにSFコメディ。
独特の設定や空気感に前川知大原作と知り納得。
役者の芝居をうまく引き出しており、多人数のシーンが多いがきちんと画面が整理されていて、混乱することがない。
それ
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

2.3

物語として必要な要素はきちんとありつつも、コメディシーンで都度展開が止まってしまうので退屈に感じてしまう

アニメーションとのコラボアクションは面白いがベースのドラマシーンは退屈なカット割や展開で引き
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

1.5

素人っぽい人たちを集めながらも1シーン1カットが多く、努力を感じる作品
一方、1カット内で起こる事象が地味がゆえに飽きやすい
市役所でのライブシーンや仲間割れ、クライマックスの店でのラップバトルは見応
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バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)

3.8

シンプルなアクション映画かと見せかけて、きちんと差別化ができている1本

撮影もノワールを感じるような彩度の低いグレーディング、カメラワークやレンズの選択にもセンスを感じる

ニコラスケイジの確かな演
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ホワイトアウト(2009年製作の映画)

4.0

ちょうどいい娯楽映画
定期的に見てしまう

撮影のよさ、音楽のよさ、
キャラ設定、シチュエーション、
サスペンス、ストーリー
全てがバランスよく面白い

特に絵で伏線を貼るのが見事で、
手術の縫い目や
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.2

ドラマはあっさり薄味だが、映像はコッテリ濃厚
娯楽映画に全振りしてる潔さが気持ちいい
エメリッヒ映画インターステラーとゼログラビティを混ぜたような映画
随所にセンスのあるセリフが見られる
ドラマは薄味
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

インドで起きたテロ事件。
ホテル内に潜伏したテロリストから客を逃がそうとするホテルマンたちを描いた作品。

フィクションゆえ仕方ないがどうしても、ホテルマンが守ってる感が薄い
もう少し脚色してもいいよ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.5

正直見づらい構成や、説明的すぎるセリフ、長く変化の少ない歌唱シーンなど、引っかかる点は多い。
が、それ以上に作者の想いが強く乗っていて、きちんと心に刺さる作品になっている。

中途半端によくできた娯楽
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

2.8

コメディ会話シーンは退屈
ところどころビジュアル的に笑えるシーンはある
赤ん坊がピタゴラスイッチ的に悪女を倒すシーンは面白い

正体を多用した特徴的なアングルや音楽の使い方は魅力的

サボテンと海底(2023年製作の映画)

3.0

題材の面白さと演出の面白さが両立していた
撮影現場あるある、売れない俳優あるあるはきちんと面白くできている
一方学生映画の部分はリアリティから離れ、ややオーバーな印象
メタ的ラストの物語放棄感は残念

ラ・マヒ(2023年製作の映画)

1.5

制作にロボットが入ってこのクオリティになるのはすごい…
腹落ちしない展開やキャラクター
主人公の性格的な問題が解決されない物語
タイトルも主人公側に寄り添ったものにすべき

うつぶせのまま踊りたい(2023年製作の映画)

1.0

学生映画のようなポエムのような会話がクソ
岩井俊二や山戸結希みたいな雰囲気だけで内容は全くない
美術や撮影など監督の演出以外は全ていいだけに、監督の能力の低さが際立つ一本
監督って大事だなと気付かされ
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デブリーズ(2023年製作の映画)

2.5

美術やキャラクターはいいが、展開が少なく、物語が止まってる無駄な時間が多い
帰る方法を探す、映画を撮る、という目標を持つまでが長い
結局帰る物語にならないんかい!という物足りなさを感じる
映画を作れた
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

2.8

コミカルな演出や美術が目を引く。
やや説明不足な展開が多い。
フェスターがパーティを楽しむ姿が楽しい。
子供向けすぎる印象も

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

いい意味で自主制作ノリがあっていいが、あまり落ちぶれ俳優の気持ちを理解できず、楽しみ切れない

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

20230112
悪魔のいけにえを真似しても超えることはできないと教えてくれる映画
冒頭の退屈さ
家族が殺されるシーン既視感

スーパーでの緊張感のある殺害シーンや警察にキレて電話を切るシーンはいいが
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ニキータ(1990年製作の映画)

2.8

前半の悪人的主人公の描写はいいが、後半になるほど失速していく。
主人公が成長する様を描きつつも、あくまで表面的な描写で説得力に欠ける。
一方で省略的な編集や展開は魅力的だが、人物の感情を捉えにくいとい
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