14歳。あー痛い。これはわかるだけに痛かった。自分はこんな風に叫ぶことなんてできなかったなあ。
役所広司演じる三隅というキャラクターが難解すぎるせいかそれが気になっちゃって、司法をテーマにしているのはわかりながらも観終わった後がちょっとふわふわとしてしまった...。
若くても老いても同じように悩み、でもみんな全く違う。一緒にいると苛立つし、でも安らぐ。誰かのことを理解するのってほんと難しい。少しずつジワジワと人間の生っぽい部分を見せてくれる映画でした。良かった。
いわゆる「お互いが惹かれはじめる」感じの露骨な描写や表現はなく始まる。夏の穏やかな時の流れの中で交わされるささやかな会話、その言葉と言葉のあいだにスッと恋愛が自然に入ってくる、そんな印象だった。それく>>続きを読む
臨場感が半端じゃなかった。よくある映画みたいな過剰な演出が無いせいか、追い詰められる感じがズッシリ重たい。逃げられる気がしなかった。
しかし、どーやってこんな圧倒的な映像作るんだろう。
よく「何でもない日常」なんてフレーズがあるけど、本当は日常は何でも無くはない。謎めいたこととか、キッカケとか、不思議なこととか、そういうものに気付いていないだけで、日常には強烈に何かが潜んでいるはず。>>続きを読む
二階堂ふみってあんまり興味無かったけど、これを観てちょっと興味が出てきました。
あと、ソウルセットの曲が良かったな。
こんなにも自分を同化、投影して観てしまう映画もそう無い。映画を観るときはその作品の非日常的な世界に浸かりつつ観ることが多いけど、『永い言い訳』は寧ろくっきりとした現実を見せられているようで、自分に思い>>続きを読む
ジーナ・ローランズがカッコよくて美しくて強い。観ながらレオンっぽいなあと思って鑑賞後に調べたらやっぱ原型とか言われてるんですね。こんな風に美人でタバコ吸って銃をぶっ放す女性、世界のどこかにいるんだろう>>続きを読む
破天荒でブッとんだジイさんがその表面的な印象とは裏腹に、実は悲しみを抱えながら必死に生きている心優しい隣人で、、、というストーリーはありふれているものの、それを演じているのがビル・マーレイだから泣けた>>続きを読む
原作漫画は未読。
話がスピーディに進むなあという印象はあったものの、とても面白かった。こういう熱さって大事。何かを作る仕事をしてる人には、グッとくる部分がきっとあるはず。もう少し若い時に観たかったと思>>続きを読む
タイムトラベル系は好みなのでそういう意味では面白かったけど、、、展開や人物描写が雑だった感は否めない。それと、石田ゆり子が若くて美しすぎる、いい意味でも悪い意味でも。
とりあえず、まだ読んでいない原作>>続きを読む
なぜかこれまで通ってこなかったスター・ウォーズ。ついに、今さら、今だからこそ。理由は特に無いが、あわよくば最新作の劇場公開に間に合うように、、という淡い期待を抱きつつ全作観たいと思ってます。まずは、当>>続きを読む
久しぶりのコーエン兄弟作品。いつものように楽しませてくれるシリアスでファニーなストーリーの安定感、だけでなく本作ではもっと人間臭い、どうにもならない人生の美しくも荒々しい機微がしっとりと混ざっていた。>>続きを読む
夜の車中に流れる音楽が永遠に思えてしまうような感じとか。文学が拠り所になっている毎日とか。そのくせ、愛してるという台詞をサラっと言えちゃう向こう見ずなところとか。
そういうのがご無沙汰な大人を、ヒリヒ>>続きを読む
深夜食堂はドラマからずっと観てて、もう雰囲気からして大好き。オムニバス的な展開もそういう意味ではしっくりきて良かった。なかでも多部ちゃんメインのところがグッときた。そしてやっぱり思うことは、こんな飯屋>>続きを読む
切ない映画でした。トム・ハンクスの演技が素敵で見入っちゃいますね。特に社長さんと一緒に床のピアノの上でダンスするシーンは最高でした。