上海からフィンランドへやってきた父子と小さな田舎町の人々とのふれあいが沁みる。かなり緩い展開ではあるけれど、フィンランドの雄大な自然とゆったりと流れる時間が心地よい。そして上海の料理人だったというチェ>>続きを読む
娘役だった原節子が今作では母として娘を送る。
夫亡き後、職業婦人として働く母秋子。長く伸ばした爪はギラギラとマニキュアが塗られ美しく整えられている。艶かしい。
亡き夫の友人達は酒を飲み交わしては下世話>>続きを読む
建売住宅喜劇。
自在にオナラを操り敬われる子とか、ついミまで出て母親に叱られる子とかいきなり楽しい小津安二郎作品。平和。公開の数年前に「もう戦後ではない」と政府が経済白書にて発表してますしね。そんな頃>>続きを読む
原作ものなのでいつもの小津安二郎作品とは少し趣が違う感じ。古い慣習に準じて生きる姉を田中絹代が、自由奔放な妹を高峰秀子が演じ、対照的な2人の対比が面白い。姉思いの妹の言動は大胆でかわいいが姉はあくまで>>続きを読む
メジャーデビュー当時から聴いていたサニーデイ・サービスのドキュメンタリーとあらばそりゃ観ますよ。2000年の解散まではガッツリ聴いたし、ライブにも足を運んだ。解散後の曽我部のソロやソカバンには気持ちが>>続きを読む
鑑賞記録。
ずいぶん前にレンタルで観た。傍の我が子(保育園児)の戸惑いをビシバシ感じながら。
アニメ界の巨匠が思う様をぶつけた怪作 。2回観た。1回目寝てしまってそれでよくわからないのかと思ったもので。
2回観てもわからないのではあるけれど、わりとそういう感想も散見するのでもうそれでヨシとする>>続きを読む
シリーズ初の劇場鑑賞とくればスコアもちょっと上がるよね。予告で惜しげもなく、というかむしろ積極的に露出しまくった崖アクションのシーンには「よし!これを待ってた」みたいな気持ちになってしまって、してやら>>続きを読む
プルトニウムという危険物が割と簡単に奪い奪われ…。爆発したら描きようのない惨劇なので爆発はしないよな、というつまんない見方を気取ってみてもハラハラする。ヘリアクションからの崖っぷちアクション、力入るわ>>続きを読む
2度目の鑑賞。
ゴーストプロトコル同様観たことも忘れていた。OPアクションですぐ「観た!」とはなるんですけどね。
イルサ登場もまだ謎ポジション。
展開は二転三転、アクションに次ぐアクションと見応え十分>>続きを読む
2度目の鑑賞。
以前は1、2、3未鑑賞の状態で観たので何となく乗り切れず観たことも忘れていた。
レア・セドゥのクールな殺し屋っぷりがカッコいい。
ブルジュ・ハリファでの窓アクション、『スカイスクレイパ>>続きを読む
ジュリア登場はこの回だったのか。
ベンジーも登場。チームが揃ってきた。
中身トムのテイで動くフィリップ・シーモア・ホフマンがキビキビ動いてて流石。
ハト、スローモーション、二丁拳銃、これでもかとジョン・ウー。
「15分毎にアホっぽい笑顔」なんて敵方に言わせてるのね。
トム若いな。30ちょっとか。笑顔がギラギラしてる。あの有名な床スレスレに吊るされてるシーン、頭上ではあんなことになっていたのね。🐀
ルーサーはシリーズ1からの付き合いなのか。当然、ルーサーも若い。
ブ>>続きを読む
オーストラリアで起きた「スノータウン男女12人猟奇殺人事件」を映画化した社会派ドラマ
主犯格の男は強面ではないながら、えもいわれぬ恐怖を呼ぶ雰囲気を醸している。それが周囲を取り込んでいく様に説得力を>>続きを読む
虚栄心は貧困にも勝る。
時代の波にのまれ沈みゆく貴族の悲哀が、豪華絢爛な舞踏会の狭間に描かれる。
監督自身も貴族出身の城育ち。加えて完璧主義者ときたものだから、こだわり抜いた貴族の描写からはいけ好か>>続きを読む
ウェス・アンダーソンのファンタジーにノア・バームバックの毒気が程よく効いてて、何かよかったわぁ。声優勢も豪華。
その手は振り解かれ、梯子は外され、闇に埋もれてひっそりと生きていく彼女たちに怒りの表情は無い。今日を生きて明日につなぐ日々、自分が立っている場所の理不尽さに気付く時間などないとばかりに。
彼女たちの置>>続きを読む
改正入管法成立しましたね。ただでさえ難民受け入れに消極的な上に強制送還しやすくするシステムを作るとは。
この映画は強烈に訴えるというよりも事実を淡々と、最後は希望さえ持たせた描き方になっている。我々の>>続きを読む
ハリソン・フォードが80歳とは思えない程に動いて見える、そのカメラワークに感服。馬に帽子にムチとマストアイテムも続々登場。空を飛び水に飛び込みトゥクトゥクみたいな車でカーチェイスもあり。過去作と違って>>続きを読む
シリーズ3作から20年弱を経ての続編。
時代は進んで冷戦時代に。
一作目のマリオン登場とか何としてでもヘビは登場とかウジャウジャ(今作はアリ)とかすでにファン映画感あるけど、そこから更に新作公開とはや>>続きを読む
インディの過去が描かれるシークエンスには若き日のインディ役でリバー・フェニックス登場。初めて鞭を手に取るシーンには心躍る。父親役はショーン・コネリー。サイドカーに乗る姿がかわいい。お馴染み連続ピンチ場>>続きを読む
舞台は1935年の上海。乱痴気騒ぎのなか解毒剤とダイヤモンドを這いつくばってそれぞれを追うインディとケイト・キャプショー演じるウィリー。一作目同様オープニングから娯楽映画のワクワク感+明らかに足手纏い>>続きを読む
初めて観ました。超有名な娯楽作。
ノンストップアクション、フェドーラ帽、鞭、あと何やらウジャウジャ出てくることは既知。
考古学者だったとは!ハン・ソロみたいな無法者だと思ってた。敵方がナチスということ>>続きを読む
かなり久しぶりの再鑑賞。覚えていたのはシャワーのシーンのみ。バーナード・ハーマンの有名すぎる劇判にはオートマチックに身構えてしまう。当時は相当恐怖感を煽ったんだろうな。
ラストのサイコパス感が特にたま>>続きを読む
恋に落ちたりスパイになったり結婚したりテンポ良く進む。南米に逃れてなお恐ろしいナチスに慄く。
序盤にデブリンが風邪を引くよとスカーフをアリシアの腹に巻くシーンには笑ってしまった。しかも中盤でもう必要な>>続きを読む
出るわ出るわスパイダーマン。数の勝利。
主役とその周囲の面々はアニメとは思えない表情の深みがあって胸に響いた。同じ年頃の子供を持つ親ということもあって子を信じ見守ることについて考えてしまったな、日常レ>>続きを読む
前情報無しで観ました。
観た方はわかりますよね?街宣車が爆音であの音楽を鳴らしながら登場したときの驚きたるや。衣装とか暮らしぶりとか脚色があるんだろうけどかなり衝撃的であった。
2日間に凝縮された女性>>続きを読む
個人的にあの校長室での様子にはフラッシュバックする経験があって動揺してしまった。「私が話しているのは人間?」って言いたかったなー、その場で。学校出て「壁に向かって話してるみたいだった」と知人に呟くのが>>続きを読む
ブラック荻上直子にゾワゾワする居心地の悪さ。
時折り入る、このリズムは…パルマか。信仰宗教のダンスはきのこ舞踏団なのね。かわいい。うっかりその輪に入りたくなる。危ないね。映画は達者な演者が揃っていて危>>続きを読む
ビデオのなかの若い父に会いに行く。
あまりに説明ばかりの映画は好きじゃないけど、もう少し下さいとは思ったな。私の父との思い出が生ぬるいものばかりのせいか、なんだかボンヤリ観てしまって勿体ないことした>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「最後まで行く」リメイク元。
韓国警察の腐敗を描いた映画が多いからか様々なピンチをスルーできるところは無理がない感じに見えた。リメイク版の方は内部的な問題にできない分話しがややこしくなってたんだな。シ>>続きを読む
凄い。しつこさが凄い。主演の岡田くんもアクション含め頑張っていたが、綾野剛の血走った目が忘れられない。ピンチ度も綾野剛演じる監察官の方が高かった気もする。焼いたらお骨が2人分問題が途中気になってしょう>>続きを読む
孤高の主席指揮者の崇高な話かと思っていたら、昨今取り上げられることの多い様々な問題を絶妙に織り交ぜ、オカルトチックな場面もあり、ター自身もしまいに騒音おばさんみたいなことにまでなっちゃって。もう気持ち>>続きを読む